2008年4月26日

海外出国前日のため、午前中だけ、近場の酒匂川本流をピンスポット狙い。
2006年に結構釣れたホウライマスが登場。漁協が放流したのか?
今回は、0.6号を使用したが、それでもハリス切れ2回・・・。正体不明の大物を上げるには、どうすりゃいいの?


明日は、予定さえ狂わなければ、台湾へ出国の予定。そのため、午前中だけ、身体に負担のかからない酒匂川本流を流すことにした・・・。
幸いにも、風が全く無いので、大物対応のダイワ精工「翡翠本流 硬調硬85MX」を久々に振ることができる。
先週は、軽さ重視にて、宇崎日新「川師2WAY805 硬調80」を使ったが、スーパートラウトに50M走られた揚句、
0.4号のハリスをを切られた。
翡翠本流の方がスペックが高く、これに0.6号仕掛けにすれば、まず大丈夫だろうと判断し、2Bの錘を背負わせた。
クロカワ虫やピンチョロを採取後、開始・・・。

小さな新子ウグイしか掛からないが、それでも、3月2日に丸坊主を食らった時に比べれば、余程雰囲気は良い。
ただし、先週はたくさんいたはずの稚アユの魚影が消滅しており、遡上していったのか、それとも川鵜や白鷺に喰われてしまったのか、
心配になった・・・。
まあ、アユについては、また挿してくるだろうし、鮎解禁日の釣り場は、別に松田地区に拘らずとも、下流部の小田原地区でも問題ないので、
気にするのは止めることにした・・・。

ゴミその他障害物のある大岩の陰にて、突然大物が掛かった!!
疾走する魚体は、白銀の流線形にて、推定で35センチくらいの何らかのトラウト。こちらは軟らかめの翡翠本流なので、
何とかなると思ったが、ゴミに糸が絡まり、数秒後にハリスがプツン(>_<)
はぁ・・・。0.6号でも切られたか・・・。ゴミに邪魔されるとは、ツイていない。

気を取り直すに、今度はコツンとアタリがあり、そこそこの良型のサカナが掛かった!!
幸い、それほど引きは強くなく、見える魚体は、どうやら2年前に釣りまくったホウライマスではないか(^^;)
2分くらい掛かったが、無事にネットイン。30センチジャストだった・・・。
糸を切るような大物は、少なくともこのサイズよりも遥かに大きく、しかもパワーを持っているということだ。
ヒレピン尺上本流ヤマメなのか、それともニジマスやホウライマスの40センチ級なのか??
正体を見極めるには、やはり釣るしかない・・・。

ポイントを少し変えた後、仕掛けを流し終えたので竿を上げると、居喰いでこれまた大物が掛かっていた!!
先ほどバラした奴よりかは動かないが、重さが半端無く重い・・・。
何とか耐えたかったが、今度もハリスを切られた(>_<) うーん、どういうことだ・・・。無念。

場が荒れてしまったのか、アタリが途絶えたので、上流部の山北地区へ移動した。
発電所取水のためか、前回よりも減水しており、ポイントが減っていたが、開始早々にガツンというアタリにて、
ヒレピン7寸級ヤマメが登場した(^^)
それほど型が大きくない割には、本流育ちのヒレピンヤマメの引きは強く、明らかに渓流の8寸級よりもパワーがある。
資源量は少ないのか、その後は全く続かずに、2匹で終了した。

これから鮎解禁までの期間は、本流に力を入れていきたいと思う。
数は少ないが、釣れれば大物なので、釣れた時の満足感ははるかに高いものと思われる・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流中・上流部 : ヤマメ×1、ホウライマス×1(松田地区では、正体不明の大物にハリス切れ2回。スーパーヤマメかホウライマスか・・・。)


※本日の講評
午前中だけの本流釣行。三角土手には、本流魚狙いのルアーマンがたくさんいた・・・。
風が無かったので、大物対応の「翡翠本流」を使ったが、それでも大物にハリス切られ2回。軟調子の「流覇」の方が、取り込みやすいのかどうか・・・。



2006年シーズン以来のホウライマス。

サイズは30センチジャスト。尾ビレは団扇状態にて、どうみても放流物です・・・。

糸を切られた2匹は、こいつの引きなんて比べ物にならないくらい強く、あるいは重かったです。

アユ解禁まであと1箇月。本流狙いシーズン、遅まきながら開幕でしょうか??











ガツンと豪快な魚信にて出た、7寸級ヒレピンヤマメ。

銀毛しかかっていますが、パーマークはまだ残っていました。

こういうのが完全にスモルト化して、降海してサクラマスになれば面白いと思います。

ヤマメの少ない酒匂川本流で、2週続けてヒレピンヤマメが釣れれば、御の字でしょうか・・・。