2006年7月23日

アマゴが好調という噂の、鮎沢川漁協管轄区域上流部を攻めるも、貧果に終わる(>_<)
御殿場市街地に近く、水質の悪さはかなりのもの。ヤマメやアマゴって、実は汚染に強いのかな??
アユ師の居ぬ間の酒匂川本流は、狭いポイントでの局地戦。しかし大物は出ず・・・。


鮎沢川漁協が追加放流した個体を主体に、御殿場市内の紅葉橋〜暢気父橋区間の、鮎沢川の釣り場としては
最上流区間にて、最近好調だという話を聞いていたので、水質の悪さゆえに、普段はあまり行かない
エリアとはいえ、一発大物をGETしようと思い、出撃しましたが・・・。
やはり、御殿場市街地に近い影響で、雑排水が浄化せずに、透明度がすこぶる低い中、戦闘開始です・・・。

渓相に関しては、鮎沢川本流の中では、一番良い区域です。
はるか昔、人間が現在の御殿場市街に住み着く前は、きっと相当良い渓流だったと思われます。
しかし・・・。釣れるという噂とは裏腹に、ほとんど魚信が来ません(>_<)
かすかなアタリに対応し、何とかアマゴが2匹出ましたが、これで終了(^^;)
私が下手なだけなのでしょうか??
それにしても、薄茶色の汚い流れ、よくアマゴが生きていられると思わざるにはいられません・・・。

帰り際に、中流部の桑木堰堤を攻めるも、ここも×・・・。
今シーズンは、スカされ続けています。小山町足柄地区で、最も雰囲気のあるポイントなのですが、ダメ。
秘密某A沢の下の方だけ適当にやってみても、やはり×。
この沢は、大嫌いなクソバエが非常に多く、しかも大きいので、大変に凹みます(>_<)

声を掛けられたので振り向くと、小山釣友会の若手実力者のAさんでした。
私みたいなヘボ釣り師とは異なり、数段レベルが上の方です。
話によると、最近は入渓者が大変多く、抜かれてしまっているらしいです。それで魚が少ないとのこと・・・。
確かに、釣れなすぎですので、納得です。

最後は、神奈川県側の酒匂川本流中流部に寄ります。
濁り&増水のために、アユ師が入れないので、隙間作戦です。狙いは1箇所、第2放水路吐き出し口です。
アユドブ釣り師の下手に入らせていただき、6Bオモリを背負わせ、ダイワ精工「碧翠 硬調81MX」にて攻めます。
余程、鮎沢川よりも魚信は活発です。しかし、外道のウグイ主体で、結構良型も出てしまいます(^^;)
ようやく本命が上がりましたが、神奈川県側では珍しく、ヤマメではなくアマゴでした。
まあ、混生域ですので、それほど不思議ではありませんが、基本的にはヤマメ主体です。

結局、大型を仕留めることはできず、終了しました。
劇的な釣果、得られそうにありません・・・。


<本日の釣果>
鮎沢川本流上流部(御殿場市深沢地区):アマゴ×2(外道も少なめ。本命のアタリはほとんど無し・・・)
酒匂川本流中流部(南足柄北部地区):アマゴ×1(外道のウグイは活発で、結構良型揃いだが、本命トラウトは来ず)
静岡県側の不調、改善されないようです・・・。


※本日の講評
好調だという話を聞いていたのに、鮎沢川上流域、ダメでした・・・。
ボウズでないから良いものの、やはり汚い(>_<)
酒匂川は、先日、サイクリング中に餌師が大型トラウトをバラしたポイントでしたが、
一応アマゴが出てくれたので、ヨシとしますか・・・。
春先のような大型トラウト、また釣りたいものです。



生活雑排水で濁った流れから、
何とか出てくれたアマゴ。よく生きています!!
意外にもヤマメやアマゴって、汚染に強いのでしょうか・・・。

ほとんどアタリも出ておらず、居食い状態で
GETしました。
豊漁という噂とは裏腹に、振るいませんでした。







深沢地区の流れ。

これで水質が良ければ、非常に良いポイントだと思います。
紅葉橋〜暢気父橋区間は、平坦な鮎沢川本流の中で、
珍しく渓相が急峻な区間です。
(あとは、神奈川県内の最下流部も谷が深い)








神奈川県側の酒匂川本流で出たアマゴ。
一般的にはヤマメが主体なので、びっくりしました。

混生域であり、ヤマメともアマゴともいえない魚も
よく釣れますし、そういう面では、酒匂川水系は
興味深い水系です・・・。

アユ師の合間を縫いながらも、トラウトを狙う余地は、
まだ多少は遺されているかもしれません。






酒匂川本流は、第2放水路吐き出し口です。

このポイントをピンポイントで狙い、
アマゴをGETしました。

これだけの激流なので、ウグイも泳力が強く、
かなりの引きを見せ、本命かと勘違いさせられる
ケースも結構ありました・・・。

ここも大型トラウトの実績ポイントなのですが、
確かに、雰囲気は結構ありました。