第2章:キャラクター(携帯ぷよ)→「キャラクター(携帯ぷよフィハバネロ)」で説明したように、キャラとキャラ性能はアンマッチとなります。
本ページでもキャラ性能の名前で記載しているので、実際に登場するキャラではありません。
表1は、キャラとキャラ性能です。
主人公 | アミティ | アミティ |
---|---|---|
ラフィーナ | ラフィーナ | |
るんるんコース | リデル | おしゃれコウベ |
タルタル | クルーク | |
アコール先生 | どんぐりガエル | |
あつあつコース | ユウちゃん | おしゃれコウベ |
さかな王子 | おにおん | |
おしゃれコウベ | ほほうどり | |
おにおん | ユウちゃん | |
こづれフランケン | ラフィーナ | |
ほほうどり | カーバンクル | |
どんぐりガエル | アコール先生 | |
ラフィーナ | アルル | |
ぴりぴりコース | どんぐりガエル | アコール先生 |
ほほうどり | おしゃれコウベ | |
こづれフランケン | おにおん | |
タルタル | ほほうどり | |
クルーク | ユウちゃん | |
リデル | ラフィーナ | |
アコール先生 | カーバンクル | |
ポポイ | アルル |
第1章:ルール(携帯ぷよ)の「組ぷよ基本操作(携帯ぷよ)」で説明したように、「とことんフィーバー」以外の対戦ルールでは2つ一組以外の組ぷよが出てきます。
つもパターンはキャラに依存します。
つもパターンは、16つもで一巡します。
つもの配色法則については、第1章:ルール(携帯ぷよ)→「ネクスト、ネクネク(携帯ぷよ)」を参照ください。
表2は、対戦ルール別の組ぷよ個数です。
表3は、つもパターンです。
しつこいようですが、本ページではキャラ性能の名前で説明しています。
とことんフィーバー | 2つ一組のみ |
---|---|
るんるんコース(ひとりでぷよぷよ) わくわくコース(ひとりでぷよぷよ) はらはらコース(ひとりでぷよぷよ) セレクト対戦 |
2〜4つ一組 |
つもパターン | 一巡 ぷよ 個数 |
2つ一組 | 3つ一組 (同色縦) |
3つ一組 (同色横) |
4つ一組 (2色) |
4つ一組 (1色) |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|
アコール先生 | 2縦2縦2縦242縦2縦2縦2* | 42 | 8 | 6 | 0 | 1 | 1 |
アミティ | 222縦2224222縦222* | 38 | 12 | 2 | 0 | 1 | 1 |
アルル | 2222222222222222 | 32 | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 |
おしゃれコウベ | 2222縦2222422222* | 37 | 13 | 1 | 0 | 1 | 1 |
おにおん | 22222422222横222* | 37 | 13 | 1 | 0 | 1 | 1 |
カーバンクル | 2縦42*縦242縦*24縦2* | 48 | 6 | 4 | 0 | 3 | 3 |
クルーク | 22縦2縦242縦242縦22* | 42 | 9 | 4 | 0 | 2 | 1 |
こづれフランケン | 22縦22縦242縦2縦2縦2* | 41 | 9 | 5 | 0 | 1 | 1 |
さかな王子 | 222縦22縦422縦422縦* | 42 | 9 | 4 | 0 | 2 | 1 |
タルタル | 22縦2242縦22422縦2* | 41 | 10 | 3 | 0 | 2 | 1 |
どんぐりガエル | 222縦222*2224222* | 39 | 12 | 1 | 0 | 1 | 2 |
ポポイ | 22縦22縦22縦224242* | 41 | 10 | 3 | 0 | 2 | 1 |
ほほうどり | 222縦222縦222縦222* | 37 | 12 | 3 | 0 | 0 | 1 |
ユウちゃん | 2縦242縦242縦2*222* | 43 | 9 | 3 | 0 | 2 | 2 |
ラフィーナ | 22縦224222縦22縦22* | 39 | 11 | 3 | 0 | 1 | 1 |
リデル | 222縦22422縦22422* | 40 | 11 | 2 | 0 | 2 | 1 |
表3で、つもパターンの記号は下記のとおりです。
「2」は「2つ一組」
「縦」は「3つ一組:同色縦」
「4」は「4つ一組:2色」
「*」は「4つ一組:1色」
ゲーム専用機の「ぷよぷよフィーバー」とはつもパターンが異なります。
異なるつもは、表2中で下線で示しています。
ゲーム専用機の「ぷよぷよフィーバー」のつもパターンと比べ以下の法則で変化しています。
