2007年6月1日

神奈川県下各河川、アユ一斉解禁日は、地元河川に毛鉤釣りで挑む・・・。
酒匂川本流は、アユの型は良好だったが、評判ほど個体数が多くはなく、数は伸び悩んだ・・・。
狩川は、アユの数は非常に多いが全然釣れず。しかも、水質悪化が酷く、最早ドブ川のレベルまで転落だと思う(>_<)


先週土曜日に出勤した振替休日として処理したため、本日はアユ解禁釣行をすることができることになり、
毛鉤仕掛けの、ドブチンチン釣りにて酒匂川本流中流部へ出撃した・・・。
前日の大雨の悪影響も考えられ、ゆっくり目に出発し、入川はAM7:30に、十文字床止工にてスタート。
やはり、笹濁りでやや増水していた・・・。

濁りが取れ始めると、アタリが出始め、結構な良型主体にポツポツ釣れてくれた。
しかし、正午前くらいから反応が完全に止まってしまい、ツ抜け程度で終わってしまった(^^;)
周辺ポイントを隈なく廻って竿を出したが、追加は数匹に留まり、コイ科外道がポツポツしか出なくなってしまった・・・。
そして、チビヤマメが2匹、強烈なパンチにて毛鉤にアタックしてきた。
しかし、本日はアユが本命なので、ヤマメは外道だったりする(笑)

それにしても、20年以上も前の少年時代は、親父殿と自転車を漕いで、開成町側の玉川ダイカスト裏に行き、
30匹程度は当たり前のように釣れてくれたものだが、やはり、最早望むべくも無いのだろう・・・。
スイカの匂いがプンプンしていたのだが、それだけアユが多かったということだろう。

夕マズメは、狩川の広町地区を狙ってみることにした。
狩川下流部はアユの数が滅茶苦茶多かったので、かなり期待していたのだが、全然釣れなかった(>_<)
アユ自体は滅茶苦茶たくさん居るのだが、全然毛鉤を突いてくれない・・・。
しかも、水質が非常に悪く、ドブ川の一歩手前状態まで悪化していた(^^;)
これは由々しき問題だと思った。なぜならば、我々南足柄市民の水源は狩川だからだ・・・。

とにもかくにも、アユ解禁日は、今ひとつ満足度が満たされずに終わった感がある。
午後にアユの気配が無くなった酒匂川本流は、やはり絶対数がそれほど多くないのだろう・・・。
既に冷水病になりかけてるような固体もあった。
結構心配なので、川の観察も兼ねて、第3週くらいまでは、本流でのアユ毛鉤釣りに取り組もうと思う。


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部 : アユ×13、チビヤマメ×2(コイ科外道のウグイ、オイカワ、クソバエも多数・・・)
狩川中流部 : アユ×2


※本日の講評
酒匂川漁協や松本釣具店のサイトでの情報や、アユ釣りファンの個人HPやブログでの情報では、
今シーズンの酒匂川本流のアユの量は多く、期待できるということだったが、私が本流トラウト狙いをしていたときに
感じたとおり、やはり大量遡上というわけにはいかないようだ・・・。
それほど遡上量が多いとは感じていなかったが、本日も釣れたのは午前中だけで、午後からはサッパリ釣れませんでした。

なお、夕マズメは遡上量の多さを現認済だった狩川へ行ったが、アユの量は凄まじく多いものの、全く釣れない(^^;)
しかも、水質が滅茶苦茶悪く、ドブ川の一歩手前のような感じだったのには唖然とした(>_<)
我々南足柄市民の水源となる川であり、さすがに上流部は綺麗なのだが、市街地の水質悪化がここまで急激だとは、
認識していませんでした・・・。

アユが毛鉤を喰わなくなったら、また渓流へ戻ろうと思います。



朝方の十文字床止工(通称:松田の堰)の様子・・・。

ドブ釣り師がたくさん入っていました。
濁りが取れてくると、友釣り師もたくさん入ってきました。

私も、アユ毛鉤釣りは、このポイント周辺に拘って釣ります。

昨年は拘りがハズれてボウズを喰らいました(>_<)
今年は、数は出なかったものの、良型アユが強烈な引き味を楽しませてくれました・・・。






本日の釣果。

20センチ近い良型も出てくれました。
十分にオトリとして使えそうです・・・。

しかし、型は良かったものの、数が出ません・・・。豊漁という評判ほどは、アユも多くなさそうです。
やはり私が解禁前に感じていたように、普段の年とたいして変わらないような気がします。

しかし、良型アユの引きは素晴らしく、ヤマメよりもアユの方が引きが強いです!!