2006年3月25日


神奈川県側酒匂川本流で、会心のトロフィー2本獲得!!
マス化した、本流尺ヤマメGET!! シーズン初期の段階にて、既に満足の感有り(^^)
数少ない個体を見事に釣り上げ、しかもダメージを与えずにリリース。まさに自画自賛の釣行なり・・・。


心身共に、まだまだ本調子には程遠く、フルタイムでの釣行は、しばらくできそうにありません。
里でも木々が生い繁るような暗い沢や、本格的な山岳渓流については、また変な物に憑かれると、
ますますバイオリズムが低下するので、こんなときは、快活な本流釣行に限ります。
そうすると、今シーズン、色々と大物情報が出ている酒匂川本流を選択です。

さて、とはいえ酒匂川本流は渓流魚の個体数自体は非常に少なく、可能性の薄い釣りです。
運が良くて、9寸クラスのニジマスが1本揚がれば良い方ですので、基本的には「丸坊主」覚悟で
ダメ元で行くべきでしょう・・・。

そんなわけで、午後から、やをら出撃。雨が多いので、水量は多めで、非常に水質は良い状態です。
足柄大橋 〜 信栄倉庫の区間を探る計画ですが、いかんせん酒匂川沿いは風が強いので、
本日も、ダイワ精工「翡翠本流 硬調硬85MX」は、残念ながら使用できません(>_<)
使い勝手の良い「流覇 中硬硬71MZ」にて、強風の合間を見ながら、探っていきますが・・・。
予想通り、全く反応は有りません。コイ科のサカナ含め、酒匂川本流は魚影が非常に薄い河川なのです。
「まあ、気分転換で自然の空気を吸えればOKだな」程度に、元々割り切っていましたが、酒匂川の女王は、
意外にも身近なところに居てくれたようです・・・。

スッと目印が引っ張られたのでアワせると、中々の大物!!
見える魚体は、明らかにサケ科です。そして1,2分後、新調したダイワ渓流タモで御用になったのは、
ヒレピンの、完全に銀化している、30センチジャストの本流ヤマメでした(^^)
ニジマスでなかったので嬉しかったのは勿論ですが、とうとう本命に出会えました。

続いて、同サイズを途中でバラし、「もうダメかな・・・」と思った矢先、目印が止まったのでアワせると、
物凄い重みと引きです!!
「今度は大型のニジマスか!!」と思いましたが、5分掛けてようやく御用となったのは、ヒレこそやや丸いものの、
マス化した36センチの、尺上本流ヤマメでした!! これにはびっくり。
酒匂川本流でトロフィー2本獲得なんて、嘘みたいです(^^;)

シーズン初期の段階にて、既に満足の感ですね・・・。
今シーズンは、「釣りではなく、何か別の物に余暇を充当すべし」との、神の思し召しなのかもしれませんね(笑)
なにしろ、今シーズンは各方面からの情報によっても、静岡県側鮎沢川系統の釣果が良くなく、西丹沢はじめ、
神奈川県側の河内川系統の方が結果が良くなっています。

最後は、信栄倉庫裏の大プールで粘りましたが、ここでは、チビメらしき魚に餌を取られただけで、釣果は無し。
このポイントは、餌では中々結果が出ません・・・。
「碧翠 硬調81MX」に鮎用2号オモリを背負わして探るも、今回もダメでした。
とはいえ、大満足の釣行になりました。


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部(開成・松田地区):本流尺ヤマメ×2
マス化した個体であり、酒匂川本流の女王との、数少ないチャンスと邂逅できたといえるでしょう・・・。
全くダメージを与えずに、リリース。食べたら旨かったかもしれないが、資源保護!!


※本日の講評
酒匂川本流は資源量が少ないものの、水棲昆虫も多く、数少ないながらも大型渓流魚が生息します。
今回は、運良くもそれら稀有な「酒匂川本流の女王」と邂逅することができました(^^)
こんな記事載せると、各方面から、人が殺到するのでしょうか・・・。



最初に揚がった、30センチジャストのヒレピン本流ヤマメ。

完全に銀化している個体です。

多少、傷が有りますが、実に美形です!!
素晴らしい酒匂川本流の女王です(^^)





2本目の、36センチの尺上本流ヤマメ。

ヒレがやや丸いものの、マス化しており、
中々の貫禄です。

引き味は凄く強く、抜群のファイトを見せました!!

私などに、よくぞこんな大物が釣れたものです(^^;)