Home → 第5章:スキルアップ(初心者&初級者) → レッスン16:階段積み(その4)


初手は中央から

今までのレッスンで説明してきたとおり、ゴミ捨て場の確保のために初手は端からと説明してきました。
しかし初心者から初級者となる過程において、初手は中央からに変更していくべきです。
5連鎖が安定して組めるようになって折り返しを意識すると再度端からの作成になっていくのですが、今の段階では端→中央と初手を変化させて下さい。
中央作成メリットとして、横方向への展開がし易い・端による制約が少ないということがいえます。その分ゴミ捨て場の確保が若干遅れるので色がうまく捌けなければ連鎖の威力が減ります。

階段積み最初のレッスンの様にパターン毎の置き方についての図示はしませんが、意識するべき事を記載します。

@最初の組ぷよの落下時、組ぷよ・ネクスト・ネクネクをしっかり確認
A序盤は、同色組ぷよは縦設置・異色組ぷよは横設置から考える
B最下段の異色横設置の場合は設置済みぷよ・ネクストで向きを確認する
C序盤にゴミぷよが不可避となったら右端下部をゴミ捨て場とする

@Bについて
ゲームスタートから試合終了まで、全ての場面で組ぷよ・ネクスト・ネクネクを考慮する必要はありません。
大まかな感覚ですが、初心者のうちは以下のような感覚です。

表1は、組ぷよ・ネクスト・ネクネク把握についてです。

表1
組ぷよ ネクスト ネクネク
ゲームスタート時 設置向き決定 設置位置決定 設置位置決定
ゲーム中 通常 設置向き決定 欲しい色を感じる 欲しい色を感じる
最下段横設置 設置向き決定 組ぷよ方向決定のため
色を確認
欲しい色を感じる
発火決定時 暴発確認 発火色確認 発火色確認

表1は、あくまで初心者イメージです。
初級者・中級者・上級者に進むにつれ、局面ごとに注視する場面も細かくなり、注視のバランスや確認ポイントも変化していきます。

Cについて
初手を中央から作成することで、初心者にとって一番の難点はゴミ捨て場の場所です。
中級者ぐらいになるとゴミぷよの活用が自由にできてくるので、問題にはなりませんが、初心者が初手端から初手中央に変更するとゴミぷよの処理に困るケースがでてきます。
その場合は、右端の下段をゴミ捨て場とし、右端の連鎖を高い位置での階段積みに変更する方法で対応します。

図1は、右端の下段をゴミ捨て場とする説明です。

図1
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図1で、は組ぷよ及びその設置です。
図1の1で、組ぷよがうまく設置できる場所がありません。そこで図1の3の様に右端の下段をゴミ捨て場とします。

色については、は4列目で利用しているので、他の列で利用していないを上にしておきます。
その後の展開次第ですが、は右端の土台ぷよとする予定です。

図2は、図1のその後の展開イメージです。

図2
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図2で、は組ぷよです。
図2の1で、右端の土台ぷよを完成させます。ここでは後ほど説明する2-2積みとの組み合わせとしています。
図2の2で、5列目土台ぷよの仕掛けぷよを4列目に設置しつつ、右端(6列目)土台ぷよの仕掛けぷよを5列目に設置しています。
図2の3で、2-2積みの仕掛けぷよを集めて完成です。

色の組み合わせが悪い場合には更に高い位置に階段を持ってい来るケースも出てきます。

図3は、更に高い位置の階段についての説明です。

図3
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図3で、は右端での階段積みです。
図3の様に、更に高い位置でも階段積みは作成できます。
特に、同色の組ぷよが来た時には、右端の土台ぷよとしての利用がありえます。


色の偏りを避ける

3-1積みを組んでいく時に、必要な色が偏ることはできるだけ避けましょう。
既に完了した部分の色が偏るのは問題ありませんが、これから作成する部分で色が偏ると一般的につもが多く必要となり、不利になるケースが多いです。
中級者に近づくと他の余ってきた色ぷよで連鎖を強化したり、催促・つぶしを狙ったりできますが、初心者には柔軟な対応が難しいのでつもが多くなるのはリスク(特に攻撃を受け発火できないリスク)だけが大きくなります。

図4・図5は、色の偏りを避けるについての説明です。

図4
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図5
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図4・図5で、は組ぷよ及びその設置です。
図4は、前ページのレッスンで説明した同色の組ぷよを土台ぷよに利用する置き方です。
これに対して図5は、1連鎖分として2-2積みとした置き方です。

図4の場合は、この後が5つ・が2つ・は不要で、必要色が偏ります。
図5の場合は、この後が1つ・が2つ・は不要もしくは1連鎖目となります。

図4と比べ図5のほうが確実に優れているとはいえませんが、メリットとしてはその後の必要色の偏りが少ない、急な発火に対応し易いなどがあります。
デメリットとしては、図5の3時点では4連鎖までしか見えていないので、1連鎖目もしくは連鎖尾作成が必要で、場合によりかえって難しい局面もありえます。

