2008年7月19日

世附の渓流へ出撃するつもりだったが、起床は7時半(^^;)
親父殿が、「いよいよ友釣りにデビューする日ではないのか?」と言ってきたので、出撃決定!!
酒匂川本流は、小田原地区の富士道橋左岸側上流(通称:漁協前)にて、いよいよ鮎友釣りに本格デビューを果たした。
釣れなくはないし、酒匂川の清流としてのレベルの高さを再認識させられたが、残念ながら、友釣りは私の性に合わない。
本格的な友師となることは見送ることを決断。我が釣道は、本流餌釣り、渓流餌釣り、鮎毛鉤釣りのスタイルに決定。



金曜日は、職場の懇親会・・・。士官先は駿東側ゆえ、駿東地区の中心都市が、宴席の舞台となることは言うまでもない・・・。
土曜日は久々に世附に入山し、大又沢の玄橋堰堤あたりから、地蔵平まで入ることを考えていたが、丑三つ時の起床は、
文字通りミッション・インポシブル(^^;)
7時半にようやく目が覚めた・・・。

皆瀬川や内川にヤマメを釣りに行こうと考えたが、親父殿が、「どうせなら、この期に友釣りをやってみろ」と言ってきたので、
デビューすることにした。
足柄大橋やヤブ下は常連衆が多くて入れないので、今まで毛鉤釣りで馴染みがありつつ、それほど釣り人の数が多くないエリアとして、
富士道橋上手の、漁協前に行くことにした・・・。

右岸側の岡田オトリ店にて2匹購入し、左岸側へ移動する・・・。
普段は短気で、決して面倒見の良いとは言えない親父殿が、懇切丁寧に教示してくれるので、ありがたく指導を受け、いよいよ実釣開始・・・。
しかし、長竿を持ちながらの作業は、本当に大変だった(>_<)
ヤマメ釣りの本流竿を使い慣れているとはいえ、オトリ鮎の扱いや竿の扱い含め。ストレスが溜まる要因となった(^^;)
しばらくしてビリアユが早速掛かったが、即死していた(>_<)
その後も、ケラレが続き、オトリの尻バリを刺す位置が、見るも無残な潰瘍状態になってきていたが、釣れた3匹はオトリにならないサイズ(爆)

オトリ店で購入した2匹目は、何故か全然動かない(怒)
立ったまま動かないスタイルの友釣りは、本当に疲れ果てて、ダウン寸前となった(>_<)
渓流遡行の方が、歩く距離は長いものの、不動立ちよりかは疲れない。
鮎友釣りは、残念ながら、嵌まる釣りではないという結論となった次第だ・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流下流部(小田原地区) : アユ×3(バラシ2匹、ケラレ3回。決してつまらなくはなかったのだが・・・)


※本日の講評
友釣り本格デビューとしては、きちんと釣れたし、上等の部類だと思う。まあ、親父殿の指導があったからではあるが・・・。
酒匂川本流は、田舎とはいえ首都圏の河川としては抜群の水質を誇り、清流としての価値の高さを再認識させられたが、
鮎友釣りは、私の釣り観としては、残念ながら性に合わなかった。起立不動の持久戦には耐えられない(>_<)
私の釣りは、どんどん遡行して歩き廻る釣りなので、スタイルが合わないのだ・・・。
とはいえ、ひと夏に2,3回程度はやろうと思う。それはそれで、相州足柄の夏の風物詩であることは紛れもない事実だから。

今回、何とか3匹釣れたのは、購入した最初のオトリが、非常にスタミナがあって、頑張ってくれたことに尽きる!!
オトリ選びは、かなり重要な課題だということを実感した。



酒匂川本流下流部小田原地区。通称:漁協前。

友釣りポイントとしては、おそらく屈指のポイントでしょう・・・。

渓流相を期待するならば、岩流瀬〜ヤブ下まで。
釣果を期待するならば、足柄大橋上流。天然遡上物を期待するならば、
小田厚赤橋〜飯泉橋上流といった具合に、短い流程の中に、多種多様なポイントがあります。

田舎とはいえ首都圏である小田原市内を流れる川としては、水質はクリアですし、
清流としてのレベルの高さは、全国に誇れるクラスでしょう・・・。

まあ、本格的な友師になることはありませんが、夏の風物詩として、
時には楽しませていただくことといたしましょう・・・。





親父殿と合わせた釣果。

時間にして3時間程度にしては、まあまあだと思います。
ビリアユも混じっていますが、琵琶湖産と思われる良型も混じっており、
釣れた部類ではないでしょうか・・・。周囲の釣り人も、そこそこ釣れていました。

9月以降の落ちアユの時期に、飯泉取水堰よりも下流にて、毛鉤で狙ってみようと思います。
20センチクラスのアユが、毛鉤で釣れたら楽しそうですね・・・。
まあ、親父殿に言わせれば、毛鉤釣りなんて、友釣りをおぼえたら、やる気にならないと言っていますが(^^;)