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画面

カスタマイズとして、画面の設定変更を行います。

表1は、画面の設定変更の出し方です。

表1
方法1 デスクトップのあいている部分を右クリック
→「プロパティ」をクリック
方法2 「スタート」をクリック
→「コントロールパネル」をクリック
→「画面」をダブルクリック

以降で、各タブの項目について説明をしますが、PCによってはドライバによって表示項目名等が異なる場合もあります。
その場合は、適宜読み替えていただければと思います。


「テーマ」のタブ

動作を軽くするために、テーマを「Windowsクラシック」に変更します。

表2は、テーマの変更です。

表2
テーマ 「テーマ」のタブをクリック
→テーマのプルダウンメニューをクリック
→「Windowsクラシック」を選択する。
→「OK」をクリック

なお、以降のカスタマイズを行うとテーマのプルダウンメニューは「Windowsクラシック(変更済み)」と表示が変更となります。


「デスクトップ」のタブ

動作を軽くするために、デスクトップの背景をなしに変更します。

表3は、背景の変更です。

表3
デスクトップ 「デスクトップ」のタブをクリック
→背景の項目から「(なし)」(一番上)をクリック
→「OK」をクリック

無地一色では、無味乾燥で嫌という方はお好みの画像でもOKです。
ただし、「BMPファイルのほうが好ましい」「ファイルサイズの小さい画像が好ましい」「参照位置で「拡大して表示」は利用しない」は気にしておくと良いです。

デスクトップ上に表示されるアイコンを減らします。
デスクトップ上のアイコンの数が少ないほうが、動作の軽量化につながります。

表4は、アイコン非表示です。

表4
アイコン非表示 「デスクトップ」のタブをクリック
→「デスクトップのカスタマイズ」をクリック
→「全般」のタブとなっていることを確認する。
→「デスクトップアイコン」のアイコンのチェックを外す。
・4つともチェックを外すのが良いです。利用頻度が高いものは、クイック起動(第7章:番外コラム(PC環境整備)→「PC環境整備XP(タスクバーと[スタート]メニュー)」を参照)の利用をお勧めします。
→「デスクトップのクリーンアップ」の「60日ごとにデスクトップクリーンアップウィザードを実行する」のチェックを外す。
→「OK」を2回クリック

このタイミングで、デスクトップ上の利用しないショートカットは削除しておきましょう。
基本的にデスクトップ上のショートカットを削除しても、「スタート」→「すべてのプログラム」で呼び出せるはずです。
「どうしても不安」という場合には、デスクトップ上に一つだけフォルダを作って、その中に移動させましょう。


「スクリーンセーバー」のタブ

軽量化とセキュリティ面とのトレードオフを感じるのがスクリーンセーバーです。
おまじないとしてのセキュリティを選択するということで説明します。

表5は、スクリーンセーバーの変更です。

表5
スクリーンセーバー 「スクリーンセーバー」のタブをクリック
→スクリーンセーバーのプルダウンから「Windows XP」をクリック
→「待ち時間」を変更したい場合は変更する。
→「パスワードによる保護」をチェックする。
→「OK」をクリック

これにより、スクリーンセーバーから戻る際にパスワード(ログインパスワード)の入力が必要となります。

正直、この項目についてどれが正しいというのが難しい項目です。
上記では、パスワード解除の利用設定としていますが、たびたびパスワード解除が発生します。それにより以下の懸念点が出てきます。

スクリーンセーバーによるパスワードを利用する上で覚えておきたいテクニックがあります。
それは、瞬時にスクリーンセーバーによるパスワードロックをかける方法です。
「待ち時間」を長めに設定しておいても、席を外す際にパスワードロックをかける習慣をつけておくというのがお勧めです。

表6は、パスワードロックの呼び出し方です。

表6
方法1:キーボード 「Windowsキー」を押しながら「L」を押す。
方法2:ショートカット 以下の方法で、デスクトップにショートカットをつくり、利用時にダブルクリックする。
(ショートカット作成方法)
デスクトップのあいている部分を右クリック
→「新規作成」を選択する。
→「ショートカット」をクリック
→「項目の場所を入力してください」に「rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation」を入力する。
→「次へ」をクリック
→「このショートカットの名前を入力してください」のテキストボックスに、分かり易い名前(例えば:スクリーンロック)を入力する。
→「完了」をクリック

ノートPCとデスクトップPCで異なりますが、「モニタ電源」も設定確認をしておきましょう。

表7は、モニタ電源の設定です。

表7
電源設定 「スクリーンセーバー」のタブをクリック
→モニタ電源の「電源」をクリック
→「電源設定」のタブであることを確認
→電源設定のプルダウンから、「自宅または会社のデスク」「ポータブル/ラップトップ」を選択する。
・もちろん、デスクトップPCかノートPCかによります。
→下部の時間は好みにより修正
詳細設定 (上記からの引き続き)
オプションの「アイコンをタスクバーに常に表示する」のチェックを外す。
・ただし、ノートPC等のバッテリー状態を知りたい場合はチェック
→オプションの「スタンバイから回復するときにパスワードの入力を求める」をチェックする。
→「コンピュータの電源ボタンを押したとき」のプルダウンから「入力を求める」を選択する。

表7以外にも設定項目はありますが、重要な部分のみをチョイスしました。
なお、ディスクスペースの有効活用を図りたい人は、休止状態をOFFにするという選択もあります。


「デザイン」のタブ

動作を軽くするために、表示に関してのカスタマイズをします。

表8は、デザインの変更です。

表8
効果 「デザイン」のタブをクリック
→「効果」をクリック
→「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」以外はチェックを外す。
→「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」のプルダウンから「Clear Type」を選択する。
→「OK」をクリック
詳細設定 (上記からの引き続き)
「詳細設定」をクリック
→「指定する部分」のプルダウンから「アクティブタイトルバー」を選択する。
→「色1」「色2」を同色にする。
・グラデーションは表示リソースを必要とするため。
→「OK」を2回クリック


「設定」のタブ

液晶画面の場合は、表示色を制限して動作を軽くする。

表9は、画面の色の設定変更です。

表9
画面の色 「設定」のタブをクリック
→「色」のプルダウンから「High Color(16ビット)」を選択する。
→「OK」をクリック

表9は、ノートPCが対象になると思います。
ブラウン管や性能のよい液晶の様に「True Color(32ビット)」「True Color(24ビット)」との差が大きい場合は、変更しない選択もあります。
もちろん、多少の表示差異よりもパフォーマンスを重視するという考え方はあります。


ごみ箱の容量の変更

必要以上にごみ箱の容量を大きい場合は小さくしておきます。
ディスクスペースの有効利用につながります。

表10は、ごみ箱の容量変更です。

表10
ごみ箱容量 デスクトップ上の「ごみ箱」を右クリック
→「プロパティ」をクリック
→「オプション」のタブとなっていることを確認する。
→「ドライブごとに構成する」をクリック
→ドライブのタブ((C:)、(D:)等の記載あり)をクリック
→スライドバーを変更する。
・通常利用であれば1Gもあれば十分すぎます。
→すべてのドライブに対してサイズ変更を行う。
→「OK」をクリック



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