ある程度大きな連鎖になると、名称のついている連鎖の組み合わせになってきます。
どの名称を代表して利用するかは場合によって変化してきます。
図1は、複数の連鎖の組み合わせです。
_ _ | | | ★ | | ★ | | ↓ | | ■● | |□▲●★ | |▲■●★ | |▲■●★ ●| |▲■★▲■●| |□○★▲■●| |□□○★▲■| |○○★▲■●| └−−−−−−┘ |
図1で、○□前の4連鎖は3-1積み(階段積み)で、○□の2連鎖がGTR、○□後の4連鎖が1-1-2カギ積み(挟み込み)となっています。
この連鎖を一言でどの様に表現するかは場合によりますが、「GTR」>「カギ積み」>>>「階段」でしょうか。
一言でなくてもよければ、「前半階段、GTRで折り返し、後半カギ積み」ぐらいが比較的シンプルでしょうか。
名称のついている連鎖は、前述のように大連鎖の一部分として利用されます。連鎖開始部として利用されるものもあれば、連鎖尾として利用されるものもあます。
連鎖の構成パーツとしての利用分類すると「開始部」「延伸部」「連鎖尾」「折り返し」があります。
斉藤スペシャルのように連鎖尾としてのみ利用されるものもあれば、階段(基本パーツ)のように全てに適用できる連鎖もあります。
連鎖構成でも戦略面に注目すると「つぶし」「催促・副砲」「カウンター」との親和性で連鎖の特徴を捉えることもできます。
また、使い勝手という面では「作成性能」「防御性能」「対凝視」がどれくらい優れているかというのも連鎖の特徴となります。
表1は、連鎖の特徴の項目です。
項目説明 | ||
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連鎖構成 | 開始部 | 連鎖全体の構成パーツとして考えた際に、連鎖の開始部としての利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、開始部への利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
延伸部 | 連鎖全体の構成パーツとして考えた際に、連鎖本体部での利用への親和性をみます。ただし、開始・連鎖尾・折り返しは除きます。 「高」:親和性が高く、延伸部への利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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連鎖尾 | 連鎖全体の構成パーツとして考えた際に、連鎖尾としての利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、延伸部への利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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折り返し | 連鎖全体の構成パーツとして考えた際に、折り返しでの利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、連鎖尾への利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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つぶし | つぶしでの利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、つぶしへの利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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催促・副砲 | 催促・副砲としての利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、催促・副砲への利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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カウンター | カウンターとしての利用への親和性をみます。 「高」:親和性が高く、カウンターへの利用に適している。 「低」:親和性が低い。 「−」:親和性が非常に低い、もしくは親和性がない場合。 |
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作成性能 | 連鎖作成のしやすさ総合的な性能をみます。 「作成時の隙が少ない」「作成の柔軟性がある」「作成までの時間が短い」「作成時にちぎりが発生しにくい」等を総合的に勘案ます。 「高」:総合的にみて性能が高い。 「低」:総合的に見て苦手とする領域がある。 |
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防御性能 | 「発火条件が広い」「おじゃまぷよ耐性が高い」等を総合的に勘案します。 「高」:総合的にみて性能が高い。 「低」:総合的に見て苦手とする領域がある。 |
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対凝視 | 相手から凝視されやすさです。 シンプルであれば凝視されやすいし、若干シンプルでも他への変化が多ければ凝視されにくいといえます。 「高」:凝視されにくい。 「低」:凝視されやすい。 |
第4章の各連鎖のページで、これらの項目との関連性の強さを記載します。
また、表1以外の特徴があるばあは「その他」として記載します。