大型連休最終日は、通常行動圏内において、比較的遠隔地域を攻めてみようと思い、
桃沢川&黄瀬川本流のダブルヘッダーを試みました。
AM4時、何とか起床し、御殿場市内で朝食を摂った後、長泉町の桃沢川下流部到着は6時。
5月になると、物凄くボサボサになっており、ピンポイント的にしか仕掛けを投入できません。
とりあえず、ポイントになりそうな所は、重点的に仕掛けを投入です。下流域なので富栄養化が進んでいますが、
それでも、それほど汚いわけではありません。
アタリは頻繁にありますが、やはり下流域だけあって、釣り上がるのはウグイとクソバエばかり・・・。
ウグイも外道ながらに7〜8寸程度の良型なので、引き味を楽しむだけならば中々愉しいものです。
緩流部は、ことごとく外道に占領されていますが、中には渓流魚が居そうなポイントもあるので、
丹念に探っていくと・・・。ついにヒットしました。26センチの良型ヒレピンアマゴです(^^)
それ以降は、アマゴやヤマメは出ませんでした。
やはり、下流部には、対象となるほどは生息していないのは仕方ないところですね・・・。
下流部を釣りきったので、多少標高を上げたポイントへ移動(区分でいえば、まだ下流部)。
しかし、ここでもまた外道のウグイ三昧(^^;)
そんな中でも、丹念に探ると20センチのアマゴが登場しました。
やはり、本星は緩流部ではなく、流れが速い小さな落ち込みから出ました。
根掛りで仕掛けを失ったのを契機に、桃沢川を終了しました。
次は、黄瀬川本流上流部です。田植えの時期なので、鮎沢川本流と同じように、泥臭い流れになっています。
昨年は終盤にそこそこ釣果が出て、意外にも良く釣れた川ですが、いかんせんここの魚は臭いので、
それこそ釣って楽しむだけです。今回も、それなりに釣れるかと思っていましたが・・・。
あらら・・・。開始から2時間程度、全くアタリ無し(>_<)
そこそこ遡行したので、今度は折り返しで釣り下ります。すると、ようやくウグイが出ました。
太陽が翳り、多少気温が下がってから、ようやくアタリが出始めました。しかし、外道のウグイやクソバエです。
「黄瀬川ではボウズかなぁ・・・」と思い始めた頃、小さなアタリにあわせると、ようやく小ぶりなニジマスが出ました。
続いて、今度は大きなアタリに反射的にあわせると、中々の引き味。
護岸が高いものの、何とか抜き上げると、20センチのニジマス。
大型ではありませんが、尺ヤマメ並の引き味でした。ニジマスはパワーがありますね。
ここでも根掛りで仕掛けを失ったのを期に、納竿です。
とりあえず、疲れましたが、なかなかボリュームのある釣行になりました。
<本日の釣果>
桃沢川下流部 :アマゴ×2(外道のウグイ多数。超外道のクソバエも数匹)
黄瀬川本流上流部 :ニジマス×2(外道のウグイ&超外道のクソバエ数匹)
※本日の講評
決して良い釣果ではありませんが、ある程度の良型がでたので、鮎沢川本流への釣行時よりも、
気分的には充実した釣行でした。
桃沢川は、今まで一度もボウズにならず、本当に大した川です。
黄瀬川本流は、御殿場市街地の雑排水に加え、農業廃水の流入も多く、やはり厳しい環境ですね。
ニジマスがギリギリラインで、アマゴの生息には、中々厳しそうな感じを受けました・・・。
とりあえず、神奈川県側と違って、静岡県側は釣果を得られることが多いので、そういう面では
満足のゆく釣行になりました。