Home → 第5章:スキルアップ(初心者&初級者) → レッスン06:組ぷよ操作(その3)


タイムロス

初心者脱却するための組ぷよのコントロールの締めくくりとしてタイムロスに関する説明をします。

タイムロスの一つ一つは小さくても積み重なることで大きな差となって勝敗に大きく左右してきます。
初心者の時にはタイムロスが多く発生しますが、上達するに従い少なくなっていきます。
どのようなタイムロスが存在するのかを意識しておくことはスキルアップしていく上で大切です。
練習や対戦をしているうちに、タイムロスを感じることで改善する気持ちになるわけで、「知らない」=「感じることができない」では改善が図られません。

表1は、代表的なタイムロスの種類です。

表1
コントロール
の可否
解説
高速落下 可能 組ぷよの接地まで常に下ボタンを押す。
押さなかった時間分がロスとなる。
接地時間短縮 可能 組ぷよ接地後、設置まで常に下ボタンを押す。
設置移行時間分がロスとなる。
高速横移動 可能 組ぷよ落下直前から横ボタンを押す。
押さなかったら加速時間分がロスとなる。
横移動 可能 不要な横移動は発生させない。
斜め移動(※1)できない分がロスとなる。
同色回転 可能2つ一組の同色組ぷよを縦設置する際、半回転させる。
半回転しない場合、1マス分がロスとなる。
ただし、設置場所が高ければ半回転が間に合わないので注意。
キャンセル 可能 接地キャンセル、ちぎりキャンセルを利用する。
キャンセルしない分ロスと言うより、利用できたら時間短縮に成功との表現が適切(確実に成功させることは困難なため)
作品・対戦ルール(※2)により、利用できない場合がある。
ちぎり
ちぎり後落下
可能
不可
不要なちぎりは避ける。
ちぎりに必要な時間と、ちぎり後の落下分がロスとなる。
もちろん、必要なちぎりはOK。
消去
消去時落下段数
可能
不可
不要な消去は避ける。
また、消去時に生じるぷよの落下段数が小さいほど連鎖終了が早い。
消去の時間、落下段数分の落下時間がロスとなる。
消去時積上段数 不可 消去時に生じる、消去上のぷよの積上げ段数が小さいほど連鎖終了が早い。
落下段数分の落下時間がロスとなる。
消去上のぷよの落下タイプが個別タイプ(※3)により違いが出てくる。
※1:ほとんどの作品では斜め移動できません。
※2:ぷよぷよ通(作品・対戦ルール)で接地キャンセル可能、ぷよぷよ・ぷよぷよ通(対戦ルール)でちぎりキャンセルも更に可能。
※3:ぷよぷよフィーバー(作品)、ぷよぷよ!の「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「すいちゅう」以外の対戦ルールは個別タイプ

タイムロスとなる要因は表1の様に様々なあります。
発生頻度の高い項目もあれば、低い項目もあります。中には、特定の作品や対戦ルールでのみ関係するタイムロスも存在します。

表1で、「不可」としてあるタイムロスについても実際には連鎖の形を有利な形に組むことでタイムロスを減らすことはできます。「不可」と表現したは組ぷよコントロールのみで制御できるか否かに注目したためです。

初心者が実際に事前していく優先順位としては「高速落下」「接地時間短縮」>「ちぎり」「消去」>「高速横移動」「横移動」>「同色回転」でしょうか。

繰り返しになりますが、自分のプレイでのタイムロスを認識しましょう
「ちぎって、タイムロスが発生した」「同色回転できたのに」とプレイを振り返ったときに感じることができれば、次への改善につながります。


高速落下と組ぷよコントロール

初心者が、上達していく上で高速落下の利用は不可欠です。
しかしながら、高速落下至上主義になるのはお勧めできません

組ぷよコントロールもしっかりできてない高速落下は落下以外の部分でのタイムロスを発生させます。

ある組ぷよを高速落下させた結果、必要な色ぷよを集めるのに1つ遅れたとすると、つも一つ分のタイムロスとなりかねません。
もちろん、ミス設置をその後にリカバリーすればマイナスをゼロやプラスに持っていくことも可能ですが、それが自在にできれば既に初心者でなく、またそのレベルであれば凡ミスがたまにあっても常時制御がほとんどできていない状態で組ぷよの高速落下はしません。

決して小さいタイムロスを避けるために大きなタイムロスにつながる行為をしてはいけません



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