2009年8月8日

久々の西丹沢入山。満を持して世附川本谷系ゴールデン区間に出撃!!
連日攻めまくられている超激戦区ゆえ、YGL監視員のI氏からは「サカナが残って居ないかもしれんからオススメしない」と
言われたものの、昨年の今頃、尺イワナを仕留めているので自信あり(笑)
キイロスズメバチとニホンミツバチ、それとメジロアブに悩まされながらも、ツ抜けは確保(^^)
さすが世附・・・。一番に入渓できれば、その日の釣果が約束されている素晴らしい銘流なり!!
世附川本谷及び大又沢は、全国に誇れる素晴らしい渓流だということを、改めて実感できた次第だ・・・。


土曜の朝、AM2:30起床。満を持して世附へ向かった・・・。
予想外に4時組の釣り人が少なく、僅か4名しか居ない(^^;)
真っ暗の中、林道を突き進むのは嫌だなぁと思っていた矢先、YGL監視員のI氏に対し、
「60分くらいの歩行で、本谷系の良いポイントを教えてほしい」と要望する餌師が現れ、水の木取水に決定。
というわけで、林道歩きの相棒が見つかった次第(^^)

その人は、川崎市内某所からとのことで、向こうは都県境の住民、そして拙者は相駿国境の住民。
一応、端っこ同士の神奈川県民同士ということになる・・・。
日頃の運動不足にて、相当にメタボ化が進んでおり、特に山百合大堰堤よりも上のキツイ上り坂はかなり疲れたが、話し相手が居たので、
大変助かった!!
5時5分過ぎに水の木取水入口へ到着。それから20分後に、織戸沢出合に到着。戦闘開始だ・・・。

YGL監視員のI氏からは「サカナが残って居ないかもしれんからオススメしない」と散々言われていたのだが、まあ、普通にアタリは来る。
しかし、確かに中々スレていて、針掛かりしない(^^;)
舐めて逃げていく感じなのと、あとは確実に餌を奪い取っていく巧みさを身に付けているようだ(汗)

しかし、資源量が多いのは間違いなく、適度に釣れてくれた。やはり、世附は資源量が多い!!
それにしても、蜂類の猛攻が凄まじくて辟易する(>_<)
ニホンミツバチと思われる小さな蜂が、背後から頭を襲ってくる(怒) しかも複数攻撃だから、本当にたまらん!!
そして追い打ちをかけるように、オレンジ色の物体が頭の周りを旋回している・・・。
そう、キイロスズメバチだった ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
キイロスズメバチには、2回ほど纏わり付かれたが、今回は幸いにも、すぐに飛び去ってくれた。
しかし、ミツバチは本当にしつこかった(>_<)
その後はメジロアブが身体の周りを旋回しているが、まあ、こちらは顔を狙ってくるのではないから、まだマシか・・・。

釣果の方は、8寸級のヒレピンヤマメが素晴らしい引きを見せてくれた以外は、ヤマメについては小物主体。
イワナについては7寸級が4匹にて、キープするには小さすぎるので、本日は一切キープ無し。
50センチくらいありそうな大きなサカナが走ったので、逃げ込んだ白泡の中をしばらく粘ったが、残念ながら大物の魚信は無かった。
おそらく、モンスター級のイワナだったのだろう・・・。
昨年の今頃は、33センチの尺イワナを釣った実績があるのだが、今年は残念ながらダメだった次第だ。
アプローチミスにより、気付かれて走られてしまったということに尽きる(^^;)

金山沢出合を右へ行き、大洞橋まで行ったが、大洞橋よりも上手は、斜度を一気に増し、ナメの本格渓相になっている感じなので、
いずれ機会があれば、鉄製堰堤くらいまでやってみたいと思う。
ただ、イワナも少しは混じったほうが良いので、イワナを狙うならば金山沢の方が良いので、迷うところか・・・。
帰りはヘロヘロで、2時間半近く掛かって、ようやく浅瀬へ到着(^^;)
行きの林道歩きで一緒だった川崎の人もちょうど下山してきたところで、かなりの釣果を得られたようだ。


<本日の釣果>
水の木沢下流部(織戸沢出合 〜 大洞橋) : ヤマメ×5、チビヤマメ×5、イワナ×4(スレていて、触るだけのアタリが多かった・・・)


※本日の講評
キイロスズメバチだけでなく、どうやらニホンミツバチと思われる小さな蜂からも散々攻撃を受けたが、まあ、久々の世附での釣りを
満喫できたと言えるだろう・・・。そして、お約束のメジロアブか(爆)
見た感じで、50センチくらいありそうな大きなサカナを目撃したが、モンスター級のイワナだと思われる!!
昨年は33センチの尺イワナを仕留めたが、今年は大イワナは釣れていないので、走られてしまった瞬間、アプローチにしくじったことが痛感された(^^;)

あと1回くらいは世附へ入りたいが、やはり衛生害虫の被害が怖い ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
大又沢千鳥橋付近を狙ってみるかどうか・・・。


水の木沢下流部の渓相・・・。

水の木橋〜菰釣橋区間は、いわゆる悪場は一切無く、好ポイントの連続となります。

林道が沿っているので入退渓も楽であるため、手頃ですが、その分、大激戦区になります・・・。













6寸級のヤマメ。

大激戦区なので、5寸以下が半分、6寸程度でもマシなほうになります・・・。
















少しランクが上がって7寸級・・・。

20センチクラスだと、良型の部類に入ってしまいます(^^;)
拙者はほとんどキープしませんが(本日も全件リリース)、渓流魚の食味が好きな人は、
6寸程度でも結構キープしてしまうんでしょうね・・・。














20センチ前後のイワナ・・・。

昨年は尺イワナが釣れましたが、本日は20センチ前後の中型が4匹釣れるに留まりました。
しかし、50センチ級の魚影が走るのを目撃!!
モンスター級のイワナが居なくはないことが判明です。













8寸級の良型ヤマメ登場・・・。

ヒレピンの24センチ。滅茶苦茶引きが強かったので、
尺ヤマメに違いないと思ってやっとこさ取りこんだものの、
8寸しかなかったのには唖然(^^;)

YGL監視員I氏によると、真夏は8寸級のヒレピンが釣れれば、
十分にトップクラスだとのことです(^^)











納竿点の大洞橋を望む・・・。

金山沢分岐を右に行くと、水の木沢大洞橋に到達します。
分岐よりも上ではイワナが居ないようで、釣れてくるのはチビヤマメ主体です。
いずれ、鉄製堰堤くらいまではやってみたいと思いますが、
大洞橋よりも上流は、斜度が大きくなり、ナメの本格的渓相のイメージを受けました・・・。