金曜深夜から降り始め、土曜日は一日中降り続いた雨は、日曜の昼前にようやく止んできた・・・。
気象関係のサイトを見るに、雨雲もほぼ抜けた模様なので、酒匂川本流へ出撃決定。水位を見るに、多少増水しているようだが、
無理しなければOKと判断し、まずは中流部の松田地区へ向かった・・・。
台湾に行った前日、ホウライマスが出て、ハリス切れ2回もあったので、大物に期待していたのだが、チビヤマメと小ぶりなニジマスにて終了。
資源量の少ない本流では、これですら釣れれば幸いだが、これ以上、トラウトの気配は無さそうだったので、上流部の山北地区へと移動した・・・。
山北地区に到着したが、この界隈は、流れに大きな石がきちんと残っており、川相としては申し分ない。
20年くらい前の酒匂川は、栢山の報徳橋くらいまでは、流れの中に石がきちんと入っており、現在のようなのっぺりとした平川ではなかったのだが、
現在は、松田地区のヤブ下あたりが川相の良い境界ラインであり、アユ釣りのポイントも、年々減少してきているようだ・・・。
ウグイの猛攻は結構ウザイのだが、川鵜にあれだけ荒らされた流れにもかかわらず、これだけウグイが出てくれれば、ありがたいことだ。
酒匂川が清流を維持できているという目安については、ウグイとオイカワの魚影が濃いことが判定ラインとなると思われる。
川相が良いので、期待していた通り、結構ヤマメが反応してくれた!! 型は大きくないが、将来性を秘めた本流育ちのヤマメたちだ。
0.4号のハリスを切られた大物は、ヤマメやニジマスではなく、どう見ても50センチくらいの巨大なマルタウグイに見えた(>_<)
トラウトでなく、ウグイに糸を切られたことは、結構恥ずかしく思っている・・・。
その後、28センチの、イワナによく似たブルックトラウトと推測されるサカナが釣れたり、27センチの本流育ちのヤマメが釣れてくれたりと、
複雑な気持ちも味わいながらも、中々変化に富んだ、実に充実した本流釣行となったといえるだろう。
資源量の少ない酒匂川本流で、これだけ楽しめれば御の字であり、9寸級本流ヤマメをGETした際には、既に満足感が満たされるのを自覚した(^^)
6月1日(日)の鮎解禁までの残り少ない時間、鮎解禁日の釣り場候補の検分もしがてら、本流ヤマメのポイントも探索する所存だ。
忙しくなりそうな予感がする・・・。
<本日の釣果>
酒匂川本流中・上流部 : チビヤマメ×5、ヤマメ×1、ニジマス×2、イワナ(ブルックトラウト?)×1
※本日の講評
雨がようやく止んだので、昼前から松田地区と山北地区に出撃したが、活性はかなり良好であり、外道のウグイに悩まされながらも、
大物含めてそこそこの釣果が得られ、大変充実した本流釣行になった(^^)
しかし、中々尺上ヤマメが出ないのと、どうやらブルックトラウトと思われる良型が釣れてしまったことについては、何とも複雑な思いだ・・・。
山北地区までは、未だアユは殆ど上がってきていないようだ。検分も兼ね、次は下流部の小田原地区の様子を見ようと思う。