2008年8月2日

基本線は今シーズンは納竿状態だが、運動不足解消のための林道歩きは出来ることならばしたい・・・。
世附の渓流へ出撃するつもりだったが、起床は6時では話にならない・・・。
大食いと飲酒のせいでメタボ傾向が甚だしいので、「歩く釣り」をしたいので、マイナーな沢へ出撃。
綺麗なチビメだけでは足りずに、大物狙いで足柄の里川を転戦するも、超外道のクソバエの猛攻を受けて討死(>_<)


前日の金曜日も残業にて、帰宅は22時・・・。23時に就寝するも、やはり2時半には起きられない(^^;)
はぁ・・・。これでまた世附へは行けない。
有酸素運動を兼ねる世附の林道歩きは、実に合理的なのだが、それが実践できない。
スレた魚が多いとはいえ、資源量は多く、しかもヤマメだけではなくイワナも出てくれるので、楽しめるだけに残念。

体重が0.1トン目前まで増加してきたので、なにしろ「歩く釣り」をしなくてはならない。
そこで、マイナーな某沢へ出撃した・・・。
ただでさえも、水量が少なくて堰堤の多い荒れた沢なのだが、チョロチョロ状態。
時折良型の魚影が走るが、中々喰ってこない・・・。時折、目印が多少動くのにアワせると、何とかチビメが掛かってくる。
この沢のヤマメは、おそらく神奈川県側の酒匂川水系の中でも、最も美しい個体なのではないかと私は感じる。
まさに、渓流の宝石だ・・・。中川川系の、花崗岩に磨かれた白っぽい個体よりも、さらに美しい。
さて、堰堤を巻きながら遡行するが、いよいよ反応が途絶えたので、終了。
この沢は、降雨で増水後に入ったら面白いかもしれない。とはいえ、ヤマメしか居ないので、イワナは見れないが・・・。

次は皆瀬川下流部へ行ったが、昨夏は良型の魚影がビュンビュン走った区間なのに、今年はヤマメの気配があまり感じられない。
今回はその傾向が強く、とうとう1匹のヤマメも出てくれなかった。まあ、水温が高すぎるので仕方ないところか・・・。
足跡の数も半端なく、相当釣り人が入っているようだ・・・。キープされてしまっているのだろうか(^^;)
落ち込みや堰堤の白泡の中からも、元気に出てくるのは超外道のクソバエのみ(>_<) しかもデカイ!! オェッ(爆)
最後に寄った内川も同じ。
高水温にて渇水。茶ノロが発生しており、コンディションは最悪・・・。
超外道のクソバエしか出てくれなかった。

やはり、良型ヤマメを狙いたいのならば、現時点では世附に入るしかないようだ。
中川はレジャーランド化しているし、足柄の里川は高水温で×。
静岡県側だと、湧水にて水温が低く安定している須川くらいだろうが、須川も夏場はクソバエが発生する。


<本日の釣果>
酒匂川水系某沢U : チビヤマメ×5
皆瀬川下流部 : ボウズ(超外道の、気色悪いクソバエの猛攻)
内川中流部 : ボウズ(超外道の、気色悪いクソバエの猛攻)


※本日の講評
渇水と高水温では、標高の低いエリアでは渓流魚が釣れるわけがない。
風害を伴わないような台風でも来て、100ミリくらいの雨を降らせてくれれば、渓流釣りには良い条件になるものと思われる。
時期的に、スズメバチの活動が活発になるのと、雷雨の発生頻度が高くなるのだが、渓流を満喫するならば、世附へ行くべきだろう
何とか起床して、世附へ行きたいものだ・・・。




某沢Uの渓相。

堰堤の多い荒れた沢ですが、区間毎には好渓相が現れます。
現在は降雨が無く渇水状態ですが、水量が多い時に行けば、期待できそうな流れです。

ヤマメのみでイワナは居ません。













某沢Uのチビヤマメ。

今回は、これよりもさらに小さなチビメがほかに4匹釣れましたが、
良型は時折影を見せるも、喰ってきませんでした。

私が思うに、この沢のヤマメは本当に美しく、文字通り渓流の宝石だと実感されます。
中川川系の白っぽいヤマメもかなり美形ですが、この沢には敵いません。
稚魚放流の世附のヤマメも、ここまでは美しくないですね・・・。

というわけで、この沢の名称は公開できません。
とはいえ、知っている人は知っていますし、地図にも載っているので、
隠しても仕方ないかもしれませんが・・・。







某沢Uは、この滝で納竿・・・。

巻き道もわかりませんし、私の遡行スキルを超えています。
中々雰囲気のある滝でしたが、釜からは反応は有りませんでした。

なにしろ、寝坊した時と、降雨後に入りたい沢です。
今シーズンの再訪はなんとも言えませんが、いずれまた訪れたいですね。
昨シーズンは、ヒレピンの8寸級を釣っていますので、大物も居なくはないと思います。

酒匂川漁協の管理放流が無く、地元有志が少量だけ稚魚を放流していると聞きます。
ほとんど天然物かそれに近いチビヤマメですので、大事にしていきたいものですね・・・。