のほほ積みとは、右(まれに左)三列に素早く(基本的に無回転で)ぷよを積み連鎖を発動する組み方。運に左右される組み方です。
初心者利用としては秀逸な組み方で、対CPUにはこれだけでも十分戦える威力を持ちます。「かえる積み」という別名も有名です。
まったくの初心者の場合、考えならが連鎖を狙うよりも「のほほ積み」のほうが多くのケースでは圧倒的に強いです。
ともすれば初心者を脱した初級者に対しても通用する組方ともいえます。
ただし、この組み方に依存するのはお勧めはできません。
一番の理由は上達への努力が失われるためです。
ここでは、誰しも(?)が通る道として「のほほ積み」を紹介します。
表1は、のほほ積のメリット・デメリットです。
メリット | ・単純な組み方なので初心者でも簡単にできる。 ・高速落下を活かしてたくさんの組ぷよを積もることができ、連鎖がうまく起きた場合の威力が期待できる。 ・色数が少ないと連鎖が発生し易く、効果が大きい。 |
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デメリット | ・依存すると上達の阻害要素となる。 ・運に大きく左右され、運が悪いとまったく連鎖が発生しない。 ・色数が多いと連鎖が発生しにくい。5色なら利用しないほうが無難。 |
ゲームスタート同時に、方向ボタンを右下に入れっぱなしにします。
以上
何とシンプルな組み方でしょうか。基本としては、これ以上でもこれ以下でもありません。
図1は、のほほ積です。
_ _ _ _ _ _ | | | | | ■| | | | | | ▲| | | | | | ▲| | | | ■| | ●| | | | ●| | ●| | |⇒| ↓|⇒| ★|⇒ | | | | | ★| | ■| | | | ■| | ●| | | | ■| | ↓| | | | ●| | | | ■| | ■| | | | ●| | ●| └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ |
_ _ _ _ _ _ | ■| | ●■| | | | ▲| | ●▲| | | | ▲| | ▲■▲| | | | ●| | ●★●| | | | ●| | ●★●| | | ⇒| ★|⇒| ■■★|⇒| | | ★★| | ●■●★| | ■| | ★■| | ●▲●■| | ▲ ▲| | ↓■| | ↓★★■| | ■★▲| | ●| | ●■●| | ■■●| | ■| | ●★■| | ▲★■| | ●| | ●★●| | ★★●| └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ |
図1の1は、ゲームスタート直後です。落下してくる組ぷよを右下に高速移動させます。
続けて次の組ぷよ(図1の2)も右下への高速落下を行います。そうしていると右1列(左6列目)が色ぷよで埋め尽くされます(図1の3)。
途中で単発消し・連鎖が発生しようとしまいと、左4列目中段に達するまで色ぷよを高速落下で積み重ねます。
なお、ぷよぷよ・ぷよぷよ通では4列目は窒息位置ではないので左4列目まで(右3列分)を埋め尽くしてもOKです。
積み重ねが完了した段階で、のほほ積みにて積み重なった色ぷよの下部の色ぷよを消していきます。
図1の5は、3連鎖目ダブルの4連鎖となっています。
色数が3色の場合には、あれこれ考えるよりも高速落下を行い力押しをしたほうが有効的なケースが多いですが、4色以上になった場合には応用を利かせると「のほほ積み」が強化されます。
表2は、強化ポイントです。
図2〜4は、のほほ積みの応用です。
上部単発消し回避 | 組ぷよ落下による単発消しを避ける。 消す時には、消去する色ぷよの上に他の色ぷよが積まれているようにする。 |
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色を合わせる | 180度回転(※1)も利用し、色を集めるようにする。 単発消しは同じくNG。 |
発火地点改善 | 4列目(右3列目)下部で色ぷよが3個集まるようにする。 発火し易くする。 |
_ _ _ _ | ■| | ■| | ●▲| | □▲| | □▲| | ●▲| | ↓●| | ↓●| | □●| | □●| | □★| | □★| | □★| | □★| | ●■| | ●■| | ★■| | ★■| | ■●| | ■●| | ★■| | ★■| | ★●| | ★●| └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ |
図2で、□は注目する色ぷよです。
図2は、「上部単発消し回避」に関しての説明です。
