2008年4月13日

親不知抜歯のダメージ概ね終息・・・。
AM2:30に起床できたので、大又沢に強硬出撃し、バケモノ沢下流部まで、通しで釣り上った。
今シーズン初のツ抜けを達成できたが、ぐずついた天気で気温が低く、今一つ喰い気が無かったように感じられた。
バラシが非常に多く、手元での釣り落としが連発(>_<) 
小型主体だったので、セルフリリースと思えばそれでもよいが、腕前の拙さを改めて痛感した・・・。
そういえば、大又沢に釣行すると、必ず雨に降られるようだ。初回の雷雨しかり、これはジンクスなのか(^^;)


親不知抜歯によるダメージが概ね終息したので、日曜は西丹沢の渓流へ釣行することに決めていたが、AM2:30に起床成功。
ちょっとかったるいが、林道歩行による有酸素運動にも期待して、大又沢へ入山する意思を持って出発。
YGL浅瀬番小屋着は3:55という、沢割りギリギリのタイミングだった(^^;)
クルマは私を含めて、確か7台。源流の沢が空いていて、どちらかというと本谷系の入渓者が多いようだった・・・。
大又沢の、千鳥橋 〜 本水沢/バケモノ沢分岐区間の中間点にマークした。

大又沢方面にも、法行沢や白水沢入渓者が居る筈なのだが、歩行ペースが非常に遅く、仕方なくずんずん進む羽目に・・・。
笠小屋沢4:27 〜 法行沢4:42 〜 大又ダム4:50 〜 千鳥橋 4:55 〜 玄橋堰堤5:10着。
既に釣りができるくらいの明るさだったので、早速スタートするが、魚信はそこそこあるのに、バラシばかり(汗)
小型主体だから、セルフリリースと思えば釣り落としもOKなのだが、何度もポチャンと落としてしまった(^^;)

好ポイントからは全くと言ってよいほど出なかった。気配は有るのだが、プレッシャーが高い区間なので、スレているのだろう・・・。
また、ヤマメが走る。完全に気付かれているということだ・・・。
いわゆる、竿抜け的なポイントからは、何とかチビメが出てくれた。
流れが速いポイントの石裏にてイワナが出て、岩と岩の間の穴に投入したところ、ヒレピン8寸ヤマメが出てくれてホッとした(^^)
典型的なポイントから釣れてくれず、竿抜けポイントではアタリもはっきりせず、ヤマメらしいシュパッとくるアタリは少なかった。

本水沢/バケモノ沢分岐は、そのままバケモノ沢へ進入したが、こちらもチビメ主体に反応が無くはないものの、中々鉤掛りしてくれない。
ようやく明瞭な魚信とともに、良型が乗ったが、成魚放流物だった・・・。26センチと立派だ。
その後、セギノ沢出会いを過ぎたあたりで、心の中の声にて、「そろそろ引き返せ・・・。終わりにしろよ・・・」という声が
聞こえてきた・・・。
バケモノ沢第2堰堤迄行こうと思っていたのだが、木々が生い茂り、バケモノ沢という沢の名の通り、
鬱蒼とした気味の悪い空気になりつつあったので、イワナが出たのを機に、引き返すことにした・・・。

地蔵平出発がPM12:55。浅瀬番小屋着が、14:15だった。
距離的には、水の木橋あたりから戻ってくるのとそれほど変わらないと思うのだが、本谷系よりも、帰りの歩行時間が何故か早かった。
まあ、天気がぐずついており、気温が上がらずに活性が低かったことを考えれば、チビとはいえ、ツ抜け達成は悪くないとのことだった。
さて、次はどの沢に入ろうか・・・。


<本日の釣果>
大又沢上流部(玄橋堰堤より入渓) : チビヤマメ×6、ヤマメ×1、イワナ×1
バケモノ沢下流部(セギノ沢分岐付近で納竿) : チビヤマメ×3、成魚放流ヤマメ×1、イワナ×1


※本日の講評
さすが世附。資源量が多く、今シーズン初のツ抜けを達成した。
しかし、ヤマメ特有のシュパッとしたスピード感溢れる魚信が少なく、モゾモゾとした、目印の違和感にて対応した。
小型主体にて両型が出ず、バラシ連発にて、今一つ消化不良の感か・・・。
それにしても、好ポイントにはサカナが居るのだが、全然喰ってこず、竿抜け的なポイントからしか釣れなかった。
超人気区間ゆえ、スレ度抜群は仕方のないところか・・・。もっと精進せねば・・・。



大又沢の急流帯の石裏から出た7寸級イワナ。

急流帯は、木々が生い茂っており、仕掛けを奪われる難所(^^;)

大型のヤマメやイワナが居そうなのだが、今までそれほど特筆すべき釣果は出ていない・・・。













大又沢の、素晴らしい好ポイント。

サカナの影は走るし、気配は十分にありますが、中々餌釣りでは釣れません(>_<)
おそらく、私の仕掛けでは、最近の超スレヤマメには歯が立たないのでしょう・・・。

小さな竿抜けポイントからしか、魚信は来ませんでした。













岩の間の穴から出てくれた、8寸級ヒレピンヤマメ。

実測で24センチありました。成魚放流でない個体としては、極めて立派です。

大又沢のサカナは、アタリも小さく、釣るのに大変苦労しました・・・。














バケモノ沢下流部の渓相・・・。

富士見橋付近ですが。中々の好渓だと思います。
釣り人が非常に多いため、半端無くスレており、一度バラすと、最早次は有りません(^^;)















バケモノ沢で出た、成魚放流ヤマメ8寸級。
実測で、26センチ程度ありました・・・。

明瞭な魚信にて、しかもかなり強く引きましたので、十分に楽しませていただきました。















バケモノ沢 / セギノ沢分岐。

右手がセギノ沢です。セギノ沢を分けるので、水量は減ります。
数百メートル上がると、木々が鬱蒼としている上に谷深く、
バケモノ沢という名の通り、薄気味悪い空気が濃くなってきます。

心の中の声として、「そろそろ帰った方がいいよ。釣りをやめた方が良いよ」と
聞こえてきたので、納竿しました。

鬱蒼としていますが、素晴らしい渓相が上流まで続きます。
第2堰堤を現認したかったのですが、午後になると、気のせいか、
急に物寂しい空気が充満してきました。







バケモノ沢で納竿直前に出たイワナ。

型は6寸程度ですが、腹の色が黄色であり、居付きのイワナだという錯覚を受けます。

大又沢では、それほどイワナの型が大きくないようで、8寸以上の良型は釣れてきません。
もっとも、37センチが釣れたという情報もありますので、よほどの運の強さが必要でしょうか・・・。

それとも、私が下手なだけ(^^;)