酒匂川の左岸側主力支流、河内川の本流筋である中川川です


丹沢湖流入3川のうち、真ん中を流れ、最もアクセスしやすい中川川です。
その分、流域は観光地化されており、休日は釣りにならない可能性が大いにあります(^^;)
しかし、比較的水質が良好な上に、意外と魚影は濃いので、平日に釣行する機会に恵まれたときなどは、
狙ってみる価値大ですね。
あとは、シーズン初期の寒い時期ならば、キャンパーやBBQの人たちも少ないかもしれません。

他に気付いた難点としては、害虫のブヨが非常に多い点です(>_<)
虫除けスプレーも無力でした・・・。

中川川本流は、上流部の用木沢出合ゲート付近までは比較的平坦で、渓流というよりも悪場が少ない清流の顔ですが、
各支沢や、源流に近い沢は非常に峻険であり、沢登り等の高度の技術が無いと、危険な渓流もあるそうです。
生息しなくはないそうですが、沢の規模は非常に小さく、水量も少ないです。



ウエルキャンプ場付近の中川川の流れです。
水量もそれほど多くなく、細流ですが、さすが西丹沢だけあって、中々の美観です。

しかし、この場所ですら、西丹沢橋下にある、
東電取水口よりも上流側なので、
取水口よりも下流では、おそらく釣りの対象には
なりにくいのではと考えます・・・。




主力支流の東沢は、ゴーラ沢出合の流れです。

檜洞丸を水源とする山岳渓流ですが、
水量も非常に少なく、ガレて伏流が多い細流ですが、 開けた快活な流れなので、
私は結構好きな渓です。

西丹沢自然教室裏で本流に合流する反対側には西沢がありますが、 こちらは畦が丸を水源とする渓であり、深い森の中の鬱蒼とした流れです。

いずれも非常に高い堰堤が多く、渓魚にとっては厳しい環境の中、 数は少ないものの、綺麗なヤマメが生息しています。




この画像は、中流域で注ぐ支流の大滝沢で、畦が丸を水源とする小渓です。

沢の名の通り、西丹沢を代表する名爆を擁する沢ですが、登山道が並行しているので、
中流部くらいまでならば、何とか遡行できます。

ナメ主体の流れで、魚の数は少ないですが、中川川系統の中では、大物実績があるらしいです。