図2左図の様に基本的なのほほ積みのやり方では□が単発消しになってしまいます。
これでは攻撃力が少なく手遅れになってしまします。
図2右図の様に180度回転させて単発消しを避けます。
また、単発消しを避けることは初心者脱却のための「落下後の連鎖の有無の把握」「組ぷよコントロール」につながります。
連鎖の威力から考えると、上部だけではなく下部の単発消しも避けるべきですが、それだと上に積み重なっている色ぷよの消去の有無を判断しなくてはならず初心者の場合には時間的ロスが大きくかえってマイナスとなってしまします。
下部の場合には気にせず消していきましょう。
単発消しや2連鎖程度でも気にせずに「のほほ積み」を継続するべきです。
_ _ _ _ | ■| | ■| | ○▲| | ■▲| | ■▲| | ○▲| | ↓●| | ↓●| | ▲| | ▲| | ★| | ★| | ★| | ★| | ○■| | ○■| | ★■| | ★■| | ■●| | ■●| | ★■| | ★■| | ★●| | ★●| └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ |
図3で、○は注目する色ぷよです。
図3は、「色を合わせる」に関しての説明です。
図3左図の様に基本的なのほほ積みのやり方では○が分散してしまいます。
色ぷよは基本的には分散しないほうが「のほほ積み」の効果が期待できます。
図3右図の様に180度回転させて色を集めておくと「のほほ積み」の攻撃力増につながります。
また、色を合わせることは初心者脱却のための「組ぷよコントロール」につながります。
色を合わせるのは180度回転(上下反転)で、できる場合のみにしておきましょう。
90度回転や他の位置に設置などではそもそも「のほほ積み」ではなく最初から階段積みなどを実践するべきです。
ちぎりや思考によるロスよりは180度回転のみで手数を増やすことをするべきです。
同様に、絶対色を合わせるという意識は持たないほうがいいです。そのため落下速度が鈍るほうがマイナスにつながります。
初心者のうちは気づいたら合わせるぐらいでいいです。
_ _N _ _ | ●■|○ | ●■| | ●▲|▲ | ●▲| | ■▲| | ■▲| | ★●| | ▲★●| | ★●| | ○★●| | ■★| ⇒| ↓■★| | ●★| | ●★| | ★○●■| | ●■| | ★■| | ★■| | ■●| | ■●| | ★■| | ○★■| | ○★●| | ★○★●| └−−−−−−┘ └−−−−−−┘ |
図3で、○は注目する色ぷよです。
図3は、「発火地点改善」に関しての説明です。
図3の1〜図3の2で、○の色を集めようとしています。
「のほほう積み」の発火地点である4列目下部は、発火し易く色ぷよを集めたり連鎖が発生するように色ぷよを設置したりすると「のほほ積み」の効果が上がります。
設置済みの色ぷよ、落下中の組ぷよ、ネクスト(初心者では難しいができればネクネク)も含めて色ぷよを集めましょう。
図3は発火ポイントの作成のみですが、応用力がついてきたら連鎖が発生し易いように階段積み2連鎖を意識したいところです。その際には階段積み2連鎖どまりなのか、のほほ積みが炸裂してその後もつながるかは気にする必要はありません。
各種の状況によって「のほほ積み」の効果の度合いが変わることがあります。
「のほほ積み」を利用する場合はより相性の良い状況で利用するべきです。
表3は、のほほ積みへの相性です。
色数 | 3色>4色>5色 色数が少ないほうが、のほほ積み発火時の攻撃力増が期待できます。逆に色数の一番多い5色では単発消しになる確率が高く利用はお勧めできません。 |
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つも一巡ぷよ数 | 多つもキャラ>少つもキャラ 多つもキャラほうが、のほほ積みの積み込みスピードが速く、なお4つ一組(1色)発火時の攻撃力増が期待できます。 カーバンクル・バルトアンデルスなどが相性がよいといえます。 |
落下ボーナス組込 | 組込あり>組込みなし おじゃまぷよ算で落下ボーナスがおじゃまぷよ発生に組み込まれるほうが、単発消しなどの場合でも多少なり多くおじゃまぷよが相手フィールドに降るので相手の手作りを乱したり、致命傷を与え易くなります。 作品では、「ぷよぷよ!」が組込みありで、「ぷよぷよフィーバー」は組込みなしです。 |
表3で、ぷよぷよ!のバルトアンデルスは「のほほ積み」との相性が良いといえます。
そうだとしてもDSぷよぷよ!のWi-Fiたいせんへの参加はやめておきましょう。
それで勝てるようなレベルではありません。2本先取の1本ぐらいは取れることもあるでしょうが、勝ち越すことはまず無理です。