2010年5月8日

雑用の合間に、内川よりもさらに近い狩川で夕方2時間だけ竿を振る・・・。
内川の方が相性が良く、昔から狩川は好きでない川なのだが、一応ニジマスが2匹釣れたからヨシとしよう。
しかしながら、それにしても、コイ科外道のウグイの魚影が滅茶苦茶濃いようで釣れまくり、中でも9寸級の引きは中々のもの・・・。
ウグイは清流釣りとしての釣趣があるので、同じ外道よりも、超外道のクソバエよりかは、まだ歓迎対象かな、一応(^^;)



雑用の合間に急いで釣りの支度をして、自宅から10分の狩川中流域に夕方4時に到着・・・。
ちょうど小川口橋上手の、唐沢合流から餌師が上がるところなので聞いてみると、放流物のチビメは一応釣れたという。
入れ替わりに入川して開始するが、外道のウグイばかりが非常に元気で、ハヤのひとのしを連発。
7寸程度でも結構の引きを見せるし、9寸クラスだとヤマメの8寸級、ニジマスの7寸級と遜色ないくらいのファイト!!
残念なのは、トラウト類は白光りもしくは青光りするのに、コイ科外道は金光りなので、途中で外道と気付く次第(^^;)
ヤマメは出なかったものの、一応ニジマス2匹がそこそこの引きを見せてくれたのでヨシ。
日も暮れてきたので、渡場橋下手で納竿した・・・。

未だフライロッドを振っているフライマンも居たが、確かに5寸程度のサカナのライズは始まっていた。
しかし、それがヤマメなのかウグイなのか、それともクソバエなのかは全く分からない・・・。

狩川は、身近な存在なのにもかかわらず、何故か幼少時代から好きではない川であるため、近い割には、それほど釣りには行かない。
水質も市街区間は雑廃水流入の影響で良くないし、底石が玄武岩質で黒く、気味が悪いのだと思う。
そういう面では、西丹沢の沢でも、底意思が黒くてヌメヌメと滑りやすい岩が多い大棚沢も、気分が良い沢ではない点で一致している。

しかしながら、あまり好きではないものの、内川同様、気軽にトラウト類が釣れる川が身近に有るのは、本当に幸せだと思う。


<本日の成果>
狩川中流部 : ニジマス×2
※外道のウグイの猛攻。しかも8寸、9寸の良型多し・・・。


※本日の講評
GW期間中は晴天が続き、昨日7日(金)の雨による雨量も少なかったので、減水傾向に・・・。
民家が多い区間なので、水質は決して汚くはないものの、富栄養化が多少進んでいる影響か、主力魚種はコイ科のウグイ。
しかし、ウグイが濃いということは、一応は清流である証拠だから、悪いことではないと思います。
内川同様、身近なところで清流釣りが楽しめる環境は、素晴らしいと思います。



狩川の渓流釣りエリアとしては、最下流域の小川口橋。

これより下流でも、多少はヤマメやニジマスが居ますが、
基本線、苅野駐在所があるこのエリアから上が、渓流釣りの対象だと思います。















放流物のニジマス・・・。

漁協による成魚放流もしくは、矢倉沢マス釣り場からの落ちマスでしょう。
ヤマメは釣れませんでした。















コイ科外道のぐいうー(ウグイ)・・・。はぁ(^^;)

これまでは、苅野地区はウグイの魚影はそれほど濃くなかったのに、
何故か増殖中・・・。
まあ、ウグイは清流を代表するサカナであり、引きも強く、
釣趣もあるので、ヨシとしましょう!!

気味の悪いクソバエよりかは、まだマシです・・・。











間もなく日暮れ。
日没も近い夕マズメにフライロッドを振るフライマン・・・。

狩川の苅野地区は、堰堤下か、堰堤間の深瀬や石周りがポイントとなります。