2008年7月4日

日中のあまりの暑さに、昼間から発泡酒を数本飲み干す有様(^^;)
クルマを出せないので酒匂川へは行けず、夕涼みに、歩いて行ける狩川に毛鉤仕掛けを持って出撃・・・。
大雨後で浄化されたとはいえ、それでも水質が良くないのが顕著。とはいえ、釣趣乏しい中、2時間で20匹釣れるという、
思わぬ好結果に恵まれた・・・。魚信の多さには、幼少時代を彷彿とさせられた・・・。



夕涼みがてら、狩川へ歩いて釣りに行った・・・。
狩川は、苅野地区よりも上流は段違いに水質が良くなり、矢倉沢地区よりも上では山紫水明の世界となるのだが、南足柄市街地に入ると、
雑廃水流入によって、酷く水質が悪化してしまう。
雨が降らないと、青ノロ、茶ノロで覆われ、見るも無残な流れになってしまうこともしばしばなのだが、概してアユの魚影(密度)は、
酒匂川本流よりも濃いのが実情であり、大雨後の水質浄化を期待し、毛鉤で流してみることにした・・・。

汗かきながら歩き、釣り場到着は17時を廻っていた・・・。
釣り人は何人かいて、いずれもチンチン釣りだった。某工場からの廃水流入点よりも上でないと、キープする上では懸念材料がある。
釣りに適した区間は、僅か数百メートル。遡上止め堰堤のある、上山下橋付近に狙いを定めた・・・。
遡上止め堰堤では、ドブ師が入っていたので、その下手を狙うことにした。
浅瀬では喰ってこないが、落ち込み下を狙うと、意外にも反応はかなり活発で、良型も喰ってきたが、バラシ連発(>_<)
初めの30分くらいは、1匹も釣り上げられずに、目の前でのポチャンを繰り返した・・・。

とはいえ、そのうち何とか釣り上げられるようになり、日没までに、何とか20匹をGETするという好釣果に恵まれた。
釣趣こそ乏しく、釣っていて空しくなるのが本音だが、夕涼みとしては十分なくらいの結果が出たといえるだろう・・・。


<本日の釣果>
狩川中流部(南足柄市街) : アユ×20(良型は放流物、小型は天然遡上物のようだった・・・)


※本日の講評
バラシを連発したので、全てGETできていれば、40匹くらいになったと思われる・・・。魚影はかなり濃い模様。
大雨後にて浄化されたとはいえ、それでも青ノロや茶ノロが早速発生し始めており、水質の悪さが残念なところ。
数は釣れなくても、酒匂川本流での釣りの方が、釣趣に勝ることは言うまでもない。
アユについては、来季は早川での釣りを考えているが、数は釣れても水質が劣るので、狩川と同じような感覚なのかもしれない・・・。



狩川のアユ。

比較的良型は、成魚放流物と思料。
一部、顔が奇形気味なのは、水槽で飼育されているため、仕方ないところか・・・。

2時間で20匹釣れれば、釣りとしては何の文句も無いのだが、水質が良くないので、釣趣に劣るのが残念なところ。

とはいえ、狩川の毛鉤釣りでこれだけ反応が良かったのは、幼少時代以来記憶が無い・・・。