待ちに待った３月第２日曜日。私のホームグラウンドである、鮎沢川漁協管轄区域の解禁日を迎えました。
この日は、「解禁釣り大会」が開かれると聞いていました。
私は今年が初参戦でしたので、要領がよくわからないところがありましたが、御殿場市深沢地区と、
小山町足柄地区での２箇所同時開催ということだけは知っていましたので、
ホームグラウンドの足柄会場にて参戦することにしました。
オフシーズンに流域を色々と調査・探索した結果、鮎沢川漁協管轄区域に関しては、
ＪＲ御殿場線足柄駅界隈の流れが、最も清流らしい水質を維持しており、御殿場市街地に近い上流域よりも、
釣り慣れた足柄地区の方がベターだろうなという結論に至り、AM４：００起床。
峠を隔てた隣町、静岡県駿東郡小山町足柄地区へは６：００に到着し、車中仮眠後、昨年シーズン終盤に
良型ヤマメが出たポイントに陣取りました。
AM８：００、合図の花火とともに解禁。この区間の水質は、思惑通り良好です。
ポイントが、流速のある深瀬であるのと、大型ニジマスのヒットに対応するため、「碧翠 硬調81MX」にて
攻めましたが、ヒットするのは放流物のチビゴばかり（＾＾;）
それも、ミミズとブドウ虫はさっぱり喰わず、イクラのみ。意外にも、喰いが悪くて苦戦です。
ニジマスも釣れてきますが、せいぜい８寸弱程度・・・。食べ頃サイズであるので、自身の酒の肴にしたり、
近所にあげる分にはちょうど良いサイズなのですが、噂で聞いていた特大ニジマスや尺アマゴが、全く掛かりません（>_<）
渋いなぁ・・・。そのうち、喰いがピタッと止まってしまいました。
AM１０：００に、審査開始合図の花火が上がりましたが、
とてもじゃないけど、検量できるようなレベルではありません・・・。
しかし、鮎沢川漁協監視員が、「小型でも構いませんので、折角ですから是非検量してください」と言ってきたので、
恥ずかしながら検量しました（＾＾;）
続々と大型ニジマスが運び込まれ、優勝は５５センチ前後のヒレピン居付き物。
その他、ニジマスは尺オーバーが当たり前でした。
一方で、アマゴは型が小さく、２５センチで優勝でした。
大物が勢ぞろいの中、結果発表が行われましたが、私の小さなニジマスが、最下位ランクのの２２位で、
入賞してしまいました・・・。
恥ずかしくて、サイズなんて書けません。普段、通常釣行で釣れてくるニジマスの方が、余程良型です（笑）
ニジマスは２２位まで、アマゴは１１位までが入賞とのことです。
それにしても、あんなサイズで検量に出し、この相模守、武将の端くれとして、恥ずかしかったですね（＾＾;）
とにもかくにも、表彰式が終了し、解禁イベントも終了です・・・。
なにしろ釣果が乏しかったので、数を出してから帰ろうと思い、「流覇 中硬硬71MZ」に切り替えて攻めましたが、
急激に気温が降下し、北西の冷たく強い季節風が吹き始め、寒くて釣りどころではなくなってしまいました。
気温降下とともに、活性も全く無くなり、午後は外道のウグイが１匹出ただけという、何ともお粗末な結果に・・・。
腹も減ってきたし、なんともひもじい思いで、納竿しました。
帰り間際には、雪まで降ってきました。さすが富士山と箱根の谷間。標高が高い高原エリアは、寒いです！！
とにもかくにも、鮎沢川漁協管轄区域内のシーズンが開幕しましたので、今シーズンは尺ヤマメ（尺アマゴ）を
目標に、頑張ってみようと思います。
＜本日の釣果＞
鮎沢川本流（足柄地区） ： ニジマス・アマゴ 計１０匹キープ
※本日の講評
大物続出という噂を聞いていましたが、小ぶりな２０センチニジマスを上げるので精一杯。
渋かったです・・・。寒くて、活性も低かったのでしょう。
表彰式には、小山町収入役、小山町議会議長、鮎沢川漁協足柄支部長それぞれが、来賓として挨拶をしましたが、
今年の鮎沢川本流は、やはり私が懸念していた通り、水質が良くない傾向だそうです。
思ったとおり、御殿場市街地に近い上流部は、大水でも出ない限り、中々浄化されないだろうとのことです・・・。
また、川鵜がとうとうこのエリアにも襲来し、徐々に魚影が減ってきているそうです。
水質をこれ以上悪化させずに清流ラインを守り、
神奈川県側にも迷惑を掛けないようにしたいとするコメントを残しました。
是非、有言実行していただきたいものです。
それにしても、御殿場高原はまだまだ寒い。同じ「足柄」でも、神奈川県側と静岡県側とは、別世界です。
静岡県小山町、足柄地区の鮎沢川本流。
検量・審査の様子・・・。
恥ずかしながら、最下位ランクの２２位でギリギリ入賞。