2008年4月6日

世附へ入山したかったのだが、前日に親知らずを抜いたばかりなのと、
花粉症で咽喉が炎症を起こして出血しているので、林道歩きの世附へは釣行できず。
中川川支流西沢を午前中、皆瀬川を昼過ぎまでやって終了。合計6匹のヤマメが釣れたが、ツ抜けは遠い・・・。


図らずも、土曜日に親知らずを抜かれてしまったので、ダメージが残っている。
また、鼻の血管が切れてしまったのか、鼻血が出たり、喉が炎症を起こして出血しているようだ。
おそらく花粉症のせいだと思われる。重病の可能性もあるが、とりあえず総合病院へ行くにしても、次の土曜日しかチャンスが無いので、
負荷が掛かる林道歩きを伴う世附入山を諦め、中川川支流をターゲットに据え、目指した・・・。

もともとは相性が良くないが、先日尺イワナを釣ってしまった西沢に決定したが、西丹沢自然教室前には、既に人間の気配がする。
写真撮影家の人の話によると、まだ釣り人は誰も来ていないということだったので、安心して西沢の入渓点へ向け、畦が丸登山道を進み、
第一堰堤上から入渓した・・・。
AM5:30スタート。もう充分に空は明るくなっていた。

朝一番なのにもかかわらず。反応が全く無く、相性の悪さなのかと思ったが、本棚滝までの間に、何とか3匹のヤマメが釣れたから、
ヨシとするべきだろうか・・・。
こちらが、本棚沢に入ったころ、上からルアーマンが登山道を降りてきた(^^;)
こちらは朝一入渓なので、その輩は、登山道を登って、私に断りなく頭ハネされてしまったことを悟るも、
まあ、釣り人銀座の西丹沢なので、仕方のないことだろうか・・・。
まあ、本棚沢/下棚沢分岐までの間は、足跡等が無かったので、区間の4分の3は一番乗りで楽しめたので、ヨシとしよう。

本棚は、50Mほど下ったガレ沢合流点の少し上の斜面に踏み跡があり、巻けそうな雰囲気があったので、斜面を登って行った・・・。
20Mくらいは楽々登れたが、体調が本調子でなく、もしかすると重病の可能性もあるので無理をせずに引き返した。
渓流釣りにおける高巻きは危険な行動であり、滑落でもしたら、命を落としかねないので、「オレ止めの滝」として終了。
下山後に検察してきた酒匂川漁協監視員によれば、本棚滝上の流れは、良型ヤマメの濃い最高のポイントだが、
単独での高巻きは非常に危険なので、戻ってくれて良かったと言っていた・・・。やはり、リスクは高そうだ。

帰りがけに、皆瀬川中流部の短い区間をやったが、チビヤマメ主体とはいえ、中々の美系ヤマメが3匹登場。
水が温み、超外道のクソバエも湧き始めてきているが、ヤマメが居着いてくれているのは嬉しいかぎりだ(^^)


<本日の釣果>
中川川支流支流西沢(第一堰堤上 〜 本棚沢本棚滝迄) : ヤマメ×3(7寸前後)
皆瀬川中流部 : チビヤマメ×3(5寸程度)


※本日の講評
西沢は、対岸の東沢が昨年の台風で破壊されてしまって、釣り場としての価値が下落したため、非常に人気河川になってしまったようだ。
朝一番で入ったのにかかわらず、後から登山道を登って、先行者の私を追い越したと思われるルアーンマンに頭ハネされたが、
沢沿いを歩く登山客も多いので、どちらにしてもサカナが出にくい条件だったと思う。
あんな小さな沢に、7人くらい入渓していた。皆さん、まず釣れていないと思うが、どうだろうか・・・。
本棚滝の高巻き、できそうだったが撤退した。難度的にはどのくらいなのだろうか・・・。

皆瀬川中流部は、水が温んでクソバエが活性化してきている(>_<)
しかし、小型主体とはいえ、綺麗なヤマメが居着いていてくれるのは、大変素晴らしいことだと思う。

それにしても、西沢下山後に西丹沢自然教室付近にて検察してきた漁協監視員によると、
川鵜が中川川と玄倉川にまで襲来してきており、西丹沢でも、目に見えて魚影が薄くなっているとのこと(怒)
下流の酒匂川本流は、ウグイとオイカワすら釣れてくれない状態・・・。
ただでさえも魚影が薄い酒匂川なのに、川鵜に喰い尽くされてしまったら、死の川になってしまうことに他ならない(>_<)



西沢で最初に釣れたヤマメ。

やや錆びていますが、ヒレピンの7寸級にて美形。
良いヤマメです。















西沢で釣れた3匹目のヤマメ。

白い美形です。中川川系のヤマメは、非常に美しい個体が多いです。
















本棚滝ですが、下まで写しきれません(^^;)

落差40Mとかいう話ですが、かなりの高さですね・・・。

左後方の斜面に踏み跡があり、おそらく釣り人の中には、
滝上も狙いに行く人が居るかと思いますが、
漁協監視員の話では、「大ヤマメが釣れる可能性が高いが、
単独では行ってはならない。落ちて死んだら元も子もない・・・」とのことです。

平坦な中川川本流に比べると、支流の沢は、中々険しい傾向です。

























皆瀬川のチビヤマメ。

漁協監視員によると、皆瀬川は稚魚放流とのことですので、
美形ヤマメが出やすいのでしょう。

短い区間にて、しかも西沢の帰りがけに寄って、3匹釣れれば御の字です(^^)