初心者から初級者になる頃には、図4よりも図5の展開を選択したいところです。

図6は、図5のその後の展開イメージです。

図6 【左図】 【中央図】 【右図】
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図6で、は組ぷよです。
図6左図・図3中央図は、1連鎖目を追加した例です。
図6右図は、連鎖尾を追加した例です。

ここまで来ると3-1積みとは呼べないものですが、初心者を卒業するためには、このように柔軟な組み方もできるようになる必要があります。


2-2積みとも組み合わせる

直前の項目でも2-2積みについて触れましたが、3-1積みのみに固執すると連鎖作成が遅くなるケースも出てきます
そのような状況では、2-2積みとの組み合わせがよりベターとなることもあります

図7は、2-2積みとの組み合わせについての説明です。

図7
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図7で、は組ぷよ及びその設置です。
初心者を卒業する頃になると、ゴミ捨て場の利用が少なくなり横への展開が広くなってきます。
そうなると、図7のようなケースが増えてきます。

このほかにあえて置くとすれば、2列目・3列目に横向きという置き方もありますが、完成まで多くのぷよを必要とするの仕掛けぷよの下にゴミぷよがくることはお勧めできません。

また、このほかにも3列目に縦設置するというやり方もありますが、これも前項で説明したとおり色の偏りが大きくお勧めはできません。


2列の仕掛けぷよ

前項までの内容が身についてくると、3-1積みや2-2積みのような2列での階段要素のみではなく、3列にまたがる階段要素を利用したほうがよいケースも出てきます
それらを意識することができると、ゴミぷよの量を減らしたり、ちぎりを少なくしたりできます。

図8は、2列の仕掛けぷよについての説明です。

図8
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図8で、は組ぷよ及びその設置です。
図8の1で、が3-1積み3連鎖目を完成させているのは理解し易いと思いますが、実はのほうも5連鎖目の手作りとなっています。
図8の3以降4列目にを1つ設置することで連鎖はつながります。もちろんそのためには5列目のの上にゴミぷよは厳禁となります。

図8の様に、仕掛けぷよと土台ぷよの作成において隣の隣まで意識できるようになるとゴミぷよはかなり減ってきます。


挟み込みとも組み合わせる

前項の2列の仕掛けぷよと同様に、階段積みのみでなく、一部挟み込みと組み合わせたほうがよいケースも出てきます
それらを意識することができると、ゴミぷよの量を減らしたり、ちぎりを少なくしたりできます。

図9は、挟み込みとの組み合わせについての説明です。

図9
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図9で、は組ぷよ及びその設置です。
図9の1で、組ぷよを4列目に設置し、4連鎖目を完成する方法もあります。
しかし、ここでは連鎖を4個ずつで構成するために図9の2〜図9の3の設置を選択しています。
挟み込みは階段積みよりも連鎖の組み方の自由度が高いので図9の3以降の展開はいろいろと考えられます。

図10は、図9のその後の展開イメージです。

図10 【左図】 【中央図】 【右図】
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図10で、は図9の3以降の追加ぷよです。
なお、組み合わせイメージをし易くするため、連鎖以外の追加は記載省略しています。実際にはゴミぷよがこれに加わることになります。

図10左図は、2連鎖挟み込みその後階段の5連鎖です。
図10中央図は、変則的な階段積みで、4連鎖ダブルです。
図10右図は、挟み込みの利用をやめ2-2積みから3-1積みにつなげた5連鎖です。

このような組み方ができると初心者の域は既に脱し、堂々と初級者と名乗れるぐらいにはなります。

挟み込みの更に具体的な説明については、この後の別ページでのレッスンでの説明となります。


連鎖尾の同時消しを狙う

階段積みがある程度柔軟に利用できるようになってくると、階段積み5連鎖のみでも通常の対CPU戦では負けなくなります。
しかしながら対人戦では必ずしもそれで勝てるわけではありません
その理由は、攻撃力が限定されるためです。
これに対しての対策はいくつかあります。

@連鎖尾で同時消しを行なう
Aその他の連鎖尾を行なう
B折り返しを行なう

@は、この後この項目で説明します。
Aは、次の項目及びその後の別ページのレッスンでの説明となります。
Bは、この後の別ページのレッスンでの説明となります。

この項目では、連鎖力強化として連鎖尾の同時消しを説明します。
初心者でも比較的に簡単に強化できる連鎖力強化が狙えます。
連鎖としては、連鎖尾の右端及びその隣の5列目を利用して階段の同時消しを作成します。

図11は、連鎖尾同時消しの説明です。

図11
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図11で、は組ぷよ及びその設置です。
図11の1で、組ぷよを階段積みに組み込むことはできません。
そこで今までならこれをゴミぷよとして扱います。しかしこのような同色の組ぷよは連鎖尾同時消しの土台ぷよとして最適です。

図11の3で、右端に組ぷよを設置しています。結果としてはゴミぷよとしてゴミ捨て場に捨てるのも、連鎖尾同時消しに利用するのも同じ置き方ですが、その後の連鎖強化を狙う意識の有無が非常に大きいです。

図12は、図11 のその後の展開イメージです。

図12 【左図】 【中央図】 【右図】
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図12で、は連鎖尾同時消しです。
なお、連鎖尾同時消しイメージをし易くするため、連鎖以外の追加は記載省略しています。実際にはゴミぷよがこれに加わることになります。

