2007年5月2日

昨年と同じ日に、同じ大又沢のやや上流へ釣行。そして雨に打たれた(^^;)
源流のバケモノ沢は、相当イワナが濃い渓だと聞いているので、落ちてきたイワナを期待したが、
僅かな量が混生している程度か・・・。
木々の枝に仕掛けを奪われること多数。「俺って下手だなぁ」と実感(>_<)


AM2:10起床。何とか世附へ出撃。浅瀬ゲート前に、確かAM3:30着。
昨年の同じ日に、やはり同じように大又沢上流部を目指し、千鳥橋から入渓した。
その時は、何しろ雷雨に襲われ、びしょびしょになりながら、必死に撤退した大変な一日だった・・・。
その時偶然知り合った、これも偶然にも同じ市内在住のFFオヤジ様ことmasaさんに導かれ、事無きを得た。

昨年は確か4時の浅瀬に12人居たと思ったが、今年は7人だった。
7人のうちの1人は、日頃からBBSに大変貴重なコメントを書き込みいただいている南太平さんであり、
セギノ沢入渓とのことなので、道中一緒に大又沢林道を歩かせていただいた。
林道歩行の1時間余の時間にても、非常に勉強になる話を賜った。本当に、素晴らしい渓師だと思う。
釣法も同じ餌釣りなので、ご迷惑でなければ、師と仰がせて頂きたい渓師だ・・・。
※今年の解禁日に、少々不条理な頭ハネを喰らって途方に暮れていた私に、
代替策を懇切丁寧に教示していただいたのが、南太平さんだったのだ・・・。

5:15に大又ダム上流堰堤に到着。ここで私は入渓となる。
ほど良く魚信があり、成魚放流物の良型も、林道から下りて放流しやすいポイントからは出てきてくれた。
概して、結構木々が鬱蒼としており、注意していても仕掛けを奪われること多数(>_<)
※ストレスは多少溜まった・・・。上方不注意だといえばそれまでだが、5M進んでは仕掛けをロスするようなシーンも
結構あった・・・。

イワナの顔は辛うじて見ることができたが、小さかった・・・そして、驟雨性の雨にも降り込まれた(^^;)
去年のように雷は鳴らなかったが、雨で濡れて結構寒くなり、士気は多少下がってしまった・・・。

バケモノ沢/本水沢分岐に到達したので、少しでもイワナの可能性が高いバケモノ沢へ進入する・・・。
さらに川幅が狭まり、さらに短い4.5Mズーム(3.9−4.2−4.5くらいのスペックの竿が必要になるだろう。
第一堰堤まで攻めたが徒労に終わった・・・。バケモノ沢では良型は全く気配すら感じず、
難しい沢なんだなと実感した。

信玄平方面渡渉点から脱渓し、12:05に地蔵平を出発。やはり、先日の大棚沢のときと同じように、
帰りのほうが余計に時間が掛かってしまった(^^;)
それだけ疲れ果てているということがいえるだろう・・・。体力落ちているし、下りでは腰痛まで出てしまう有様(涙)

無事に帰還できたので、それはそれでヨシとしよう。
多少薄気味悪い区間もあり、地蔵平の怪談の噂も聞かなくはないが、今回は大丈夫だったようだ(笑)
浅瀬管理小屋に戻り、貼った赤いマグネットを外そうとすると、私の予約エリアのすぐ上
(バケモノ沢/本水沢分岐)あたりに、堂々と白いマグネットが貼られていた(^^;)
どうりで、後半戦はアタリが遠のいたわけだ・・・。
困ったものだが、大激戦区だから、仕方ないところか。


<本日の釣果>
大又沢上流部 : チビヤマメ×7、成魚放流ヤマメ×4、チビイワナ×1
バケモノ沢下流部 : チビヤマメ×2


※本日の講評
GWの狭間なので、普段は超激戦区の大又沢メイン区間も、比較的快適に釣りを楽しめた感じはしましたが、
木々の枝には本当にやられました(>_<)
5.3Mズーム(5.3−4.9−4.5)では、木々が生い繁った沢では、これですら長すぎるのかもしれず、
4.5Mズームを購入せざるを得ないかもしれませんが、勿体無いので迷うところですね・・・。
南太平さんと林道をご一緒でき、自然に対する造詣の深さに、改めて感服いたしました。



大又沢の渓相。

千鳥橋〜バケモノ沢/本水沢分岐までの区間は、大体こんな感じの渓相にて、特に悪場も無い好ポイント揃いの流れなので、大激戦区になります。

千鳥橋から入渓すると、大体頭ハネを喰らうので、堰堤上から入った方が良いと思います。

ゲートから、徒歩1時間少々掛かりますが、来ただけの価値はある素晴らしい流れですね・・・。





成魚放流ヤマメ25センチ級。

これと同じようなサイズがあと3匹出ました。
たまには食べたいと思い、今回は3匹キープ。
南太平さんに教わったとおり、クリール内に熊笹を敷きましたが、変色度合いが少なく、やはり腐敗防止効果がてきめんに現れました。

滅多にトラウトを食べませんが、今日のヤマメは美味かったですね(^^)





大又沢のチビイワナ。

専門に狙えるほど多くは混生していないようです。
昨年もチビイワナが2匹出ましたが、大きく成長できないのでしょうか?
それとも、出てくれないだけか・・・。

茶色っぽい色で、大棚沢で釣れたチビイワナの方が瑠璃色で美しく感じます。
次のイワナ狙いは、世附川本谷の水の木取水から狙ってみますか・・・。





バケモノ沢/本水沢分岐。

右がバケモノ沢で左が本水沢です。

ヤマメで構わないのならば、左又を登った方が、数は出たかもしれません。







バケモノ沢下流部の渓相。

由来はいくつかの説があるようですが、こんな怖ろしい名前の沢に、よく進入できたものです(^^;)
昼間だったからこそのことで、そうでなければ1人では無理ですね(笑)

木々が生い繁り、ほとんど釣りになりませんでした。
第一堰堤まで釣り登りましたが、堰堤上でセギノ沢と分かれるようです。