夕涼みがてら、狩川へ歩いて釣りに行った・・・。
狩川は、苅野地区よりも上流は段違いに水質が良くなり、矢倉沢地区よりも上では山紫水明の世界となるのだが、南足柄市街地に入ると、
雑廃水流入によって、酷く水質が悪化してしまう。
雨が降らないと、青ノロ、茶ノロで覆われ、見るも無残な流れになってしまうこともしばしばなのだが、概してアユの魚影(密度)は、
酒匂川本流よりも濃いのが実情であり、大雨後の水質浄化を期待し、毛鉤で流してみることにした・・・。
汗かきながら歩き、釣り場到着は17時を廻っていた・・・。
釣り人は何人かいて、いずれもチンチン釣りだった。某工場からの廃水流入点よりも上でないと、キープする上では懸念材料がある。
釣りに適した区間は、僅か数百メートル。遡上止め堰堤のある、上山下橋付近に狙いを定めた・・・。
遡上止め堰堤では、ドブ師が入っていたので、その下手を狙うことにした。
浅瀬では喰ってこないが、落ち込み下を狙うと、意外にも反応はかなり活発で、良型も喰ってきたが、バラシ連発(>_<)
初めの30分くらいは、1匹も釣り上げられずに、目の前でのポチャンを繰り返した・・・。
とはいえ、そのうち何とか釣り上げられるようになり、日没までに、何とか20匹をGETするという好釣果に恵まれた。
釣趣こそ乏しく、釣っていて空しくなるのが本音だが、夕涼みとしては十分なくらいの結果が出たといえるだろう・・・。
<本日の釣果>
狩川中流部(南足柄市街) : アユ×20(良型は放流物、小型は天然遡上物のようだった・・・)
※本日の講評
バラシを連発したので、全てGETできていれば、40匹くらいになったと思われる・・・。魚影はかなり濃い模様。
大雨後にて浄化されたとはいえ、それでも青ノロや茶ノロが早速発生し始めており、水質の悪さが残念なところ。
数は釣れなくても、酒匂川本流での釣りの方が、釣趣に勝ることは言うまでもない。
アユについては、来季は早川での釣りを考えているが、数は釣れても水質が劣るので、狩川と同じような感覚なのかもしれない・・・。