2007年7月8日

世附川本谷系の悪沢か、中川川本流筋の白石沢へ入渓しようと思っていたが、またもや起きれず(>_<)
AM3:00に起きなければならないところ、起きたのは7:00(^^;) 仕方なく近場の皆瀬川へ行く・・・。
クソバエ天国の中、期待はできないのは当然なのだが、それでもヤマメと出逢える好環境は、
本当に素晴らしい!!


土曜夜、日曜が天気予報が良好なのを確認し、就寝した。AM3:00に起床し、世附川本谷系の悪沢か、
中川川上流部の白石沢といった、ヤマメの資源量が多いと聞く沢へ入渓して、良型美形ヤマメを存分に堪能しようと
目論んでいたが・・・。
目覚ましのアラームにどうしても身体が言うことを聞かず、自然に目覚めたのが7:00(^^;)
これでは、メジャーな沢は先行者に完全に踏み込まれている・・・。
マイナーな沢へ行くしかないが、先日、畑沢の水質の悪さは確認済なので、多少は透明度の高い皆瀬川へ向けて
出発した・・・。

皆瀬川は、正直のところ、好きな渓流ではない・・・。
理由は、言うまでもないが、超外道のクソバエがびっくりするほど濃く、その猛攻たるや、内川以上なのだ(>_<)
しかし、中々お目には掛かれないものの、意外にも大物実績のある川なので、今回は期待はできないものの、
寝坊コースとしてはもってこいと判断した次第だ・・・。

足柄西部環境センター脇の取水から入渓し、市間橋を経て、湯ヶ澤橋上手の2段堰堤までの区間を、
途中堰堤を2回巻いて遡行した。
不思議なのは、主力支流として比較的有名なオオタ沢の流れ込みを発見できなかったことだ??
左岸側から合流するはずなのだが、それらしき気配は無かった。
合流寸前にて伏流し、ボサに覆われてしまっているのだろうか・・・。
谷が深くなってきており、クソバエのアタックしかなくなってきた荒れた瀬続きの渓相にて、目の前に高巻き不可能な
大堰堤が聳え立ったのを機会に納竿・・・。

近くから県道に上がれそうもないので、推定でオオタ沢出合付近の入渓点と思われる場所まで川通しで下って脱渓した。
皆瀬川は大きな堰堤で分断されており、区間区間にて特徴があった。
ある区間では、クソバエがほとんど居なくて良型のヤマメが走り(魚影が濃くても釣れないのが現実だが・・・)、
またある区間では、クソバエだけでヤマメが全く走らなかった。
ただ、共通して言えることは、西丹沢の本格渓流と違い、気晴らし程度に釣る川だということだろうか・・・。

良型も結構居そうな感じを受けたが、簡単に釣れてくれない。
堰堤の高巻きは結構大変だし、谷深くて鬱蒼とした区間もあり、難度は意外にも高めだと思った。


<本日の釣果>
皆瀬川中流部 : ヤマメ×2(超外道のクソバエもうんざりするほど・・・。さすがクソバエ天国)


※本日の講評
寝坊して、やむなく向かったクソバエ天国皆瀬川にて、好釣果を求めるのは間違っていると思うが、
区間によってはかなりヤマメが濃く、アタックしてくるケースがあったものの、確実に針掛かりさせられなかったのは、
偏に私のスキルが低いからに他ならない・・・。

しかし、渓流・清流釣りをするだけならば、当地は本当に恵まれている。
狩川や内川は10〜15分程度。酒匂川本流、そして皆瀬川や畑沢は20分程度のアクセスだ。
良型含め、ツ抜けを狙いたいんだったら、きちんと早起きして、世附川本谷系や大又沢系、
そして中川川上流の支沢へ行けばよいのだから、心身共に疲れているとはいえ、無理のない程度にて、
それを克服しなければならないと実感しました。

次回こそは、西丹沢の渓流へ出撃したいと思います。



入渓点のチャラ瀬。

このすぐ下で取水され、これよりも下流は、乏しい水量のまま、酒匂川本流へ注ぎます。

今日は、いかにもといった好ポイントからは反応が無く、こういったチャラ瀬にて、ヤマメがアタックしてくるケースが多かったですね・・・。









6寸程度のヤマメ。

本日は2匹しか釣れず、もう1匹は5寸程度でした。

クソバエ天国であり、酒匂川漁協の積極放流も無い皆瀬川にて、釣果を期待してはいけませんが、もう少し釣れてくれれば最高でしたね・・・。

しかし、ヒレピンの美しい魚体です。







一見すると好ポイントの淵。

これがクソバエの居ない西丹沢の沢でしたら、間違いなくヤマメが1匹は出てくれるでしょうが、残念ながらここは皆瀬川・・・。

こういったポイントは、クソバエに占拠されており、ヤマメは居ませんでした(>_<)









西丹沢の本格渓流を思わせるような本格的渓相・・・。

区間によっては、全くヤマメの魚影が無い所もありますが、逆に滅茶苦茶魚影の濃い区間もありました。

しかし、針掛かりしたのは2匹のみ(^^;)
9寸級の良型は、人間の気配を感じると、あっという間に逃げ去ります・・・。
大雨の後、笹濁りのときにでも攻めれば、もしかすると可能性があるかもしれませんね。