2005年6月4日


酒匂川本流中流部(開成・松田地区)にて、アユ毛鉤釣りに挑む。
この時期しか楽しめない、初夏の風物詩ともいえる釣法。比較的楽しい釣りになりました。
一方、狩川は今年はアユが全く居ません(>_<) こんなの初めてかも・・・。


5月末までは、非常に仕事が忙しく(大した内容ではないけど、ちょっとしたプロジェクトがありました)、
心身ともに疲れ果てておりました。何とか、一段落しましたが、体調が良くありません・・・。
6月も、下旬になると仕事量が増えるのが明白であり、7月はさらに忙しくなるのがわかっているので、
金曜日は静養のために、仕事量が一段落しているうちに年給を消化し、体調を整えました。

そして土曜日・・・。やはり日々の疲れが残っており、早起きはできずに、自宅出発はAM8:00。
開成駅裏手の酒匂川本流に到着するなり、さっそく稚アユ狙いの毛鉤釣りを開始しました。
今回は渓流魚狙いではなく、この時期しか楽しむことができない、アユ毛鉤釣りです。
アユの食性は、6月1日の解禁後、大体2週間もすると、毛鉤に見向きもしなくなります。
まさに、今しか楽しめない「初夏の風物詩」といえる貴重な機会となります。

やはり、魚影の薄さは前評判どおりでして、開成駅界隈の流れは、魚類が生息している雰囲気がほとんどありません(^^;)
栢山頭首工下の流れでも、一人だけ毛鉤で釣果を上げているオジサンがいましたが、その人以外は全く×・・・。
その人が場所をキープしているので、入れません(>_<)

酒匂川本流に一旦見切りを付け、狩川下流部へ移動してみました。
しかし、こちらはもっと酷かった・・・。相当下流部ですが、アユが全く居ません・・・。
外道のオイカワが掛かったくらいでした。すぐに撤収です。

信栄倉庫裏の大プールでドブ釣りするのも気乗りしないし、ヤブ下の深瀬などは、上級友釣り師の邪魔になるだろうし、
思案の末、小田急線鉄橋下手の、松田の堰に向かいました。
すると、ものすごい数の釣り人です・・・。そして、釣れている様子です。

何とかポイントに入れさせて頂き、毛鉤釣り仕掛けを流してみると、一応は釣果を得られました。
アユの引きも、ヤマメに劣らず力強くて(むしろアユの方が強いかも)、釣れればかなり楽しい釣りですね(^^)
友釣りのオトリにも使えそうな5寸程度の良型も掛かり、何とか12匹釣り上げることができました。
このポイントに、たまたま溜まっていたんですね・・・。

私などは、全然数が伸びなかった方で、入れ喰い状態で良型を抜き上げている少年2人組も居ました。
凄い腕前でした。格が違います(^^;)
とにもかくにも、何とか釣れて良かったです。飼い猫の餌にするため、キープしました。
酒匂川のアユは相当に旨いらしく、凄い勢いで食べていますよ(笑)


<本日の釣果>
酒匂川本流中流部:アユ×12(外道のウグイ、オイカワ、クソバエ数匹・・・)
狩川下流部   :ボウズ(外道のオイカワのみ。アユの姿無し)

※本日の講評
何とか体調も良い状態で、釣りが楽しめました。しかし、アユの数は非常に少ないです。
相当の大物をバラしましたが、ニジマスやヤマメだったのかもしれません。ウグイの引きではありませんでした。
6月上旬だけしか楽しめない、アユの毛鉤釣り・・・。来週末が、早くも最終チャンスになりそうですね。
ヤマメとアユ、どちらも捨てがたいですね(笑)


酒匂川本流の若アユ。

隣で釣っていた少年たちは、楽々50匹くらい上げていました。
私も、辛うじて、ある程度釣ることができて良かったです。
引き味は抜群ですし、釣れてくれれば非常に楽しい釣りです。