2007年7月19日

休暇を取得し、平日釣行は中川川へ満を持して出撃したかったところだが、まずは寝坊(爆)
平日だから、大勢に影響は無いだろうと甘く見積もっていたが、何故か釣り人が滅茶苦茶多い(^^;)
西丹沢自然教室付近は先行者だらけ・・・。思い切って最下流ポイントの中川温泉郷エリアを狙ったが、
丸坊主(>_<)
最後の望みで、上流部の本流筋の白石沢へ入ってみたら、入渓者無しのようにて、逆転釣果。
しかし、何ともいえない気持ちにて、悲喜こもごもといったところか・・・。


平日釣行すべく、休暇を何とか取得できた。
ターゲットは、中川川本流の西丹沢自然教室〜白石沢キャンプ場跡あたりとし、台風の増水が一段落し、
先行者も居ない状態にて、ベストコンディションを期待していたのだが、AM4:00にすら起きれず、
結局6:00にようやく身体が動くという有様・・・。これは、認めたくはないが、やはり加齢によって体力が落ちてきている
ことの現われだろう(>_<)
こんな状態では、世附川本谷や大又沢釣行の4時沢割なんて、到底無理だろう・・・。
普段の出勤時間とほぼ同時刻に、ようやく出発。西丹沢自然教室へは8時前に到着した・・・。

平日だし、世附川系がメインの西丹沢だから、中川川系はそれほど人が居ないだろうと甘く見積もっていたが、
残念ながら、現実は厳しかった(^^;)

中川川本流の遡行を開始したが、明瞭な足跡があり、しかも反応は無い。そして、遥か前方には先行者が居た(>_<)
はい、ここでGAME OVERでございます(涙)
それでは東沢はどうかと沢沿いに歩き始めようとしたら、上から餌釣り師が下りてきた・・・。これもアウト(爆)
情報収集すると、かなりたくさん釣れて、23センチ前後も結構出たという!!
やはり、寝坊は致命的だった・・・。

こうなったら、最下流部を狙うべく、中川温泉郷区間まで一気に下った・・・。
平日なのに釣り人が多く、箒沢付近・大石キャンプ場付近・大滝キャンプ場付近の要所には、
釣り人が入っているのが確認できた・・・。
とりあえず、笹子沢バンガロー付近から入川して遡行したが、ほとんどアタリは無く、時折、外道のクセに狡猾な
チビウグイに餌を取られる程度(>_<)
増水が残っており、豪快なゴーロの渓相からは大物が期待されたが、丸坊主を喰らった(>_<)
中川川下流部は、資源量が少ないのか、相当にスレているのかはわからないが、完敗を喫してしまった・・・。

ダメ元で、再び上流へ向かい、用木沢出合まで行くと、車は1台しか停まっていない・・・。
おそらく、他の釣り人は、既に釣りを終えて撤収した後なのだろうが、白石沢下流部を探釣してみることにした。
すると、意外にも蜘蛛の巣が残っており、入渓者が居なかったような雰囲気だ(^^)
チビメ主体だが、アタリも結構来て、反応が無かった下流部とは状況が違う。

サカナが溜まっているポイントに偶然遭遇し、成魚放流ヤマメの8寸級や、ヒレピンの7寸級始め、
6寸程度のヤマメが結構出てくれた。
そんなわけで、前半戦は丸坊主だったのだが、後半戦はツ抜けを楽々達成することができた。

釣趣についてはイマイチであり、たまたまサカナが溜まっていた場所にて10匹近く出てくれただけのことであり、
要所要所から、程よく出てくれる方が、釣りとしては楽しさがある。
結果的に、釣れはしたのだが、何となく物足りなかったのが本音だ・・・。
白石キャンプ場跡地にてモロクボ沢を左に分けると細流化してきて、木々の枝が覆い被さってくるようになった。
少し遡行したが、アタリが無くなったので、納竿した。

帰りは、中川温泉郷の信玄館にて温泉に浸かり、疲れを癒した。
@1,000にて、安くはないが、それほど熱くなく、クセのない単純アルカリ泉であり、心身共にリフレッシュできた。
武田信玄も、北条領内に、よくもまあ隠し湯などこしらえたものだ・・・。
考えてみれば、犬越路の向こうは甲州だ。西丹沢には、武田軍ゆかりの地名が結構多いのも頷ける。


<本日の釣果>
中川川下流部 : 丸坊主(下流部の中川温泉郷区間では、ほとんど反応無し!!資源量が少ないのだろうか・・・)
中川川支流白石沢下流部 : ヤマメ×16(下流部で釣果無しも、沢に入ると状況は一変?? 釣れはしたのだが、何となくイマイチ感有り・・・)


※本日の講評
寝坊して、西丹沢自然教室着がAM8:00丁度では、確かに出遅れなのだが、それでも平日だし、
先行者なんか居ないだろうと思っていたら、釣り人だらけにて唖然(^^;)
追いやられるように下流部へ向かい、最下流エリアの中川温泉郷区間を遡行したが、ゴーロ主体の立派な渓相に、
しかも先日の台風の影響が残っていて、水量もOKだったが、全くといってよいほど反応が無く、サカナの気配も
感じられなかった・・・。
週間釣りニュースAPCの上野氏は、この区間にて、ルアーで結構な釣果を上げられているので、
サカナ自体は居なくはないと思うが、餌釣りでは、完敗を喫してしまった・・・。

ダメ元で、白石沢下流部へ入ったら、今度はたまたまサカナが溜まっているポイントに当たり、坊主だった釣果を
一気に挽回できたが、1つのポイントで何匹も出るより、遡行するにつれて、テンポ良く出てくれると最高なのだが、
このような釣れ方は、それほど満足感で満たされないのが本音だ。

それにしても、「オレって下手だなぁ・・・」と実感した一日だったが、温泉に浸かって帰り、今晩は良く眠れそうだ・・・。



白石沢の堰堤下から出てくれた成魚放流ヤマメ。

中川川系の沢なので、放流物も、白っぽくなっていくんだなと感じました。

ヒレが丸い割には、結構なファイトを見せ、9寸級かと思わせるようなパワーでした。
※実測で25センチ







同じく白石沢にて出てくれた、7寸級の良型ヒレピンヤマメ(^^)

本流下流部での無反応が嘘のように、立て続けにヒットしてくれたポイントがあり、そこから出てくれました。

私は原則、渓流魚をキープしないので、このクラスの魚が尺クラスに成長してくれることを日々願っています。








中川川下流部は、中川温泉郷区間の、新湯之澤橋より上流を望む。

豪快なゴーロの渓相であり、本日みたいに増水の影響が残っているときなどは、 大物が望めそうな雰囲気ですが、中々狡猾なチビウグイに餌を取られるだけで、全くの不発(>_<)

うーむ・・・。サカナが薄いのかとも思われるが、きちんと結果を出すことができる人も居るので、 やはり私が下手なだけでしょうか・・・。

ダム下の河内川本流と似た雰囲気です。