2005年3月19日

酒匂川本流全般(山北町・開成町)


春分の日を挟んだ3連休です。春の彼岸のド真ん中&スギ花粉地獄が明らかなのにもかかわらず、
何故かテンションが高い状態でしたので、大物を求めて酒匂川本流へ出撃しました。
4月以降は草木が繁茂し始めますので、未釣区域を探釣するのも今のうちです。

まずは、シーズンオフに探索した中で目に留まった山北町岸・湯坂地区へ。
流れの雰囲気も良く、私は密かに有望ポイントと見積もっていた区域でしたが・・・。
ありゃりゃ・・・。サッパリ魚信無し。見た感じは、悪くないのですが、川鵜の被害に遭ったのか、
それとも私が今回訪れるまでに、既に抜かれてしまったのか・・・。

ここは、アユ釣りシーズンでも、オトリ店が近くにない関係上、穴場扱いされているポイントです。
これよりも下流にあたる「岩流瀬」地区では、たまに本流ヤマメが揚がる実績があるので、今回は不発でしたが、
アユ解禁前の5月くらいに再訪してみようと思います。決して居なくは無いと思いますが・・・。
それでも不発だったら、見切りを付けることになるでしょうが・・・。

この少し上流の高瀬橋・足柄橋近辺の流れは、週間釣りニュースに掲載されていました。
実績をお持ちの方から、情報が得られると助かりますね・・・。
風もやや強く、魚信すら得られずに撤収です(^^;)


次は、鮎沢川最下流部の神奈川県内部分を探釣してみました(山北町諸渕地区)。
鮎沢川下流部の静岡県内区間は、漁業権が無いのにもかかわらず、小山町観光協会や釣友会による
放流が行われているおかげで、水質がイマイチ良くない面を除いては、釣りの対象になり得ます。
神奈川県内区間についても、居付き物を期待しましたが・・・。

これもまた、サッパリ魚信無し・・・。魚が居る気配が全くありません。
水も薄茶色に濁り、水質は明らかに相当良くないです・・・。変な臭気などはありませんが、
これは浄化されていないですね(>_<)
下流部の酒匂川本流について、今年は例年よりも透明度が、やや落ちているような気がしましたが、
これは鮎沢川の汚濁が原因でしょうね・・・。
BOD等の水質検査が行われたら、この感じでは、どう見ても清流ラインを満たさないような
数値が出てしまいそうな雰囲気ですね・・・。


最後は、開成・松田地区の左岸を攻めようとしましたが・・・。
物凄い強風で、仕掛けが「凧揚げ」状態・・・。全く釣りになりません(>_<)
長竿を使った本流釣りの場合、風に弱いというのも宿命ですね。
狙ったポイントに仕掛けを投げ込めないので、断念しました。

解禁日と同じく、一度の魚信すら得られない「パーフェクトボウズ」に敗れました(涙)


<本日の釣果>
本日の釣果:パーフェクトボウズ(魚信すら無し。強風で釣りにならず・・・)

※本日の講評
強風で釣りにならなかった点が、残念でした。しかし、本流での大物狙いの場合は、
元々ボウズ覚悟でいくべきなので、仕方ないと思います。
鮎沢川下流部の汚濁が激しい点については、危惧すべき点でしょうね・・・。
酒匂川の水質にも、影響を及ぼしているように感じられます。



山北町岸・湯坂地区の酒匂川本流:その1

断崖への「ブッツケ」の淵。

魚が居そうなポイントですが、出なかったです。
盛期にもう一度攻めてみたいですね。




山北町岸・湯坂地区の酒匂川本流:その2

流勢がある深瀬であり、大物が居付きそうな緩流部も沢山あります。
しかし、全く魚信はありませんでした(^^;)

川鵜にやられてしまったのでしょうか・・・。
盛期に攻めて反応が無ければ、そのときは仕方ないですね。