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タスクバーと[スタート]メニュー

カスタマイズとして、タスクバーと[スタート]メニューの設定変更を行います。

表1は、マウス変更画面の出し方です。

表1
方法1 「スタート」を右クリック
→「プロパティ」をクリック
方法2 「スタート」をクリック
→「コントロールパネル」をクリック
→「タスクバーと[スタート]メニュー」をダブルクリック


「タスクバー」のタブ

タスクバーに関しては、軽量化と利便性のバランスが難しいですが、一応お勧めの設定を説明します。

表2は、タスクバーの設定です。

表2
デザイン 「タスクバー」のタブをクリック
→「タスクバーのデザイン」の領域のうち「タスクバーを固定する」のみチェックを外す。
通知領域 (上記からの引き続き)
「アクティブでないインジケータを隠す」のチェックを外す。
→「OK」をクリック


「[スタート]メニュー」のタブ

動作を軽くするために、シンプルにします。
特にタスクバーのクイック起動を利用したほうが利便性が高いと思うので「スタート」は表示を最小限にします。

表3は、[スタート]メニューとクイック起動の使い分けの参考例です。

表3
[スタート]メニュー 設定関係(※1)・シャットダウン関連
<例>
・コントロールパネル
・プリンタとFAX
・ファイル名を指定して実行
・すべてのプログラム
・シャットダウン
・ログオフ
クイック起動 プログラム関連
<例>
・ブラウザ
・メーラー
・ファイラー(Explorer)(※2
・デスクトップの表示
・その他毎日利用するアプリ
※1:制限付きアカウントユーザに対しては利用させないように対処します。
※2:制限付きアカウントユーザに対しては特定フォルダ下部のみへのアクセスに限定する。詳細は後述。

表4は、スタートメニューの設定です。

表4
[スタート]メニュー 「[スタート]メニュー」のタブをクリック
→「[スタート]メニュー」(デフォルト)が選択されていることを確認
→「カスタマイズ」をクリック
メニュー設定 (上記からの引き続き)
「[スタート]メニューの設定」にある「新しくインストールされたプログラムを強調表示する」のチェックを外す。
最近使ったファイル (上記からの引き続き)
「最近使ったファイル」にある「最近開いたドキュメントを一覧表示する」のチェックを外す。
→「一覧のクリア」をクリック
(表示しないだけで、ログはとっています。regedit利用による機能停止は後述)
メニュー項目
通常利用
(上記からの引き続き)
・「[スタート]メニュー項目」中の取捨選択します。
(一般的な利用でのお勧め)
「[スタート]メニュー」に項目をドラッグ/ドロップできるようにする」はチェック
→「[ファイル名を指定して実行]コマンド」はチェック
→「コントロールパネル」は「リンクとして表示」を選択する。
→「システム管理ツール」「ネットワーク接続」は「この項目を表示しない」を選択
・必要な場合は、プロパティを利用。利用頻度は高くないはず。
→「プリンタとFAX」のチェックを外す。
・必要な場合は、プロパティを利用。利用頻度は高くないはず。
→「プログラムのアクセスと規定の設定」「プログラムをスクロールする」「ヘルプとサポート」のチェックを外す。
→「マイコンピュータ」「マイドキュメント」は「この項目を表示しない」を選択する。
・クイックスタートに登録したExplorerを利用
→「マイネットワーク」のチェックを外す。
→「マイピクチャー」「マイミュージック」は「この項目を表示しない」を選択する。
→「検索」のチェックを外す。
→「OK」を2回クリック
メニュー項目
制限利用
(制限付きアカウント(子供用、業務専用PC等)の場合のお勧めです。)
(前項との差分のみ記載します。)
「[スタート]メニュー」に項目をドラッグ/ドロップできるようにする」のチェックを外す。
→「[ファイル名を指定して実行]コマンド」のチェックを外す。
→「コントロールパネル」は「この項目を表示しない」を選択する。


ファイル利用履歴機能停止

表4の「最近使ったファイル」での対応では、チェックを再度行うことにより履歴が見えてしまいます。
そこで、regeditでレジストリを変更して履歴機能を停止させます。

制限付きアカウントユーザに対してはこの対応は不要かもしれません。

表5は、履歴機能停止方法です。

表5
履歴機能停止 「スタート」をクリック
→「ファイル名を指定して実行」をクリック
・カスタマイズで非表示の場合は、「Windowsキー」を押しながら「R」を押す。
→HKEY_CURRENT_USER
→Software
→Microsoft
→Windows
→CurrentVersion
→Policies
→Explorer
→「Explorer」がフォーカスされている状態で、右領域の空きスペースで右クリック
→「新規」を選択する。
→「DWORD値」をクリック
→「新しい値#1」を「NoRecentDocsHistory」に変更する。
→作成した「NoRecentDocsHistory」をダブルクリック
→「値のデータ」に「1」を入力して、「OK」をクリック
→「regedit」を終了させる。

「regedit」利用時の、バックアップの必要性、オウンリスクを理解したうえで実行ください。


タスクバー・[スタート]メニューへの制限

制限付きアカウントに対して、[スタート]メニュー上での右クリックを制限します。

表6は、[スタート]メニュー上での右クリック禁止方法です。

表6
[スタート]メニュー
右クリック禁止
「スタート」をクリック
→「ファイル名を指定して実行」をクリック
・カスタマイズで非表示の場合は、「Windowsキー」を押しながら「R」を押す。
→HKEY_CURRENT_USER
→Software
→Microsoft
→Windows
→CurrentVersion
→Policies
→Explorer
→「Explorer」がフォーカスされている状態で、右領域の空きスペースで右クリック
→「新規」を選択する。
→「DWORD値」をクリック
→「新しい値#1」を「NoTrayContextMenu」に変更する。
→作成した「NoTrayContextMenu」をダブルクリック
→「値のデータ」に「1」を入力して、「OK」をクリック
→「regedit」を終了させる。



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