2008年5月11日

土曜日からの雨が、昼前にようやく止んでくれたので、地元酒匂川本流へ出撃。
普段は資源量の乏しい河川なのだが、今回は雨で増水しており、魚信も活発。いい感じだった(^^)
イワナか、外来魚のブルックトラウトか判別できないが、9寸強の良型をGETした。
酒匂川本流に、本来居てはいけない魚ではあるので、このトラウトはキープさせていただいた。致し方ないと考える・・・。
納竿寸前に、9寸級銀毛ヤマメも登場。なお、本日糸を切った大物は、50センチ近いマルタウグイのようだった(^^;)


金曜深夜から降り始め、土曜日は一日中降り続いた雨は、日曜の昼前にようやく止んできた・・・。
気象関係のサイトを見るに、雨雲もほぼ抜けた模様なので、酒匂川本流へ出撃決定。水位を見るに、多少増水しているようだが、
無理しなければOKと判断し、まずは中流部の松田地区へ向かった・・・。
台湾に行った前日、ホウライマスが出て、ハリス切れ2回もあったので、大物に期待していたのだが、チビヤマメと小ぶりなニジマスにて終了。
資源量の少ない本流では、これですら釣れれば幸いだが、これ以上、トラウトの気配は無さそうだったので、上流部の山北地区へと移動した・・・。

山北地区に到着したが、この界隈は、流れに大きな石がきちんと残っており、川相としては申し分ない。
20年くらい前の酒匂川は、栢山の報徳橋くらいまでは、流れの中に石がきちんと入っており、現在のようなのっぺりとした平川ではなかったのだが、
現在は、松田地区のヤブ下あたりが川相の良い境界ラインであり、アユ釣りのポイントも、年々減少してきているようだ・・・。

ウグイの猛攻は結構ウザイのだが、川鵜にあれだけ荒らされた流れにもかかわらず、これだけウグイが出てくれれば、ありがたいことだ。
酒匂川が清流を維持できているという目安については、ウグイとオイカワの魚影が濃いことが判定ラインとなると思われる。
川相が良いので、期待していた通り、結構ヤマメが反応してくれた!! 型は大きくないが、将来性を秘めた本流育ちのヤマメたちだ。

0.4号のハリスを切られた大物は、ヤマメやニジマスではなく、どう見ても50センチくらいの巨大なマルタウグイに見えた(>_<)
トラウトでなく、ウグイに糸を切られたことは、結構恥ずかしく思っている・・・。
その後、28センチの、イワナによく似たブルックトラウトと推測されるサカナが釣れたり、27センチの本流育ちのヤマメが釣れてくれたりと、
複雑な気持ちも味わいながらも、中々変化に富んだ、実に充実した本流釣行となったといえるだろう。
資源量の少ない酒匂川本流で、これだけ楽しめれば御の字であり、9寸級本流ヤマメをGETした際には、既に満足感が満たされるのを自覚した(^^)

6月1日(日)の鮎解禁までの残り少ない時間、鮎解禁日の釣り場候補の検分もしがてら、本流ヤマメのポイントも探索する所存だ。
忙しくなりそうな予感がする・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流中・上流部 : チビヤマメ×5、ヤマメ×1、ニジマス×2、イワナ(ブルックトラウト?)×1


※本日の講評
雨がようやく止んだので、昼前から松田地区と山北地区に出撃したが、活性はかなり良好であり、外道のウグイに悩まされながらも、
大物含めてそこそこの釣果が得られ、大変充実した本流釣行になった(^^)
しかし、中々尺上ヤマメが出ないのと、どうやらブルックトラウトと思われる良型が釣れてしまったことについては、何とも複雑な思いだ・・・。
山北地区までは、未だアユは殆ど上がってきていないようだ。検分も兼ね、次は下流部の小田原地区の様子を見ようと思う。



酒匂川本流は、山北地区某所の画像。

さて、ここは何処でしょうか?
のっぺりとして、平坦で釣趣に多少欠ける松田地区より下の流れに比べると、
大岩をも擁した川相であり、渓流魚にとっても暮らしやすい環境かもしれません・・・。、

事実、本日は、そこそこヤマメ釣りを楽しむことができました。
増水が引いてしまったら厳しいかもしれないが、ポイントは結構多く、
じっくり狙う価値がありそうです・・・。

アユ遡上が本格化したら、この流域も、きっと人気スポットでしょうね。








これはイワナですか? それともブルックトラウトですか?

かなりの大物が掛かりまして、慎重に取り込みました。
9寸クラスもの良型ゆえ、結構びっくりしましたが、
イワナのようでそうでないような・・・。

こいつを釣り上げる前に、0.4号を切られましたが、どうやらトラウトではなく、
50センチ級のマルタウグイだったようです・・・。

それにしても、本来は酒匂川に居てはならない魚なので、複雑です(^^;)









出ました、9寸級の本流銀毛ヤマメ!!

実測で、ちょうど27センチジャスト。立派な個体です。

本流育ちのヤマメは、なにしろパワーがあってスピーディーであり、
針掛りすれば、最高のターゲットです。

サクラマスやサツキマスには及びませんが、酒匂川本流に、
これだけの個体が生息してくれることについては、嬉しいの一言です(^^)

いやはや、納竿寸前に出てくれたのがこれとあっては、釣り師冥利に尽きます・・・。
元気に子孫を増やしていただきたいものです。
※本日も、ブルック以外はオールリリースです。






外道の尺クラスのウグイ(^^;)

ウグイも、さすがに尺クラスになると、結構大暴れして、
取り込むのに難儀することもあります(^^;)
古くからは、「ハヤのひとのし」と言われるように、
グッとくる手ごたえは、中々強いかもしれません・・・。

本日、0.4号ハリスを切られた相手は、どうやらトラウトではなく、
50センチくらいのマルタウグイのようでした(>_<)

川鵜による食害によって、ウグイの生息数は大激減したようですが、
これくらい立派なウグイが釣れてくれれば、安心できますね・・・。