2009年4月20日

平日昼間、時間が空いたので、ご近所酒匂川本流松田地区へ本流トラウト狙いにて自転車で出撃。
アユ遡上は相変わらず見られないが、水質は多少浄化傾向。ルアーマンだらけの中、餌釣りで挑み、絶好調!!
しかし、フェルトスパイクソールなのにもかかわらず、ヌルヌルした水垢に滑って、十文字床止工下に落水するアクシデント発生(>_<)
水深1M程度だから良かったものの、もしもドン深の安戸堰堤でコケていたら、間違いなく涅槃行きだったと思うと非常にゾッとする一幕だった・・・。
ウェーダーが破損。デジカメも故障。川は危険でいっぱいだ!!


酒匂川本流松田地区(開成町、松田町界隈)は、自宅から自転車で15分程度のアクセスゆえ、大変便利な釣り場だ。
ヤマメやニジマスの生息数は非常に少なく、ボウズを喰らうことも多いし、外道のウグイやオイカワもそれほど魚影が濃いわけではなく、
それなりに難度の高い釣り場なのだが、掛かれば大物の可能性が高いので、そういう面では、非常にスリリングな格闘が楽しめるのは、
大きな魅力だと思う。

AM9時半、十文字床止工脇に到着。
早速、川虫を採取して、いざ仕掛けをセットしようとしたら、さっきまでは誰も居なかったのだが、ルアーマンがガンガン攻めていた(^^;)
積極的にバシャバシャと、ウェーディングをしていたが、まあ、広い本流、それほど気にすることはない・・・。
ルアーマンは、何匹か釣れていたが、すぐにリリースしていたところを見ると、ウグイだったんだと思われる。

さて、ルアーマンが去った後、拙者も戦闘開始するが、反応は全く無い・・・。
ようやく鈍いアタリの後、良型が掛かったのだが、どうやらニジマスのようだ!!
こちらは十文字床止工の堰上でHITさせてしまったので、取り込もうとしたところ、ヌルヌルしているタイプの、茶色く汚い水垢にツルッと滑って
堰下に落水してしまった(>_<)
びしょびしょになってしまったが、何とかサカナは取り込むことができた(^^;)

しかし、携帯電話は助かったものの、デジカメが完全に動かなくなり、ウェーダーには穴が開いて、酷い浸水状態になってしまった(>_<)
まあ、水深1M程度で良かった・・・。もしも安戸堰堤で落水していたら、間違いなく涅槃行きだったと思うと、本当にゾッとする(((( ;゚Д゚))))
テンションは下がったが、採取した川虫がまだ余っているので、下流へ向けて適当に流しながら移動した・・・。
以前は砂で結構埋まっていたが、今日見ると、そこそこ石が入っていて、トラウト類が居そうな雰囲気がある。
まあ、本来はアユの釣り場であり、例年ならば既に沢山のアユが遡上している場所なのだが、今シーズンはその気配すら無い(^^;)
鮎釣りは、大丈夫なのだろうか??

さて、なるべく酸素が多そうな場所を狙って流すと、それなりにウグイが喰ってくる。
本来、酒匂川本流中流部で一番濃いはずの魚種なので、清流釣りの釣趣を味わう意味では歓迎だ(^^)
そして、いよいよ本命が来た!!
シュパッと目印が持っていかれたのでアワせると、白銀の流線形のサカナが疾走する!!
型はそれほど大きくなかったので、すぐに御用となったが、何と8寸級のヒレピンの本流ヤマメだった。見事に銀毛している・・・。

その後は、ズシッとくるアタリにて大物が掛かった!!
縦横無尽に疾走するが、幸い流心部に逃げ込まないので、何とか10分後に御用にできた・・・。
35センチのヒレピンニジマス。見事な魚体だ!!

鮎解禁までの期間、本流釣りに特化しようと思わせしめた良型3匹だった。
アクシデントはあったものの、一日中、本流を徹底的に攻める価値は十分にあることを確信した本流釣行だった。


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部(松田地区) : ヤマメ×1、ニジマス×2(外道のウグイも多数。酸素量が多いポイントは、かなり有望!!)
酒匂川本流、いよいよ最盛期突入!! 鮎解禁までのあと1カ月余しか無い期間。本流トラウト狙いにて楽しむ価値は十分に有り!!
ヤマメは24センチの銀毛したヒレピン。ニジマスは28センチと35センチのヒレピン(^^)
ウグイも活発に喰って来て、清流釣りを満喫できたと思う。


※本日の講評
前回13日に比べ、この間に50ミリ程度の降雨があった影響か、水質が多少好転していて河川環境は良好だったと思う。
何しろルアーマンが非常に多い中、釣法が違うのと、狙うポイントも違うので、広い本流においては十分に共存可能だが、
彼らはかなりアクティブに動いているように思われた。

酒匂川本流の代表魚種である、コイ科外道のウグイもかなり喰いが立ち、ウグイに混じってニジマスやヤマメが喰ってくる感じだった。
ポイントは、本流のサカナは、完全に瀬に出ていることを実感!! 酸素量が多い場所を攻めれば良い結果が出そうな印象を受けた。
しかし、アユ遡上が全く見られない中、水垢で酷くヌルヌル滑り、十文字床止工下に落水するアクシデントの発生には参った(>_<)
水深1M程度だから良かったものの、もしもドン深の安戸堰堤でコケていたら、間違いなく涅槃行きだったと思うと非常にゾッとする一幕だった・・・。

ウェーダーが破損し、デジカメは水が入って完全に故障してしまった(^^;)
フェルトスパイクも、数回程度の使用でグリップ力が落ちてしまうという要素もあるだろうが、それ以上に、ヌルヌル滑る性質の水垢だったといえる。
十分に注意しなければならないことを再認識させられた・・・。ウェーダー補修もしなければならない。貴重な手持ちの4Lサイズゆえ(^^;)


28センチのニジマス。

コイツを十文字床止工でHITさせたは良かったが、ヌルで滑って、
拙者はあっけなく、そのまま堰下へ落水(>_<)
堰下の水深が1M程度で良かった(^^;)

これもヒレピンだったが、川音川出合〜足柄大橋間では、さらに大型の35センチも登場し、こちらは取り込むのに10分くらい掛かった!!
本流ニジマスのパワーは、本当に凄まじい・・・。

※写真の画質が悪いのは、携帯電話での撮影のため。








24センチのヒレピン本流ヤマメ。

サイズは小振りだが、本流育ちのヤマメらしい幅広の美しい魚体に惚れぼれ(^^)

目印を吹っ飛ばすような豪快なアタリでした。
これも、川音川出合〜足柄大橋間にてGET!!

※写真の画質が悪いのは、これもまた、携帯電話での撮影のため。