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メーラー

多くのユーザが利用するメーラーについてカスタマイズを行います。
OSの設定と同様ですが、基本的な考え方は次のとおりです。


Microsoft Outlook Express

Microsoft Outlook Expressについてインストール及びカスタマイズを説明します。
なお、バージョンによっては異なる部分があるので読み替えていただければと思います。

表4は、インストールです。

表4
作成中 作成中

デフォルトのままでの利用はお勧めできないので、カスタマイズを行います。

表5は、カスタマイズです。

表5
作成中 作成中

Mozilla Thunderbird

Mozilla Thunderbirdについてインストール及びカスタマイズを説明します。
なお、バージョンによっては異なる部分があるので読み替えていただければと思います。

表6は、インストールです。

表6
インストール 保存先から、「ThunderbirdSetup2.0.0.9.exe」をダブルクリック。
(上記実行ファイルの数字はバージョンによって変わります。)
→セキュリティの警告が出た場合、「実行」をクリック
→「使用許諾書に同意する」を選択して、「次へ」をクリック
→「カスタムインストール」を選択して、「次へ」をクリック
→インストール先の変更がなければ、「次へ」をクリック
→「デスクトップ」のチェックを外して、「次へ」をクリック
→「インストール」をクリック
→「完了」をクリック
初期起動 (上記からの引き続き)
→アドレス帳のインポートをする(Microsoft製のメーラー)かしない(設定をインポートしない)を選択して、「次へ」をクリック
→「完了」をクリック
→「起動時にThunderbirdが規定のクライアントとして設定されているか確認する」のチェックを外して、「OK」をクリック

次に、アカウントの設定を行います。

表7は、アカウント設定です。

表7
アカウント作成 Thunderbirdの起動
→「ツール」をクリック
→「アカウント設定」をクリック
→左下の「アカウントを追加」をクリック
→「メールアカウント」が選択されていることを確認して、「次へ」をクリック
→「あなたの名前」に名前を記入(※1)する。
→「メールアドレス」にメールアドレスを記入する。
→「次へ」をクリック
→メール受信サーバ種類を選択(大多数はPOP)し、「メール受信サーバ」にプロバイダから通知されたサーバーアドレス(もしくはIPアドレス)を記入する。
→「共有受信トレイを使用する」のチェックを外す。
→「メール送信サーバ」にプロバイダから通知されたサーバーアドレス(もしくはIPアドレス)を記入する。
→「次へ」をクリック
→「受信サーバのユーザ名」にプロバイダから通知されたID(@左部分のケースも多い)を記入し、「次へ」をクリック
→アカウント名(Thunderbirdでの区別のための名前)を記入し、「次へ」をクリック
→「完了」をクリック
編集と
アドレス入力
(上記からの引き続き)
左領域の新規作成アカウントの「編集とアドレス入力」をクリック
→「HTML形式でメッセージを編集する」のチェックを外す。
迷惑メール (上記からの引き続き)
左領域の新規作成アカウントの「迷惑メール」をクリック
→迷惑メール学習フィルタを利用したくない場合(※2)は、「このアカウントで迷惑メールの学習フィルタを有効にする」のチェックを外す。
送信(SMTP)
サーバ
(上記からの引き続き)
左領域の新規作成アカウントの「迷惑メール」をクリック
→サーバ名を選択し、「編集」をクリック
→プロバイダから指定されている場合、「ポート番号」変更する。
→プロバイダから指定されている場合、「保護された接続を使用する」で「TLS」もしくは「SSL」を選択する。
→「OK」を2回クリック
※1:個人情報管理上、漢字フルネームは推奨できません。知人・公式利用等も考えられるので愛称・ハンドルネームもお勧めできません。無難なのは苗字のローマ字表記だと思います。
※2:個人的にはチェックをお勧めします。しかし、スラング好きの知人や定期受信のメールマガジン等が自動フィルタされる可能性も0ではないので、利用する場合はアドレス帳へ積極的にアドレスを登録しましょう。

次に、オプションのカスタマイズを行います。

表8は、オプションのカスタマイズです。

表8
一般 Thunderbirdの起動
→「ツール」をクリック
→「オプション」をクリック
→「一般」のタブが選択されていることを確認する。
→「Thunderbirdスタートページ」の「起動時にメッセージペインにスタートページを表示する」のチェックを外す。
→「新着メッセージの通知」の「デスクトップ通知を表示する」「音をならず」のそれぞれのチェックを外す。
編集 (上記からの引き続き)
「編集」のタブをクリック
→「一般」のタブが選択されていることを確認する。
→「◎分ごとに自動保存する」のチェックを外す。
→「編集とアドレス入力」のタブをクリック
→「アドレスの自動補完」の「ローカルのアドレス帳」のチェックを外す。
→「送信メールアドレスを次のアドレス帳に自動で追記する」右側のプルダウンで「記録用アドレス帳」に変更(※1)する。
→「スペルチェック」のタブをクリック
→「自動スペルチェックを有効にする」のチェックを外す。
プライバシー (上記からの引き続き)
「プライバシー」のタブをクリック
「迷惑メール」のタブが選択されていることを確認する。
→迷惑メールが多い場合、「迷惑メールであると手動でマークしたときに次の処理を実行する」をチェック
→「迷惑メールと判断したメッセージを既読にする」をチェック
→「ウィルス対策」のタブをクリック
→「受信したメッセージは一旦個別のファイルとして保存してからメールボックスに移動させる」をチェック
・こうすると、受信時にHDDへの書き込みがまず発生し、それをトリガにウィルス対策ソフトによるチェックが行われる。
→「パスワード」のタブをクリック
→「メールパスワードの暗号化にマスターパスワードを使用する」にチェックが入っていないことを確認する。
・大変かもしれませんが、パスワード記録は避けましょう。
詳細 (上記からの引き続き)
「詳細」のタブをクリック
→「一般」のタブが選択されていることを確認する。
→「メッセージを◎秒以上表示していたら既読とする」をチェック
→上記の「◎」に「0」とする。
→「更新」のタブをクリック
→「次のソフトウェアの更新を定期的に確認する」で「アドオン」のチェックを外す。
→「OK」をクリック
※1:迷惑メール学習フィルタを利用とのセットだと思ってください。送信するメールアドレスは迷惑メールの出し先ではないというロジックです。

次に、表示のカスタマイズを行います。

表9は、表示のカスタマイズです。

表9
表示 Thunderbirdの起動
→「表示」をクリック
→「添付をインラインで表示」にチェックがある場合、クリックにてチェックを外す。
→「表示」をクリック
→「メッセージの表示形式」を選択する。
→「プレーンテキスト」をクリック



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