2005年8月7日


昼前から須川中流部へ出撃。愛用竿「流覇 中硬硬71MZ」のメタカラマン部分が、
金属疲労にて破損(>_<) 大爆釣を達成するも、最も頼りになる竿の故障により、
シーズン終盤に掛け、今後の釣行への影響必至・・・。


早朝に起きるつもりが、深夜の地震で起こされてしまったことも影響してか、何と起床は8時半・・・。
こりゃ、今日も期待薄を覚悟しつつも、水質が良く魚影も濃い須川中流部へ向けて出撃です。
中流部の入渓点に到着すると、今日は結構釣り人が居ます。
入渓するにあたり、先行者である彼らに伺いを立てると、場所を移動せずに釣るから、入って構わないとのことですので、
この区間の最下流ポイントへ入渓させてもらいます。

うーん・・・。須川の中・下流部では名物ともいえる、チビニジマスの猛攻です(^^;)
内川や皆瀬川でのクソバエの猛攻に比べれば、引きも強いし、まあまあ美形なので、余程マシではありますが、
これでは渓流釣りの釣趣が味わえません(>_<)
比較的型が良いのが掛かっても、せいぜい5〜6寸程度です・・・。
キープする人だったら、このくらいでも甘露煮サイズとして、持って帰るでしょうね(苦笑)

そのうち、ようやくシャープな引きとともに、白っぽい綺麗なヤマメが登場しました。
と、ここまでは良かったのですが・・・。
竿から仕掛けが外れてしまい、おかしいなと思って穂先を確認してみると、何とメタカラマン部分が、金属疲労により、
折れてしまっていたのです。触ると、そのままボロッと取れてしまいました(>_<)
ありゃりゃ・・・。まいったなぁ・・・。
「流覇 中硬硬71MZ」は、一番利用頻度が高い竿であり、軽い上に長尺仕様のため、私の釣法においては、
最も頼りにしている竿です。それが、突然の故障により戦線離脱です・・・。あまりにも痛いですね(^^;)

仕方ないので、この中流部区間において遡行を阻む、通ラズのブッツケの激流の大淵を、「碧翠 硬調81MX」にて
ダメ元で攻めてみることにしました・・・。
底が砂地なので、見た感じでは、それほど渓流魚が好んで居つくようなポイントではありません。
加えて、いかんせん障害物が多く、木々が生い茂ってボサも酷いため、以前攻めたときも、
仕掛けを何個も失って戦意喪失したポイントです。

今回は、チョウチン釣りの要領にて仕掛けを短くし、ハリスを長くし、アユ用2号錘を付けて聖域に投入です。
オモリが大きいため、仕掛けは比較的安定しますが、アタリが取りにくく、7寸程度のニジマスに針を飲まれ、
キープせざるを得なくなる破目になりました・・・。
そこで、オモリを6Bに落としたところ、滞留時間を長くしつつも、多少は餌が自然に流れるのが功を奏し、
良型のヤマメとアマゴも出てくれるようになりました。

しかし、ヒレピン物でありながら、須川中流部の魚は喰い気が旺盛で、針を豪快に飲み込んでしまいます(>_<)
喉奥の急所を貫かれた個体は出血も酷く、針を外した時点で、既に絶命してしまっていることも多数です・・・。
そんなわけで、ヤマメも1匹、キープせざるを得ませんでした・・・。
攻めにくいポイントのため、相当に魚が溜まっていたらしく、何匹も魚が出てくれましたが、さすがにアタリが止りました。
そろそろ撤収かなと思っていたところ、身体の周りを大きなアシナガバチが纏わり付いています(>_<)
そしてさらには、中型のスズメバチが、何と2匹も、目の前にいるではありませんか(″ロ゛)

背中のタモ網に手を掛け、万一、積極的に襲ってきたら一網打尽にすることを決意し、
「小さな殺し屋」相手に、しばらくは睨み合いが続きましたが、奴らも捕獲されてはたまらないと思ったのか、
何とか距離を置いた位置に下がったので、その隙にその場から撤退です( ´o`)п
生餌や魚の生臭い臭いによって、肉食の凶暴系のハチが寄ってきてしまったのかもしれませんね・・・。

無事に撤収でき、しかも大爆釣でしたが、主力級の竿が戦線離脱となってしまったのは、実に痛いです。
購入店に早速連絡しましたが、下手をすると、復帰は9月上旬だそうです・・・。
鮎沢川本流の足柄地区、9月一杯で長い禁漁に入ってしまうんですよね。参ったなぁ(>_<)


<本日の釣果>
須川中流部(湧水公園周辺):ニジマス×30強(チビ主体)、ヤマメ×4、アマゴ×2
上流部(わさび田エリア)と違って魚影が濃く、スレていない向こう見ずな個体が多いような気がします・・・。
針を飲まれ、絶命してしまったヤマメとニジマスを数匹キープ
→ 食べる気がしなかったので、近所の老夫婦にあげたら歓んでくれました。良かった良かった(^^)


※本日の講評
なにしろ、須川中流部は、向こう見ずなニジマスの幼魚が多すぎです(^^;)
それと、最も頼りにしている愛用竿の「流覇 中硬硬71MZ」の、メタカラマン部分破損は、
シーズン終盤に差し掛かったこの時期には、実に痛いですね・・・。

唯一良い材料としては、今まで大物・大場所対策の「碧翠 硬調81MX」を、
今一つ活躍させることができていませんでしたが、今回はお誂え向きの激流の大渕のポイントにて、
何匹も渓流魚を引きずり出せたことは、それなりに気分が良かったです。

あとは、害虫のスズメバチとアシナガバチに襲われかけたことですね。気を付けないと・・・。
私は、アレルギー体質を示すIG−Eが、何と正常値の上限を100上回っていますので、
モロにアレルギー体質なので、アナフィラキシーショックだけは、回避しないといけないですね・・・。


瀬で出てくれた、中々美形のヤマメ。

ニジマスの猛攻の中、コレが出てくれたのは嬉しかったですが、この後、「流覇 中硬硬71MZ」の、メタカラマンが破損してしまいました・・・。

お盆の最中は釣行しないとしても、残りのシーズンはそれほど時間が無いので、困り果てました・・・。


「碧翠 硬調81MX」にて激流から引きずり出した幅広ヤマメ。

コレは針を外せたのでリリースできましたが、他に釣れた同じくらいのヤマメは死んでしまい、キープせざるを得ませんでした・・・。
8寸強の良型ですが、須川は水が綺麗なので、魚体も綺麗な個体が多いです。






5寸程度のニジマス・・・。

このサイズでも、まだマシな方でありまして・・・。
10センチ前後の幼魚の猛攻に遭ってしまいます(>_<)

それこそ、フライや唐揚げにでもしたら、旨いのかもしれませんが(^^;)