2009年7月4日

久しぶりの渓流餌釣り釣行は、朝寝坊にて西丹沢渓流へは入れず(^^;)
水質が悪いのでキープは一切不可能だが、近場にて、超外道の気持ち悪いクソバエが比較的少ない沢ということで、畑沢をチョイス・・・。
いつもよりもさらに濁りが強く、やや増水した状態が幸いしたのか、良型ヤマメが結構出て、28センチの大ヤマメは圧巻!!
しかし、昼過ぎからの酒匂川本流の鮎毛鉤釣りは、全く話にならなく×・・・。
毛鉤でアユを釣りたいならば、早川に行くしかないな(^^;)



久々の渓流エサ釣りは、朝寝坊してしまったため、西丹沢本格渓流へは行けないので、近場の穴場を選択するしかない・・・。
まあ、雷雨の予報も出ていたので、下手に世附に行かずに正解かと思ったが、中川川系や玄倉川系の沢も、やはり山奥であるには変わらないので、
里川にて、超外道の気持ち悪いクソバエが比較的少ない沢ということで、内川と皆瀬川は脱落・・・。畑沢となった。

駐車ポイントに到着するに、先客は無い模様。8時という出遅れだが、ボウズは免れそうな予感にて戦闘開始・・・。
上流に採石場とゴルフ場があるため、常に薄濁った汚い感じの流れなのだが、本日は梅雨の影響か、いつもよりもさらに濁りが強く、
しかも水量もやや多めだった。
どうやらこの条件が良かったのか、普段はチビメが多いのだが、今回は7寸級が結構アタックしてきて、順調に中物が釣れた(^^)

そして圧巻は、僅かな目印の変化にアワせたら、めちゃくちゃ重量感のある大物が掛かっており、何とか取り込んだら、
銀毛した28センチの大ヤマメだったのには驚いた!!
この沢は、ヤマメにとっては決して良い環境ではないのだが、生き残っていることに敬意を感じた・・・。
幸い、スズメバチに纏わり付かれることも無く、退渓完了・・・。
まあ、仕掛けを多数、木の枝に奪われたのにはストレスが溜まったが、良型ヤマメの引き味は、中々良かった(^^)


しかし、引きの強さ自体は、ヤマメよりもアユの方が強くて楽しいので、後半戦は、鮎毛鉤釣りをするべく酒匂川本流の要所へ向かったが、
アユは全然ダメ(>_<)
小さなウグイとオイカワしか毛鉤にアタックせず、アユの気配は感じられなかった・・・。
早川だったら、20〜30匹程度はチンチン釣りで釣れるらしいので、毛鉤でアユを釣りたければ、早川に行くしかないと思う。
酒匂川の場合は、解禁後2週間の短期間しか楽しめないというのは、まあ、仕方ないことか。


<本日の釣果>
畑沢中・下流部 : ヤマメ×8、チビヤマメ×6(クソバエも結構出てしまった)
酒匂川本流中・下流部(松田地区、小田原地区) : ボウズ(アユは×。小さなウグイとオイカワしか出ず・・・)


※本日の講評
出遅れ時間も、畑沢は先行者が無く、びっくりするような9寸級の大ヤマメが登場には本当に驚いた・・・。
ゴルフ場と採石場が上流にあるので、常に泥を被ったような薄汚れたような環境の中、ヤマメが生息していること自体、凄いことだと思う。
水質が悪いので、ここのヤマメをキープする者はまず居ないと思うが、リリースを心掛けたい沢だ。

酒匂川本流のアユについては、本当に資源量が少なすぎる・・・。
それなりに追加放流したらしいが、その恩恵には預かれなかった。毛鉤でアユを釣るには、酒匂川は難度が高すぎるかもしれない・・・。


1号橋を望む・・・。

畑沢は、下流側から順番に、橋に番号がふられています。
















7寸級ヤマメ。

底を引き摺るような小さなアタリにアワせると、コイツが出てきました。
中々立派なヤマメです。















圧巻!! 28センチの9寸級大ヤマメ!!

目印が僅かに動いたのでアワせると、ズッシリとした大物が掛かっており、
姿が全然見えないので慎重に取り込むと、何とこの立派な大ヤマメだった(^^)

銀毛しており、本流で釣れるようなタイプの魚体だと思う。
酒匂川本流から、挿してきたのか!?












これは地ヤマメタイプの7寸級・・・。

淵には超外道のクソバエが溜まっているので、淵への流れ込みを何度も通すと、
ついにガツンと来ました。















これも立派な8寸級ヤマメ!!

畑沢に以前釣行した際に、8寸級が出たポイントだったが、今回も登場・・・。

やはり銀毛しており、沢のヤマメの雰囲気ではありませんでした・・・。
アタリは小さく、気付かないくらいの、ちょっとした違和感でしたね。













2号橋を望む・・・。

さらに遡行しても釣れなくはないと思いますが、これよりも上は、
枝沢を分けて水量が激減するので、私は大体ここらで納竿します。

ゴルフ場と採石場が無かった昔は、きっと素晴らしいヤマメ天国だったんでしょうね・・・。