親不知抜歯によるダメージが概ね終息したので、日曜は西丹沢の渓流へ釣行することに決めていたが、AM2:30に起床成功。
ちょっとかったるいが、林道歩行による有酸素運動にも期待して、大又沢へ入山する意思を持って出発。
YGL浅瀬番小屋着は3:55という、沢割りギリギリのタイミングだった(^^;)
クルマは私を含めて、確か7台。源流の沢が空いていて、どちらかというと本谷系の入渓者が多いようだった・・・。
大又沢の、千鳥橋 〜 本水沢/バケモノ沢分岐区間の中間点にマークした。
大又沢方面にも、法行沢や白水沢入渓者が居る筈なのだが、歩行ペースが非常に遅く、仕方なくずんずん進む羽目に・・・。
笠小屋沢4:27 〜 法行沢4:42 〜 大又ダム4:50 〜 千鳥橋 4:55 〜 玄橋堰堤5:10着。
既に釣りができるくらいの明るさだったので、早速スタートするが、魚信はそこそこあるのに、バラシばかり(汗)
小型主体だから、セルフリリースと思えば釣り落としもOKなのだが、何度もポチャンと落としてしまった(^^;)
好ポイントからは全くと言ってよいほど出なかった。気配は有るのだが、プレッシャーが高い区間なので、スレているのだろう・・・。
また、ヤマメが走る。完全に気付かれているということだ・・・。
いわゆる、竿抜け的なポイントからは、何とかチビメが出てくれた。
流れが速いポイントの石裏にてイワナが出て、岩と岩の間の穴に投入したところ、ヒレピン8寸ヤマメが出てくれてホッとした(^^)
典型的なポイントから釣れてくれず、竿抜けポイントではアタリもはっきりせず、ヤマメらしいシュパッとくるアタリは少なかった。
本水沢/バケモノ沢分岐は、そのままバケモノ沢へ進入したが、こちらもチビメ主体に反応が無くはないものの、中々鉤掛りしてくれない。
ようやく明瞭な魚信とともに、良型が乗ったが、成魚放流物だった・・・。26センチと立派だ。
その後、セギノ沢出会いを過ぎたあたりで、心の中の声にて、「そろそろ引き返せ・・・。終わりにしろよ・・・」という声が
聞こえてきた・・・。
バケモノ沢第2堰堤迄行こうと思っていたのだが、木々が生い茂り、バケモノ沢という沢の名の通り、
鬱蒼とした気味の悪い空気になりつつあったので、イワナが出たのを機に、引き返すことにした・・・。
地蔵平出発がPM12:55。浅瀬番小屋着が、14:15だった。
距離的には、水の木橋あたりから戻ってくるのとそれほど変わらないと思うのだが、本谷系よりも、帰りの歩行時間が何故か早かった。
まあ、天気がぐずついており、気温が上がらずに活性が低かったことを考えれば、チビとはいえ、ツ抜け達成は悪くないとのことだった。
さて、次はどの沢に入ろうか・・・。
<本日の釣果>
大又沢上流部(玄橋堰堤より入渓) : チビヤマメ×6、ヤマメ×1、イワナ×1
バケモノ沢下流部(セギノ沢分岐付近で納竿) : チビヤマメ×3、成魚放流ヤマメ×1、イワナ×1
※本日の講評
さすが世附。資源量が多く、今シーズン初のツ抜けを達成した。
しかし、ヤマメ特有のシュパッとしたスピード感溢れる魚信が少なく、モゾモゾとした、目印の違和感にて対応した。
小型主体にて両型が出ず、バラシ連発にて、今一つ消化不良の感か・・・。
それにしても、好ポイントにはサカナが居るのだが、全然喰ってこず、竿抜け的なポイントからしか釣れなかった。
超人気区間ゆえ、スレ度抜群は仕方のないところか・・・。もっと精進せねば・・・。