世附川源流域の支沢を、ごく一部紹介します。制覇の道は遠い・・・


世附川は、本流筋だけではなく、ほとんどの支沢及び源流の小沢についてが渓流釣りの対象になります。
ベテランや常連さんは、浅瀬ゲートから何時間も掛けて歩いた上で、最源流部まで詰めたうえで帰還されるそうです・・・。
私も林道を歩き、樅の木橋までは辿り着きましたが、おそらくここまでは、中々行けないと思います(>_<)

源流部の魚の型は、多少小型主体になるものの、確認できた魚影は、中・下流に比べると、段違いに濃かったです。
堰堤の数も結構多く、また、岩盤の崩落が非常に激しいので、相当な覚悟の気持ちでないと、
立ち入ってはならないような感じがしました・・・。
特に、水の木橋〜菰釣橋の区間は、大きな岩石が木の根っこにハングしており、水の木沢を遡行するときは、
林道側にはあまり近寄らないほうが無難かもしれません。



菰釣橋上手の、金山沢の流れです。
盛期は木々が生い茂り、チョウチン釣りのようなスタイルでないと厳しそうですね(^^;)
浅瀬橋からここまでで、100分以上掛かります・・・。

世附川本谷系統にて、対象となる主な支沢としては、悪沢・土沢・水の木沢・大棚沢・織戸沢・
金山沢・樅の木沢がありますが、いずれも山深いので、能力が低いと、非常に危険でしょう。

一部の沢では、熊がよく出るそうです。
熊除けの鈴が、必携でしょうか・・・。




土沢源流部の4本ある沢の1つ、三の沢です。

土沢源流部だけは、丹沢湖西岸の浅瀬ゲートからではなく、 静岡県側の小山町の明神峠から入山します。
(浅瀬ゲートでの「沢割」の唯一の例外)

規模があまりにも小さい二の沢以外は、
おそらくどの沢も渓流釣りの対象になるでしょう。
それなりに魚影も確認できました。

しかし、源流部なので、型は小型主体だと思われます。

明神峠ゲートでも、「熊出没注意」の高札がありました。
注意が必要ですね・・・。