2008年5月24日

雨の予報なので、降雨開始までの間、酒匂川本流にて本流魚を狙うことにして出撃。
大物に糸を切られ続けている山北地区では、0.6号使用でも数釣りは楽しめたものの、大物は喰って来ず・・・。
松田地区では、尺上ニジマスに0.4号をあっさり切られてしまい、取り込み技術の低さを改善しなくてはならないかもしれない(^^;)
今後の天気予報や体調を考えると、鮎解禁前の本流のトラウト狙いは、本日が事実上、ラストチャンスだったかもしれない・・・。


日々の業務が非常に多忙であり、体力急降下中(>_<)
西丹沢渓流へ入山するなどはとんでもなく、起床はAM7時にて、8時に本流の山北地区へ到着。先日の台風による増水の影響にて、
流れの筋が、少し変わってしまっていた。本流ヤマメ釣りにも、アユ友釣りにも、多少の影響がありそうに感じられる・・・。
釣りの方としては、小ぶりヤマメが程良く楽しませてくれたが、主体は外道のウグイ・・・。
とはいえ、ウグイは酒匂川を代表する在来魚種であり、たくさん釣れるのは良いことだ(汗)
オイカワやクソバエといった、他のコイ科外道も活発に反応し、’グイウー地獄’といった感じだ(^^;)

とりあえず、資源量が少ない酒匂川本流において、小ぶりヤマメ中心とはいえ、ツ抜けできれば十分な成果であり、
山北地区は、本流釣りのフィールドとしての条件を満たしていると言えそうだ(^^)
しかし、再三にわたって糸を切られてきた超大物は、誰かに釣られてしまったのか、移動してしまったのか、
それとも、身を潜めているのかはわからないが、0.6号の仕掛けには、喰ってこなかった。
このまま鮎シーズン開幕なので、残念なところだが、こればかりは仕方が無いところだ・・・。

松田地区は、釣り人が多いからなのかもしれないが、ウグイの反応も少なく、魚影自体が薄い印象を受けた。
唯一、視認できた魚体にてニジマスだと思われる35センチくらいの大物が掛かったが、0.4号をあっさり切られた(>_<)
今シーズン、大物とのやり取りは、惨憺たる結果に終わっている・・・。
糸を切られずに取り込めるスキルを、身に付けなければならないことを痛感した。
使用タックルは、翡翠本流や流覇という、ダイワ精工の中堅層グレードの竿であり、スペック面では何の問題もないのに、
それでも、あっさりとプツンと切られるのは、腕が良くないのと、仕掛けの構造にもよるのかもしれない。
あとは、0.6号でも喰わせられるだけの流し方を工夫するなどして、対策が必要そうだ。

どうやら、アユ遡上量も非常に多く、鮎解禁後は、毛鉤釣りも楽しめそうだし、しばらくは酒匂川本流がメインフィールドになりそうだ。
そして、7月からは友釣りスタートとなり、私もいよいよ、渓師兼鮎師となるものと思われる・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流上・中流部 : チビヤマメ×8、ヤマメ×1、ニジマス×1(松田地区では、ニジマスらしき魚に糸を切られただけで、ボウズ。山北地区での成果)


※本日の講評
雨の降り出し時間が夕方前であり、思っていたよりも竿を振れる時間が長くなったが、山北地区で糸を切られ続けている超大物については、
他の人に釣られてキープされてしまったのか、それとも、どこかへ移動してしまったのか、喰ってこなかった。
とはいえ、小ぶりとはいえ、ヤマメとニジマスでツ抜けできたので、山北地区は、本流釣りのフィールドとして、成り立つと言えそうだ・・・。
一方、松田地区では、コイ科外道含めてほとんど反応無し(^^;)
唯一、35センチ程度のニジマスらしき魚に0.4号をあっさり切られたのだが、今シーズンの大物情報は、松田地区に集中している。
糸を切られるのは、私の取り込み技術が拙いのだろう(>_<)
現在の渓流釣りにおいては、0.4号は決して細糸の範疇ではないので、修行が必要のようだ・・・。



7寸級のヒレピンヤマメ。

本日は、ヤマメが9匹釣れましたが、その中で最も型が良かったのがこのヤマメ。
本流育ちらしい、ほとんど銀毛した個体です。

他の8匹はいずれも小ぶりであり、せいぜい5,6寸程度でしたが、
アタリ自体はシュパッとくる、ヤマメらしいスピーディーな反応であり、
ウグイ2:ヤマメ1程度の割合で出てくれたので、本流釣りとしては、十分に
楽しめたといえるでしょう・・・。










7寸級のニジマス。

ニジマスにしては小ぶりですが、小気味良い引きにて、楽しませてくれました。

今シーズン、山北地区でも松田地区でも、大物に糸を切られまくっていますが、
松田地区では、視認できる範囲では、ニジマスかホウライマスのようです。
一方、山北地区における超大物は、結局正体がわからないまま、
鮎釣り解禁へと至ってしまうことになりますが、降雨後で友釣り師が入らない時などは、
本流餌釣りをする余地はあろうかと思います。

禁漁期前あたりには、意外とまた、チャンスが巡ってくるかもしれませんので、
その時にでも、期待してみるとしますか・・・。