特にOS再インストールの場合は、一通りのMicrosoft Updateが完了直後に「システムの復元」による復元ポイント作成を行いましょう。
これにより、Windowsを以前の状態に戻すことが可能となります。
ただし、以前の状態といっても戻るものと戻らないものがあります。
表1は、システムの復元での回復対象についてです。
復元対象 | システムにより加えられた変更 レジストリ情報等 |
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対象外 | ユーザがインストールしたソフト ユーザの作成した文章 |
システムの復元機能は万能ではありません。
ソフトやドライバなどのインストールにより、レジストリ等のシステムを以前の状態に巻き戻すので結果として、回復するケースが多いという程度です。
信頼のしすぎは問題です。
また、まれにシステムの回復により逆に不安定度が増す場合もあります。
よって失いたくない、ユーザデータは実施前にバックアップしているか確認しておきましょう。
表2は、復元ポイントの作成です。
表3は、復元の実施です。
復元ポイントの作成 | 「スタート」をクリック →「コントロールパネル」をクリック →「システム」をクリック →「システムの保護」のタブをクリック →「作成」をクリック →復元ポイントの説明をに状況を簡潔に記載し、「作成」をクリック ・例:各種アップデート直後 →「OK」をクリック |
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復元の実施 | 「スタート」をクリック →「コントロールパネル」をクリック →「バックアップと復元センター」をクリック →ページ下部の「システムの復元を使って、問題を修正したり、Windows に行った変更を元に戻したりします。」をクリック →「推奨される復元」のチェックを確認し、「次へ」をクリック ・推奨される復元でうまく行かなかった場合は、次のステップとして、「別の復元ポイントを選択する」にチェックを入れる。その場合は以降の手順で復元ポイントの選択を行なう。 ・復元中は絶対に電源OFFしないでください。 →完了メッセージを確認し、「完了」をクリック |
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