2009年3月16日

またもや平日釣行にて、今度は世附の悪沢へ攻め込んだのだが、チビばかりで敗北感(^^;)
降雨による増水にて条件は非常に良かった筈なのだが、走る魚影も、喰ってくるのも、ほとんどがチビメ・・・。
好渓相に恵まれ、資源量も決して少なくないと思われる悪沢の環境にしては、伸び悩んだ結果となった。
まあ、良型こそ出なかったものの、ゆっくり遡行して、たっぷり楽しめたと言えよう(^^)


普段は水が少ない沢は、増水した後が大チャンスだというセオリーがあるので、良型が居なくはないということで定評のある悪沢を選定・・・。
浅瀬ゲートに到着するに、平日なのにかなりのクルマが止まっていたが、悪沢は空いていたので、そのままマーク。

先行者も無く、少なくともクマ沢/山ノ神沢分岐までは頭ハネされることも無く、快適に遡行できたが、いかんせん、チビしか出なかった(^^;)
しかし、浅瀬から35分程度と近い割には、落差の激しい本格渓相を擁し、中々に素晴らしい渓流だ(^^)

昨年夏は、キイロスズメバチに襲われてしまい、今一つ集中できなかったが、今回は害虫がまだ居ないので、じっくりと釣り上った。
結局、分岐まで6時間も掛かってしまった。
良型も出ず、イワナも出ずに終了・・・。

一応は、ツ抜けできたので、満足しなければならないだろう。しかし、大物釣れないね(^^;)


<本日の釣果>
世附川支流悪沢 : ヤマメ×3、チビヤマメ×13 釣れてくるのはチビばかり。拙者の腕前が下手なんだろうね・・・。


※本日の講評
平日に釣行する機会に恵まれた。タイミング的には、まだ増水している状態だと思われたので、本格渓相を擁する沢にて、
丹念に攻めようと思っていたところ、幸いにて、沢割りボードによる予約者無し(^^)
じっくりと、6時間掛けてクマ沢/山ノ神沢分岐まで探りました。
しかし、ツ抜け達成した割には、何か到達感がありません(^^;)
やはり、大きくても6寸強止まりなのは、少々残念でした。
釣れる人はきちんと良型を仕留めるので、やはり、拙者の腕前がダメなんでしょうね・・・。


悪沢への玄関口。

世附川本谷の流れを横切ってから入渓します。
今回は結構増水していたので、増水時の渡渉は、十分に注意を払わなければなりません・・・。

浅瀬番小屋から、悪沢出合までは、大体徒歩35分くらいか。
手軽に来れて、しかも好渓相を擁していますので、中々良い沢です。











悪沢の渓相

落差が比較的大きい沢で、画像の通り、好渓相が続きます。
これで良型が出れば、最高なんですけどね・・・。















6寸程度のヒレピンヤマメ。

中々美しい個体です。
瀬から出てきました・・・。















7寸程度のヒレピンヤマメ。

今回は、これが最大サイズでした(^^;)

走る魚影も、どうみてもチビばかり・・・。
今回は、昨年は釣れたイワナが全く出ませんでした。













「いかにも」と言わんばかりの好ポイントの淵ですが、
全く何の反応もありませんでした・・・。

解禁日以降、多くの釣り人に叩かれまくっていて、スレているのか、
それとも釣られて抜かれてしまったのか??














脱渓点の、クマ沢/山ノ神沢分岐にて、クマ沢側の画像。

右股のクマ沢が本流筋。クマが出没するリスクが高い法行沢源頭と、このクマ沢源頭は同じ方面なので、沢の名称の通り、クマに気を付けなければならないでしょう・・・。

左股の山ノ神沢も、普段は水量が少なくてチョロチョロですが、今日は結構水が流れていました。

ここまで6時間遡行に要していたので、ここで納竿。
いわゆる、「点検道」にて山越えで戻りました。
中々に、タフな山道です・・・。