2009年5月4日

AM2時起床。満を持して、世附川本谷上流部のゴールデン区間に入渓。
頭ハネ予防にて、水の木取水ではなくパイプ堰堤からにしたが、区間は短くなってしまうものの、おそらく正解だったと思われる。
何か、幼魚放流っぽい雰囲気のチビヤマメの活性は高かったが、良型ヤマメは全く出ず・・・。厳しい。
イワナは塩焼きサイズが3匹出たが、数自体はそれほど目立たない雰囲気なので、今回はキープせず。
恐ろしいことに、早くもオオスズメバチが活動開始!! 黄色い大きな物体が飛行しているのを2箇所で目撃。怖っ(>_<)
営巣時期の女王バチゆえに、さすがに襲ってくることはなかったが、熊よりもスズメバチのほうが嫌な相手かもしれない((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル


GW休暇終盤。AM2時に起床し、浅瀬着は3時半にて、4時の沢割段階で10名。やはり釣り人が多い・・・。
世附川本谷上流部にマークし、頭ハネ予防として、入渓点は水の木取水ではなくパイプ堰堤とした。

4時半くらいになると、東の空が明るくなる。さすが、もう5月にて夏至が近い。
歩行スピードはいつも通りにて、パイプ堰堤スロープを下降した・・・。
竿を出し始めるが、魚信は活発にある。しかし、中々針掛かりしない。どうやらチビメのようだ(^^;)
何とか抜きあげても、10センチ程度のチビヤマメにて、ヒレが何となく丸い・・・。幼魚放流か??

イワナは時折良型が出るが、ヤマメはチビばかりで良型は出ない。
大棚滝下の深場も反応が無く、一旦脱渓して、滝上の流れを探るが、ようやく少しはまともなヤマメが出たが、それでも6寸強程度(^^;)
相当の良型が掛かったが、口を大きく開けた瞬間に針が外れてバラシ(>_<)
これは8寸級以上はあったと思う。残念。

納竿点にて、黄色く大きな物体が身体の周りを旋回した。まさか・・・。
やはり、殺人マシーンのオオスズメバチだった((((;゜Д゜)))
そのまま飛び去ってくれたが、まだ5月初旬だというに、早くも活動開始しているのには、戦々恐々である。
帰りの林道にて、芦沢橋の袂でも目撃。ヤヴァイねぇ・・・。


<本日の釣果>
世附川本谷上流部(パイプ堰堤〜大棚滝上のカーブミラー) : ヤマメ×1、チビヤマメ×15、イワナ×3、チビイワナ×1


※本日の講評
GW休暇終盤・・・。やはり入渓者は多く大盛況。浅瀬4時組は10名だった。
チビヤマメの活性が非常に高かったが、ヒレピンでない個体が多く、幼魚放流のような雰囲気が濃厚??

頭ハネ防止のため、水の木取水ではなくパイプ堰堤から入ったのだが、私が釣り始めた間無しの5時半の段階にて、
2人組がスロープを下ってきたのには、大いに呆れた・・・。水の木取水入渓者に対する、頭ハネ確信犯的な箇所への入渓を目論むのは、
いくらGW休暇の混雑状況とはいえ、まさに傍若無人という言葉が相応しい・・・。
4時の沢割に、少しばかり遅れてきた連中だと思うが、本谷のど真ん中に貼ったマグネットを無視するとは、良い根性をしているよ (-_-;)

拙者の姿を確認するに、急坂を引き返して行ってくれたが、拙者がもう少し遡行していたら、平気で追い越されたりして、
トラブル等、厄介なことに巻き込まれていたかもしれないので、ホッとした・・・。
まあ、あの坂を登り返るのは少し気の毒に思わなくもないが、やはり、本谷のど真ん中に貼ったマグネットを無視した、傍若無人な振る舞いに対する、
当然の報いだと思わざるを得ない。

渓流で遭いたくないものワースト5
第1位 : スズメバチ(特にオオスズメバチ、キイロスズメバチ)
第2位 : 野生動物(クマ、イノシシ、サル)
第3位 : 釣り人(負傷時には例外的に有難い存在になるかもしれないが、基本的には、不条理な頭ハネ者に他ならない・・・)
第4位 : 魑魅魍魎の類
第5位 : ヘビ(マムシ、ヤマカガシ)



今回は幸いにも、頭ハネをギリギリのタイミングで防げたので、その後は、釣り自体は快適に楽しめた。
しかし、まだ5月初旬だというに、殺人マシーンのオオスズメバチが活動を開始している・・・。
早くも2箇所で目撃。営巣準備中の女王蜂にて、まだ動きが鈍いので、石の上にでも止まったら、子孫断絶のためにタモ網で補殺してやろうかと思ったが、
飛び去って行ったのでできなかった。

スズメバチのリスクが高まる盛夏以降は、渓流釣りは納竿し、鮎友釣り師になったほうが、シーズンを目一杯楽しめて、良いのかもしれない。



入渓点のパイプ堰堤。

釣り始めの5時半の段階にて、他の釣り人がスロープを下りてきたのには、大いに呆れました(^^;)
2,3時間後ならばいざ知らず、これは本谷のど真ん中に貼ったマグネットの存在を無視する傍若無人な振る舞いに他なりません!!

ここからの入渓だと、区間が短いので物足りない感もありますが、やはり頭ハネを防止するには、水の木取水からの入渓は、釣り人が少ない平日釣行の際にした方が無難かと思われます・・・。









開始早々に釣れた8寸級イワナ。

イワナにしては、緩流部ではなく、急瀬で釣れたので少し驚きました。
急瀬に付いているだけあって、引きはヤマメ並みに強かったですね・・・。















幼魚放流っぽい雰囲気が濃厚なチビヤマメ・・・。

ヒレピンでないので、やはり放流物か??
この手のチビメの活性が非常に高く、餌を取られまくりました(^^;)















水量、水質、渓相ともに素晴らしい流れが、大棚沢/水の木沢分岐まで続きます。

典型的なポイントからは魚信が無く、竿抜けポイントからしか反応が有りません。
大激戦区ゆえの現象だと思われます。















イワナは、比較的良型が出ました。

塩焼きサイズは3匹。もう少し数が出て、型も大きければ、ヤマメ稚魚への食害影響が出そうなので、キープしても良いかと思いましたが、今回はリリース。















ヤマメは、大きくても、せいぜいこのくらいのサイズ止まり・・・。

1回だけ8寸級の良型が掛かりましたが、手元でヤマメが大きく口を開けた瞬間にバラシ(>_<)
まあ、良型に拘るのならば、成魚放流が見込める大又沢上流や水の木沢下流に入ればよいので、世附では、色々な楽しみ方ができます。













納竿点の、大棚沢大棚滝上手の流れ・・・。。

決して魚が居ないわけではないでしょうが、ここから大棚橋区間では、釣れたことがありませんので、遡行せずに脱渓。
オオスズメバチが大きく旋回していたのにはびっくりしました((((;゜Д゜)))

浅瀬までは、新緑の中、1時間半弱の歩き。
麓に近い、芦沢橋の袂にもオオスズメバチが居たので、怖いですね(>_<)