2008年2月24日

静岡県駿東郡小山町観光協会釣友会 ヤマメ放流作業に参加&合力!!
2008年渓流釣りシーズン開幕直前、静岡県側鮎沢川支流群源流部へ、ヤマメ稚魚1万数千匹を放流!!
1月20日に第一次放流を済ませているとのことで、合計10万匹もの規模。
管轄漁協不在区間へ対する、駿東郡小山町の無償放流事業には、まさに溜飲が下がる思い。


昨年は、静岡県側への釣行は僅か1回にとどまり、しかも釣果を得られずに終わってしまっていたが、
それまでのホームは静岡県側であり、小山町内の各河川では、本当にたくさんのヤマメ・アマゴ・ニジマスを釣らせていただいた。
数年前に、小山町観光協会釣友会会長の山橋氏と、偶然にも東富士と西丹沢の谷間の沢にて知り合い、それがご縁で、
小山釣友会へのオブザーバ参加をさせていただいており、小山町夏祭り前の鮎沢川本流清掃や、鮎沢川本支流へのヤマメ放流作業に
加わらせていただいている。

今回は、ヤマメの第2次放流ということで、1月20日に行われた第一次放流に続き、本日は源流域を中心となった・・・。
風が強く、しかも源流部は残雪も結構あり、雪道に慣れた小山町の方だからこそできるハンドル捌きにて、源流部へのダート林道を
何本も進んだ。
私が一度も足を踏み入れたことのない、未知の領域がたくさんあり、小山の川での釣りは、里川と本流を中心としたスタイルであり、
本格渓流や源流はほとんど無いと思い込んでいた今までの観念が、すっかり覆させられた(^^;)

富士山系ではなく、西丹沢系の静岡県側の山裾を流れる川は、世附の源流部の沢と雰囲気が似ていて、びっくりした!!
水の色や底石の雰囲気は、静岡県側のほうが濁度が多少高いが、考えてみれば、明神峠や世附峠の北と南の分水嶺の差があるだけで、
渓相や雰囲気が似ていても、何の不思議もないのも当然かもしれない・・・。
いくつもの、普段は施錠してあるゲートを特別に通過し、初めての沢へ入り、ヤマメの稚魚を放流した。

放流作業は午後まで掛かり、生育調査(≒特別採捕)が行われたが、活性が低く、小山釣友会の名手の腕でも、
鮎沢川本流・須川・野沢川の3か所で、釣果が出なかった。これが私だったら、間違いなくボウズだっただろう・・・。
相模原から、これまた遠方から参戦されたF氏と遅昼餉を摂り、帰宅。
いやはや、源流部への放流は大変疲れ、解禁前の良い運動になった。
小山町にも、素晴らしい源流域があることを知り、大変有意義な1日となった(^^)


<本日の成果:ヤマメ稚魚放流>
釣友会会長殿が、秘密にしないで、遠慮なく情報を公開して下さいとのことなので、放流した河川名を公開。
小山佐野川本流筋支流 精進川
須川支流 上野川支流 奥の沢
野沢川支流 湯船沢源流部
野沢川源流部


※本日の講評
風が強く、大変厳しい状態の中の作業であったが、事故なく無事に終了した。
ずっと山橋会長から、示唆に富んだ素晴らしいお話を聞かせていただき、本当に、ありがたいかぎりだった(^^)
最近は、神奈川県側西丹沢渓流への釣行が主体となっているが、静岡県側も、ポテンシャルのある素晴らしい沢が何本もあり、
本流&里川派だけでなく、源流派も十分に楽しめる環境であることを再認識させられた・・・。
私は運動神経の悪い、鈍な釣り師なので、源流を攻めれるスキルが無いが、イワナの繁殖が問題となっているとされる沢については、
狙ってみたいと思う。
1回の釣行で見切りを付けずに、足繁く通うようにと、山橋会長よりアドバイスを頂いたので、実践してみようと思う。

















さて、これはどの沢の源流部でしょうか?
正直のところ、渇水していて水が少なく、解禁後しばらくは
釣りにならないかもしれません。

世附峠の南斜面の沢だけあって、土沢源流部の4本の沢とか、
織戸沢なんかに雰囲気が似ているような沢もありました。
この沢はイワナが居るらしく、本来の生息魚種ではないとのことで、
積極的にキープして欲しいのが小山釣友会の希望ですので、
小山町内は、ヤマメではなくイワナだったらいくらでも持って帰ってOKとのことです。

キープ派の人は、イワナ目的に小山町鮎沢川支流を探ってみるのは良いかもしれませんね(笑)