図12左図は、2-2積みを追加しています。
図12中央図は、3-1積みを追加しています。
図12右図は、2-2積みを2つ追加しています。

連鎖尾の同時消しは、同色組ぷよ以外でも右端で縦2個以上重ねることができれば狙っていけます。右端で縦2個ができたら同時消しを意識しましょう。

連鎖尾同時消しの追加説明として同時消しの階段積みにの種別について説明をします。

図13は、同時消しの階段積み種別の説明です。

図13 【左図】 【右図】
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図13で、は連鎖尾同時消しです。
図13左図は、3-1積みを3つ追加しています。
図13右図は、2-2積みを3つ追加しています。

左図と右図を比べても分かると思いますが、2-2積みのほうが効率よく(少ないスペースで)同時消しを作成できることがわかります。
このように、連鎖尾同時消しとしては2-2積みのほうが適しています。
右端で連鎖尾同時消しの土台ぷよを作成する際には、縦2個を基本としてください。

おまけの説明として、連鎖尾同時積みにおける3連鎖目2-2積みについて少しだけ説明します。
対人対戦において同じ連鎖作成を繰り返していると、対戦相手にとっては対策が立て易くなります。それを避けるためにつぶしを組み込みましょう。
つぶしの詳細については、この後の別ページのレッスンでの説明となりますが、階段積みの連鎖尾同時消しとの相性の良い方法について説明します。

図14は、つぶしを兼ねた連鎖尾同時消しです。

図14 【左図つぶし】 【中央図】 【右図】
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図14左図で、は連鎖尾同時消しです。
図14右図で、は追加した色ぷよです。

図14左図が、つぶしを兼ねた連鎖尾同時消しの基本形です。最後の瞬間までには色ぷよを置かないでください。このに空間を作るために3連鎖目を2-2積みとしています。

この図14左図の最大のメリットは、通常連鎖とつぶしを兼ねているところです。
通常連鎖の発火(の位置に色ぷよを追加)、つぶしとしての発火の両方が可能です。
図14中央図は、つぶし発火後のフィールドの状況です。この状況でつぶしの波状攻撃をかけます。この2回連続の攻撃が決まれば基本的には勝利がほぼ確定します。

図14右図は、図14左図の4列目に色ぷよを追加することで、通常連鎖を完成させたものです。
つぶしのチャンスがなければ、通常連鎖に持っていくことができます。

また、たまには図14左図の状態で、左端から発火することも有効です。このように通常連鎖と見せかけて連鎖と強制的に止めて、続いてつぶし部分を追い討ちかけます。
このような様々な攻撃を織り交ぜることで相手に警戒させ、相手の連鎖構成を窮屈にする効果が出てきます。


単純かつ相性のよい連鎖尾を作る

階段積みの連鎖力強化として、続いて連鎖尾拡張の説明をします。
前項で説明した連鎖尾同時消しでは、連鎖数の限られているためぷよの数に対する威力が若干劣るものになります。
そこで連鎖数を増やす方法として、連鎖尾拡張を追加してみましょう。
初心者が利用する連鎖尾拡張は、単純で階段積みとの相性のよいものにしぼって覚えましょう。

図15は、階段積みと相性のよい連鎖尾です。

図15 【左図】 【中央図】 【右図】
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図15で、は連鎖尾拡張です。
図15左図は、かんぬきです。
図15中央図は、拡散です。
図15右図は、斉藤スペシャルです。

それぞれの連鎖尾拡張については、この後の別ページのレッスンで説明します。


連鎖の方向を変える

中央から連鎖を組んでいると、連鎖の方向を逆にしたほうが良いケースがたまに出てきます。
そのような場面では、連鎖の方向を逆にしましょう。
慣れていない方向への連鎖は思考スピードのダウンが伴うので、トータル的にはデメリットの方が大きくなるかもしれません。
しかしながら、いつの日にか避けて通れぬ折り返しを利用するためには逆方向の連鎖に慣れておく事に意味があります。
短期的なメリットより、中長期的なメリットを取るために、あからさまに逆方向としたほうが良い状況では逆方向の連鎖を組んでみましょう

図16は、逆方向連鎖の説明です。

図16
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図16で、は組ぷよ及びその設置です。
この図16の例の様に、逆方向連鎖に半ば誘導されるようなケースでは逆方向の連鎖を行ないましょう。

しかしながら、実際にはこのような状況でも、5列目のを消したり、図16の3の様に置いたにもかかわらず、左から右へ進んでいく連鎖を組んだりする人がいます。
もちろん図16の3から右端に向かって進む連鎖を組むと発火地点が非常に狭く、小さな連鎖を受けただけで身動きできなくなります。
先ほど述べたように、思考スピードが落ちたとしても逆方向連鎖の練習をしたもらいたいです。


おじゃまぷよ対応を行なう

おじゃまぷよ対応については、以前の別ページのレッスンで説明しているので、その内容を確認してください。
また、直前のページのレッスンで説明したように、発火点をほんの少し上げておくこともおじゃまぷよ対応としては有効です。



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