土曜日は歯医者通院、日曜は熱海マラソン出場にて釣行できないので、年休取得の月曜に賭けていたのだが、天気予報通りに雨(>_<)
休養日に充てることも考えたが、昼前に雨が止み、空が明るくなってきたので急ぎ出撃!!
ターゲットは、中川川本流筋源流部の白石沢だが、既に釣り終わって帰ってきた人とすれ違い(モロクボ沢へ入ったとのこと)、
手沢出合上の堰堤付近から入渓しようとしたら、また別の釣り人が居たので、1KM程度上流の、キャンプ場跡地から白石沢へ入ったとしても、
頭ハネになるだろうから、断念・・・。
用木沢へ入ることにした・・・。モロクボ沢へ入った方の情報では、ツ抜けを達成し、型も良かったとのことだった。
用木沢は、昨年夏に入ったが、相性が非常に悪い沢だ・・・。
良型の実績もよく聞くのだが、何しろ水量が全く無く、所々伏流してしまっている。好ポイントと思われるポイントでも、
ことごとく無反応だった(>_<)
右岸から名前のわからない支沢が流れ込むと、左岸の本流は水涸れとなり、釣りにならない。
支沢にもヤマメが生息しているので、少しだけ釣り上ったが、無反応の上に、どんどん水量が減って×・・・。
用木沢とは、ことごとく相性が悪いらしく、一度のアタリも無く終了(>_<)
次は、西丹沢自然教室脇あたりから、中川川本流へ入ることにしたが、目に入ってきた景色に、絶句した・・・。
多少なりとも自然渓相が残っていたのだが、ユンボで均され、ヤマメが生息していたポイントが、完全に消滅していた(>_<)
これで、東沢・西沢合流 〜 用木沢出合区間の本流の主力釣り場は、完全に消滅してしまったと言ってよいだろう・・・。
シーズン中の土日は、キャンプ客の水遊びによって釣りにならないが、平日に攻めれば、ツ抜け程度の釣果が得られた釣り場だったが、
貴重な区間を失ったものだ(怒)
残念以外の何物でもない・・・。
夕方の時間帯に入ってきたので、これまた相性の悪い西沢を、下から探っていく・・・。
反対側の東沢のほうが相性は良いのだが、昨年の台風で大きなダメージを受けているので、今回は避けた。
西沢も全然反応が無く、ヤマメの気配が感じられないが、水量は比較的豊かだった。
木の枝が邪魔だが、シマノ「七渓峰」の穂先は頑丈なタフテックゆえ、今までほどはストレスが溜まらず、仕掛けのロスが少ない(^^)
ふと目印が止まったので、根掛りかと思って竿を上げると、ゴツゴツと重みが伝わってきた!!
ヤマメではなく、イワナであるのを確認し、何とか慎重に取り込むと、尾ビレこそ欠損しているが、金色の腹をした、
居付きの立派な尺イワナだった!!
実測で31センチは、イワナにおける最高記録であることは言うまでもない(^^)
起死回生とは、まさにこんなことを言うのだろうか・・・。
結局、釣れたのはイワナ1匹のみ。アタリも全く無かったのだが、劇的な終幕となったことは言うまでもない。
<本日の釣果>
中川川支流用木沢中流部 : パーフェクトボウズ(アタリ1つ無い丸坊主・・・)
中川川支流西沢下流部 : イワナ×1(尺イワナ1匹のみ!! 他にはアタリすら無し)
※本日の講評
天気さえ良ければ、朝イチで白石沢に入れていたはずであり、そこそこヤマメが釣れたのではないかと思われるが、仕方なし(^^;)
それにしても、用木沢は本当に相性が悪い・・・。大雨後の大増水したときにでも入れば、もしかすると爆釣するかもしれないが・・・。
中川川本流の工事破壊は、誠に遺憾(怒)
西丹沢自然教室(東沢・西沢合流) 〜 用木沢出合区間貴重な釣り場だったのだが、営利目的の事業者からすれば、
レジャーランド化させてしまうのが、一番の上策なのか・・・。しかし、酒匂川水系全般、工事による河川破壊が多過ぎる!!
西沢も、決して状況は良くない。大堰堤ばかりが聳える環境。種の多様性からすれば、大きな問題を抱えている沢でもある。
しかし、今宵は尺イワナが釣れたことについて、単純に喜ばさせていただこうか・・・。