配置替えによる人事異動の内示前に、既に9月度の休暇を取得済でしたので、
休み明けは書類の山であるのは不可避ですが、最早割り切った気持ちにて平日の釣行を決定。
休日はキャンパー三昧で、絶対に渓流釣りなど不可能な流域、西丹沢は中川川本流系統をチョイスです。
西丹沢へ釣行を開始したのは今年からですが、西丹沢自然教室からの入渓のパターンが定着しており、
本日も早速、吊り橋付近から開始です。
それにしても、平日はこの界隈、人の気配がほとんど有りません・・・。休日の賑わいから比べると、
別世界ですね・・・。辺りは静まり返り、不気味さすら感じます(^^;)
とにもかくにも、修理依頼中の宇崎日新「ロイヤルステージ3WAY渓神技 硬調540」と入れ替わりにて、
修理が上がったばかりの、シマノ「天平ZT 超硬調53」にて早速開始。
また折れたら最悪なので、それはそれは丁寧に扱っての遡行です。
日々、釣り人に攻められているからでしょうか、しばらく反応はありません。
6月に初めてこの地を訪れたときは、頻繁に魚影が走りましたが、最近は中川本流も西沢も東沢も、
たまにしか魚の気配が感じられません。釣られてしまっているんでしょうね・・・。
バウアーハウス付近にて、ようやくヒットしましたが、チビメです。それでも、ボウズを免れただけ、全然マシですね・・・。
さらに、6〜7寸級のヤマメが3匹出てくれ、それなりに満足です。
プラス、7寸程度のニジマスも2匹出て、これは中々のファイトを見せてくれました。
笑えたのは、ツンツンと小さなアタリが来て、何度かバラした後に釣り上げてみると、黒っぽい小さな魚が、
針に付いています・・・。
「こんな山奥で、とうとうクソバエとご対面かぁ?テンション下がるぜ・・・(>_<)」と思いながらよく見ると、
人為的に放流された物と思われる、10センチ程度のチビイワナでした・・・。
さらに2匹、同サイズのチビイワナが出ました。
まあ、滅多にイワナの顔を見れないヘボ釣り師としては、まあ、良い記念ですね(笑)
白石オートキャンプ場を通過し、この先で中川川は幾重もの沢に分岐しますが、本日は本流筋の白石沢を選択。
用木沢を見送り、白石沢の各ポイントを攻めていきますが、渓相は良いものの、全く反応なし・・・。
足跡が沢山あるし、車止のゲート前には何台か停まっています。間違いなく先行者ありですね。
見た感じでは、釣りにならなそうな小沢である、手沢を見送ってそのまま遡行するも、結果は同じ。
モロクボ沢出合にて納竿しました。
基本線は、里川専科の清流釣りスタイルの私には、この渓流を、これ以上遡行するのは難儀なためです(苦笑)
(もう1つの理由として、白石オートキャンプ場よりも上流は、何となく「嫌な感じの空気」というか、
何か、これ以上歩を進めたくない気持ちになったので中断したのも大きな要素でした・・・)
帰り道、最強殺人蜂のオオスズメバチと遭遇しましたが、普通にすれ違っただけで被害はありませんでした。
世附川系統に比べれば、スズメバチに関しては、まだ安全かもしれませんね。
<本日の釣果>
中川川本流上流部、同支流白石沢下流部:ヤマメ×5,イワナ×3,ニジマス×2
ヤマメ2匹と、イワナは3匹全部がコッパサイズ。稚魚でも放流したのでしょうかね・・・。
※本日の講評
土休日の賑わいがウソのように静まり返った中川川にて、数だけは、一応は満足できる釣果を得ました。
本流筋の白石沢では、先行者が入っていたのが明らかで、渓相は良いものの魚信は得られず。
それに、白石オートキャンプ場から上の山間部区間は、何か下の方の開けた区間と異なり、
あまり足を踏み入れたくないような雰囲気を感じました(^^;)
白石沢だけでなく、用木沢やモロクボ沢も、私にとっては、おそらく同じような雰囲気だと思います。
確かに、心霊スポットとされる犬越路という難所の直下ですし、何らかの曰くがあるのかもしれませんね・・・。
これらの沢こそ、中川川系統の核心部とされるフィールドだとは思いますが、もう少し情報を得てから、
挑戦してみたいと思います・・・。