夏季休暇2日目、おどろおどろしいお盆期間に入る前のチャンスとして、満を持して世附川本谷は水の木取水より
入渓した・・・。
目覚ましアラーム通りにAM2:20に起床でき、浅瀬着は3:20・・・。
予想以上に人数が多く、沢割り4時スタート組は13人居て、大又沢系が7名、世附川本谷系が6名だった。
ほとんどの人が、源流部の沢への入渓であり、近場なのは私だけだったようだ・・・。
大船から来たという、水の木沢源流部へ入渓されるテンカラ師と共に林道を歩いた。
彼は世附自体、まだ2回目らしく、拙い私のヘボ情報を、一応は知っている限り提供した。
多少は役に立ってくれただろうか・・・。
ちょうど1時間で取水入り口へ到着。大体標準時間といえようか・・・。
渓に降り立ち、クールダウンしてから戦闘開始。AM5:20から釣りを開始した。
入渓点から早速活発な魚信に恵まれ、7寸弱のヤマメをGETし、結局最初のヤマメが本日釣れたヤマメの中で、
最も大きかった(^^;)
20センチあるかないか程度だったが、あとは5,6寸程度ばかりにて、本日は型の良いヤマメには完全に見放された。
そんな中、目印に違和感があったのでアワせると、黒っぽい重いサカナが掛かっており、慎重に取り込むと、
何と26センチのヒレピンイワナだった(^^) これはラッキーだ!!
しかし、その後はイマイチ反応が無くなり、チビヤマメがたまに釣れてくれる程度になってしまった・・・。
次々と現れる堰堤を何とか巻き、チビヤマメにからかわれながら、パイプ堰堤まで到達した。
ここからは、大棚沢大棚滝まで遡行し、そこで脱渓するのが水の木取水からのコースなのだが、
水の木沢分岐付近にて、28センチの良型イワナをGETした直後、キイロスズメバチが体の周りを纏わりつき始めた(>_<)
一旦下流へ退き、素早く上流へと向かったが、またもや纏わり付き、しかも激しく威嚇を始めやがった(怒)
殺傷能力が高いキイロスズメバチ・・・。仕方ないので納竿し、パイプ堰堤のスロープにて脱渓するべく川を下り始めたが、
さらに追いかけてくる有様には、さすがに我慢の限界となるほど頭にきて、タモ網をぶん回したところ、上手く捕捉できた!!
何度踏んでも中々死なない生命力の強さだが、なんとか殺処分完了。ざまーみろ!!
とはいえ、もたもたしていると、仲間が集団でやってくる恐れがあるので、速攻で撤退した・・・。
最後の最後にて、少々消化不良気味の感があるが、それでもそこそこ釣れたのでヨシとするべきだろう。
その他、クロスズメバチやアブも纏わり付いてきて離れないので、5,6匹殺処分をした。
それにしても、キイロスズメバチとクロスズメバチには、何故かしつこく襲撃される(^^;)
私の汗の臭い、体臭、一種のフェロモンのようなものが、奴等を呼んでしまうのだろうか・・・。
キイロスズメバチは非常にすばしっこいので、本当に困った敵なのである(>_<)
<本日の釣果>
世附川本谷上流部 : チビヤマメ×9、ヤマメ×4、イワナ×2
イワナは思わぬ良型の登場にて大満足。しかし、ヤマメが小ぶりばかり・・・。おまけにスズメバチに襲われて、
釣趣半減か(^^;)
※本日の講評
暑い真夏の林道歩きを耐えること1時間・・・。源流組に比べれば、半分以下なので大したことないのだが、
それでも豊富な水量と素晴らしい渓相、そして比較的魚影が濃いといった好条件が保証されているのが世附の
良いところにて、神奈川県下で最高峰の渓流釣り場といっても過言でないだろう・・・。
憎きキイロスズメバチに襲われ、遡行を終了せざるを得ず、大棚の滝壺を狙えなかったのが痛いところか(^^;)
他のスズメバチは、奴らのテリトリーから離れればストーキングを解除してくれるのだが、キイロスズメバチに関しては、
一旦纏わり付かれたら、とことん離れないから本当に困り者だ・・・。
人間側からの反撃として、タモを使って何とか捕捉して殺処分してやったが、仲間の報復が怖いので、釣りに関しては中断せざるを得なかった。
良型イワナを2匹GETできたので、十分に満足できるレベルなのだが、大棚滝まで進めなかったことと、
ヤマメが小ぶりなのしか出なかったことに関しては、何となく消化不良の感有りか・・・。