2006年5月21日


酒匂川本流トラウトフィッシュ、いよいよ閉店へのカウントダウン開始・・・。
粘った末に、尺上個体は何とか出るも、だいぶ抜かれてしまった感じ。個体数は激減の模様(>_<)
チャンスはあと1回有るか無いかだが、一応は満足した感があるということにしましょうか・・・。


アユ釣り解禁目前、酒匂川本流中流部へ、トラウトフィッシュの最終盤戦へ出撃する・・・。
まあ、何とか釣果を得られたが、ホウライマスと思しき’川マス’については、
だいぶ抜かれてしまったようだ(>_<)
まあ、ほとんどの個体が尺上だし、釣った者としては、喰いたい気持ちはわからないでもないが、
こうしてサイトで紹介してしまった私にも、資源減少の責任が無いわけでもない・・・。

本日も、本流スタイルの餌釣り師がかなりの人数出ており、ルアーマンも、川音川出合の深場を
徹底的に探っていたようだ・・・。

本流餌釣り師は、十文字床止(通称:松田の堰)の下を丹念に探っており、大型トラウトは出なかったようだが、
キラキラとするサカナを揚げており、ノーマルタイプの中型ヤマメでも出たのかもしれない。
私は、そのすぐ下の瀬を狙ったが、増水しており、非常に押しが強く、転倒でもしたら、涅槃行きの
危険たっぷりの暴れ川。まさに酒匂川本流、本来の姿だったので、緊張しながらの釣りとなった・・・。

ズシッとくるアタリを捕らえると、大型魚が大暴れしており、長期戦の様相・・・。
10分後、流心部の激流に逃れようとして下流に走るので、私も足元に気を付けながら、下流へと走る!!
100Mくらい走られ、川音川出合付近にてようやく御用となったのは、38センチのヒレピン。
銀化しており、黒点こそ無いが、レインボーラインが薄っすらと見える個体であり、これはホウライマスと
断定せざるを得ない個体だった・・・。
惜しむらくは、デジカメのレンズが水滴で汚れ、汚い画像になってしまったことだが、まあ、自然の中なので、
仕方なかろう。

その後も、黒点こそ無いが、何となく、元はニジマスだと判る固体が出て、あとは、酒匂川漁協が放流したものと
思われる、中・小型ヤマメが飽きない程度に出てくれた。
もちろん、外道のウグイと超外道のクソバエも、相変わらず、濃い模様だ(^^;)

新規導入した、「流覇U 71MC」の入魂としては、一応の実績を挙げられたと言えましょう。
アユ解禁後は、本流でのトラウト狙いの釣りは不可能になります。
次の休日しかチャンスがありませんが、出撃できるかは、微妙なところであります・・・。


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部(開成・松田地区):ホウライマス×1、ニジマス×1、ヤマメ×4(コイ科外道もそれなりに・・・)

食用にキープされてしまっているのか、懸案の’川マス’の個体数が、益々減少している模様です・・・。
来季以降も楽しむため、リリースの徹底を、引き続き、強く希望します。


※本日の講評
明らかに、ホウライマスと断定せざるを得ない固体が出てしまいました(^^;)
まあ、銀化してるため、通常のニジマスよりも美しいので、私は存在魚種として、認知してもヨシと
考えることとします・・・。
ノーマルタイプのヤマメも出て、これが来季にかけて生育してくれると、楽しみですね。
個体数は激減の模様ですが、来季まで残っていてほしいものです。




38センチの個体。
100Mも下流に走られ、ランディングまで15分!!

レインボーラインが薄っすらと見え、これは、
ホウライマスと断定せざるを得ないでしょう・・・。

水滴でレンズが汚れ、画像が汚いのが残念ですが、
ノーマルタイプのニジマスよりも美しく、
対象魚としての価値は、十分あると思います・・・。






32センチの個体。
銀化こそしておりますが、いかにも、
元は普通のニジマスだと思しきタイプ。

これも、比較的ヒレがしっかりしており、
ファイティングタイムは5分でした・・・。

ノーマルレインボーとしてカウント。





普通のヤマメで、6寸程度。

放流物でしょうが、結構美形。
5寸前後の個体が、他に3匹出てくれました。

来季まで生き残ってくれれば、
本流は豊富な川虫もありますし、成長が期待できます。