カスタマイズとして、ユーザーアカウントの設定変更を行います。
表1は、ユーザーアカウント変更画面の出し方です。
方法 | 「スタート」をクリック →「コントロールパネル」をクリック →「ユーザーアカウント」をダブルクリック |
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氏名等の個人が特定されるユーザ名や「user」等の簡素すぎるものは変更します。
第7章:番外コラム(PC環境整備)→「ID・パスワード」までとはいいませんが、デフォルトのままや個人情報が分かる名前(アカウント)は避けましょう。
表2は、名前の変更方法です。
名前の変更 | 「変更するアカウントを選びます」から現在のアカウントをクリック →「名前を変更する」をクリック →新しい名前を入力する。 ・「親ぷよ」等(※1) →「名前の変更」をクリック →画面を閉じる。 |
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セキュリティを高めるために、パスワードを設定しましょう。
WindowsXP Homeの場合には、パスワードなしだとリモート接続をを受け付けないという特性があります。安易なパスワードだとむしろ危険性が極端に増大します。
しかしながら、パスワードなしだとローカルでの危険性があります。
できれば、複雑なパスワード(第7章:番外コラム(PC環境整備)→「ID・パスワード」を参照)をかけましょう。
表3は、パスワードの設定方法です。
パスワード設定 | 「パスワードを作成する」をクリック →パスワードを入力する。 ・入力、確認入力の2箇所に同じものを入力します。 →「パスワードの作成」をクリック →「はい、個人用にします」(※1)をクリック →画面を閉じる。 |
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すでにパスワードを設定している場合でも、パスワードのセキュリティ強度が低い場合には、変更してください。
表4は、パスワードの変更方法です。
パスワード変更 | 「変更するアカウントを選びます」から現在のアカウントをクリック 「パスワードを変更する」をクリック →パスワードを入力する。 ・現在、新規入力、新規確認入力の3箇所を入力します。 →「パスワードの変更」をクリック →画面を閉じる。 |
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WindowsXP Homeでは、Administratorアカウントは隠されています。しかし実際には存在します。
セキュリティ強化という観点からは、名前変更及びパスワード設定をしておくほうが安全です。
なお、この方法はプロパティの「ユーザーアカウント」からではなく、変更パネルを個別に起動させる方法を利用します。
表5は、Administratorアカウント名の変更です。
アカウント名変更 | 「スタート」をクリック →「ファイル名を指定して実行」をクリック →「control userpasswords2」と入力して「OK」をクリック →「ユーザー」のタブであることを確認する。 →「このコンピュータのユーザー」からAdministratorをダブルクリック →「ユーザー名」を変更(例:puyo_admin)して「OK」をクリック |
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パスワード変更 | (上記からの引き続き) 「パスワードのリセット」をクリック →パスワードを入力する。 ・入力、確認入力の2箇所を入力します。 →「OK」を2回クリック |
ログオン方法を変更して、セキュリティ強度を高めます。
ただし、複数アカウントで利用している場合には利便性とのトレードオフとなります。
表6は、ログオン方法の変更です。なお、管理者権限のアカウントでないと実行できません。
ログオン方法 | 「変更するアカウントを選びます」から現在のアカウントをクリック →「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」をクリック →「ようこそ画面を使用する」のチェックを外す。 →「ユーザーの簡易切り替えを使用する」のチェックを外す。 →「オプションの適用」をクリック →画面を閉じる。 |
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「ようこそ画面」のほうが便利というのであれば、セキュリティ的には致命的ではないのでチェックをするという選択肢もありです。