2005年7月10日


豪雨の翌日の桃沢川最下流部にて一発大アマゴを狙うも、外道の大ウグイ連発(^^;)
帰りに寄り道した須川上流部わさび田エリアでは、良い意味で予想を裏切られた好釣果にびっくり・・・。
※故障したPCがようやく復旧したので、更新開始です!!


前日は、梅雨末期特有の大雨にて、神奈川県西部及び静岡県東部の両方で100ミリ以上の降水があったため、
多少の増水を覚悟してはいましたが・・・。
神奈川県側の山北町内の酒匂川本流の流れをうかがうに、まさに「奔流」というべき激流状態(>_<)
「これはダメかな・・・。まあ、鮎沢川系統の小支流ならば、何とか大丈夫かな・・・」と考えながら、
R246を西へ進みました。

谷峨地区にて確認すると、丹沢湖からの河内川は、笹濁り程度でそれほど酷い状態ではありませんでしたが、
本流筋の鮎沢川の方は、大増水の濁流状態で、こちらが下手人でした(^^;)

どうやら、神奈川県側よりも静岡県側の方が降水量が多かったようで、相当の豪雨だったのでしょう・・・。
鮎沢川本流と野沢川は完全に×。須川は辛うじて△。馬伏川についても調べましたが、×でしたので、
釣り場を探すうちに、追いやられるように、西へ西へと移動してきてしまいました。
そして、最後の拠りどころというべき桃沢川まで来てしまいました(^^;)

桃沢川もご多分に漏れず大増水でしたが、釣りにはなりそうな感じですし、
ひょっとすると大型が落ちてきているか、もしくは黄瀬川本流から挿してきていると考え、最下流部に入川。
反応は活発にありますが、それはアマゴではなく、大型ウグイ三昧でした(>_<)
7寸〜尺クラスが連発し、やはり富栄養化された最下流部では、こんなものでしょうね(苦笑)
葦の生え際を狙うと、今度はクソバエのお出ましです・・・(涙)

やはり、アマゴの濃い桃沢川でも、黄瀬川合流点に近い長泉町の市街地区間は、釣りの対象となるほどの
アマゴは生息していないんでしょうね・・・。
やはり、東名高速の高架よりも上流でないと、×ですね・・・。
とはいえ、ボウズにならないのがこの川の凄いところです。増水した瀬の流芯部を流すと、ガツンという
アタリが来て、7寸クラスのアマゴが出てくれました!!
1匹だけですが、良型アマゴが出てくれ、満足です。

さて、大型ウグイで餌を消費してしまいましたが、時間的にはまだあるので、帰り道に寄れる河川にて、
須川上流部のわさび田エリアを選定。
イシグロ御殿場店にて、スタッフに釣果報告しがてら餌を購入し、R246から流出して、須川の谷底へと
向かいました・・・。

この、通称「わさび田」エリアは、水質は抜群なものの、水深が浅くてポイントがそれほど多くなく、魚影も
すこぶる薄いエリアです。
私も、過去この区間では、恥ずかしながらアタリすら得たことが無い流域なのですが、それでもイワナが生息して
いるという噂があるので、ダメ元で挑戦です。

結果はというと、嬉しい誤算でした。水量が増えて活性化し、しかもちょうど良い塩梅の笹濁り状態のため、
警戒心が薄れていたのでしょう。
イワナは出なかったものの、アマゴとヤマメが活発にアタックしてきました(^^)
この区間で、初めての釣果を得られ、しかも短時間のうちの成果でしたので、良かったです。
大雨後で川虫類が流れ、相当、腹を空かしていたんでしょうかね(笑)

結局イワナは出ませんでした。やはり、さらに上流の、深い谷底の源流部か、あとは左岸側支流の上野川の
明神峠直下でないと、ダメなのかもしれませんね・・・。
須川のわさび田エリアは、何しろ、仕掛けを流すのが非常に難しく、根掛りが多発します(>_<)
オモリが軽いと、底を流せないし、少し重くすると、今度はことごとく根掛りします。
そういう面でも、難度が高い区間といえましょう。城塞護岸も険しいですし・・・。


<本日の釣果>
桃沢川下流部:アマゴ×1(外道の大型ウグイ連発。7寸〜尺クラス・・・。後は超外道のクソバエ)
須川上流部:アマゴ×6,ヤマメ×2(今回、わさび田区間にて、初めて釣果を得ることができました)


※本日の講評
静岡県側の降水量は、本当に凄かったことがわかりました。鮎沢川本流は、荒れ狂った濁流でしたし・・・。
須川上流部は、雨後の笹濁り状態ならば、釣りになることがわかりましたので、収穫です。



桃沢川最下流部で、何とか出てくれたアマゴ。
ウグイ多発地帯なので、今後はもう少し上流でないと
ダメなのを実感しました。

それでも、ボウズにならないのが、この川の
凄いところです。



今回須川上流部で出てくれた渓魚の中で、
一番サイズが大きかった固体。

8寸弱くらいのヤマメですが、普段は中々釣れない流域なので、嬉しかったです。