2005年4月24日

酒匂川本流中流部(松田・開成地区)は釣り人銀座(^^;) アユ遡上開始。いよいよ遡上マス登場か・・・


木・金と遠方へ出張だったため、疲れが抜けずに土曜日は釣行できず、昼過ぎから自転車で酒匂川と川音川を
「川番」しに行って、一応様子見をしてきました結果、酒匂川本流では十文字橋上より、魚影が確認できましたので、
「ウグイでも構わないかな・・・」くらいの気持ちで出陣です。

なにしろ、体力が無いのか、休日に早起きすることができず、AM8:00くらいに、開成町側より入川。
非メーカー品の3Lサイズのウエーダーを入手できたので、今回、初使用です。
それにしても、釣り人が多いですね(^^;)
ルアーマン、本流餌釣り師が、まるでアユ釣りシーズン時並に出ています(笑)
酒匂川本流は魚影が薄く、釣果もそれほど期待できないはずですが、ひょっとすると、このホームページの影響も、
少なからず有るのかもしれませんね・・・。

前日(23日)に魚影が確認できた、旧十文字橋下の流れを重点的に攻めますが、1回、ウグイと思われる小さな
アタリがあっただけで×。次いで、小田急線鉄橋の上下の流心部でも×。
「ありゃりゃ、これは、またもやパーフェクトボウズか?」と思いつつ、3月5日に良型ニジマスが出たポイントへ移動。

根掛りで仕掛けを失い、テンションが下がっているところで、すぐ上の餌釣りの人の叫び声に振り向くと、
中々の大物と格闘中。
尺前後の魚体でしたが、相当歓んでいた様子だったところをみると、ニジマスではなく、
本命の本流尺ヤマメだったのかもしれません

すると私にも、ビビッとくる魚信があり、アワセると中々の引きです。
かなり強い引きだった割には、出てきたのは15センチのヒレピンチビメ。針を飲み込んでいたので、
急いでレスキューし、リリースしました。

その後も、針掛りしないまでも、アタリがそこそこくるので、粘っていました。
すると、ひったくられるよう魚信でしたので合わせると、ジャンプ一番で、逃げられました。40センチ級の
ニジマスに見えました・・・。

その次は、またもやチビメでした(即リリース)。それにしても、意外にもヤマメが居るんですね・・・。
そして、今度は目印が急に引き込まれ、向こうアワセ的に掛ったのは、31センチのニジマスでした。
食べ頃サイズでしたが、少し病気気味だったので、放免しました・・・。

その後は、さすがに警戒されたのか、釣り切ってしまったのかはわかりませんが、アタリが完全に止まり、加えて
風も強まって仕掛けが凧揚げ状態になる有様ですので、撤収しました。

撤収する途中、「松田の堰」のところに人が集まっているので見てみると、アユが遡上して居るのが確認できました。
ようやくですね・・・。
今年は海産の天然アユが不調みたいですし、4月下旬になって、ようやく遡上が見られるような感じでは、
アユは相当に少ないかもしれませんね・・・。

アユ釣り解禁まで、あと1箇月余り。とにもかくにも、遡上マスや本流ヤマメ(アマゴ)と出会えるかもしれない時季に
入ってきました・・・。
外道のウグイも掛らず、パーフェクトボウズ覚悟の酒匂川本流ですが、そのうちまた行こうと思います。


<本日の釣果>
酒匂川本流 :ヤマメ×2,ニジマス×1(全てリリース)


※本日の講評
なにしろ、本流ヤマメ&遡上マス狙いにて、釣り人が沢山出ています。
私も、何とかボウズを免れていますし、酒匂川本流の中では、有望な区間なのかもしれませんね・・・。
それにしても、風が出てしまうと、長尺の本流竿での釣りはアウトです(>_<)
中々、本流餌釣りを楽しめる機会って、少ないですね(涙)

本日も、「翡翠本流 硬調硬85MX」をフルに利用したかったのですが、風のせいで操作困難に陥り、
結局は軽くて扱いやすい「流覇 中硬硬71MZ」に変更しました。その分だけ、ウエーディングが骨折りでした。

外道含め、酒匂川本流の魚影は相変わらず濃くないようです。
水質もイマイチ、信栄倉庫裏の大プールでは、浄化されない雑排水の気泡が浮かんでいました(>_<)
水質が良いことだけが、酒匂川本流の誇れる点だけに、遺憾ですね・・・。


31センチのニジマス。

目印を、スッと持っていかれ、向こう合わせ的に針掛りしました。

少々病気気味みたいでしたのでリリースしました。
これだけの大きさの割に、意外と引きは弱かったですね。

本命ではないものの、こういう大物が掛ると、
楽しい気分になるので、出会えて感謝ですね(^^)





「松田の堰」を遡上する稚アユの姿。

残念ながら、1匹しか写っていませんが、
実際はもう少し賑やかに遡上しています。

アユは酒匂川を象徴する魚ですし、もっと沢山、上ってきてくれると良いのですが・・・。