組ぷよの使い勝手のよい「4つ一組:1色」と使い勝手の悪い「4つ一組:2色」が反転しているのでキャラによっては性能に変化が出てきます。
変化した性能結果は、第2章:キャラクター(携帯ぷよ)→「キャラクター(携帯ぷよフィハバネロ)」を参照ください。
つも一巡(16つも)のぷよ個数はキャラにより異なります。
一巡したときの色ぷよの個数が多ければ、それだけ連鎖構成が早くできます。ただし、単純に多ければよいわけではなく、ちぎりの発生や飽和連鎖力も関係してくるので注意が必要です。
表4は、つも一巡ぷよ個数です。
表5は、つもの初手から2つ一組以外が出るまでの数です。
表6は、4つも毎の個数の偏りです。
表7は、特徴的なつもを持つキャラ説明です。
しつこいようですが、本ページではキャラ性能の名前で説明しています。
カーバンクル | 48個 | 超多つもキャラ |
---|---|---|
ユウちゃん | 43個 | 多つもキャラ |
アコール先生 クルーク さかな王子 |
42個 | |
こづれフランケン タルタル ポポイ |
41個 | 標準つもキャラ |
リデル | 40個 | |
どんぐりガエル ラフィーナ |
39個 | |
アミティ | 38個 | 少つもキャラ |
おしゃれコウベ おにおん ほほうどり |
37個 | |
アルル | 32個 | 超少つもキャラ |
表4で、最多(48個)のカーバンクルと最少(32個)のアルルでは、一巡時点で1.5倍のぷよ数の差があることがわかります。
<多つもメリット>
連鎖作成のスピードは上がる。
<多つもデメリット>
ちぎりが発生しやすい。
無駄ぷよが発生しやすい。
トータルでは、ぷよ数が多いほうが有利となります。
アルル | ∞(16) |
---|---|
おにおん | 6 |
おしゃれコウベ | 5 |
アミティ さかな王子 どんぐりガエル ほほうどり リデル |
4 |
クルーク こづれフランケン タルタル ポポイ ラフィーナ |
3 |
アコール カーバンクル ユウちゃん |
2 |
表5で、アルルは∞(16つもすべて2つ一組)となっています。
おにおんは6つも目、おしゃれコウベは5つも目で2つ一組以外が出てきます。このようなキャラは少つもキャラになっています。
「ぷよぷよ!」と比べると、キャラ毎の違いは小さいです。「ぷよぷよ!」のつもは、第2章:キャラクター(ぷよ!)→「つも(DS版ぷよ!)」を参照ください。
ポポイ | 5 |
---|---|
カーバンクル リデル |
4 |
おしゃれコウベ おにおん クルーク こづれフランケン さかな王子 タルタル ラフィーナ |
3 |
アコール先生 アミティ |
2 |
どんぐりガエル ほほうどり ユウちゃん |
1.5 |
アルル | 0 |
表6の数字は、4つも毎の合計と平均との乖離を一巡で積算したものです。
<例>
リデルは「222縦22*22横22*224」なので4つも毎の個数は9個・10個・9個・12個となります。平均は10個(40÷4)なので、乖離の積算は|9−10|+|10−10|+|9−10|+|12−10|=4となります。
(絶対値|-1|=|1|=1です。)
つもの偏りが少ないほうが思考を妨げる要素が少なく連鎖が組みやすいといえます。
「ぷよぷよ!」と比べると、キャラ毎の違いは小さいです。「ぷよぷよ!」のつもは、第2章:キャラクター(ぷよ!)→「つも(DS版ぷよ!)」を参照ください。
2つ一組のみ アルル |
詳細説明は不要だと思いますが、アルルだけは2つ一組以外の組ぷよが出てきません。 つも一巡のぷよ数はだんとつで少ないものの、小回りのよさがそれを補っているといえます。2つ一組以外がまったく出てこないというのは連鎖を組む思考の流れの上で非常に大きなプラスとなっています。 無駄ぷよが発生しにくく飽和連鎖数が高いです。 |
超多つも カーバンクル |
前述の3手全消し可能のインパクトが大きいですが、つも一巡最多のぷよ数もカーバンクルの存在を際立たせています。 つもの多さを生かして連鎖構成のスピードが魅力の反面、ちぎりの発生し易いつもとなります。 |
特定の組ぷよなし アルル ほほうどり |
アルルは前述のとおり。 ほほうどりは、フィーバーではもっとも利用しにくい4つ一組(2色)が出現しないキャラです。 |
4つ一組(1色)多い カーバンクル |
つも一巡で、3回も4つ一組(1色)が出てきます。 発火性能、フィーバーとの相性が高い「つも」といえます。前述の「ほほうどり」と異なりフィーバー時の攻撃力も低くないですし。 |
表7は、特徴的なつを持つキャラの説明ですが、携帯ぷよフィハバネロでは自キャラとして利用できるのがアミティとラフィーナのみで、それぞれの特徴のインパクトは小さいともいえます。
また、つもパターンの変更によりカーバンクルに3手全消しがありません。どちらにしても配色制限がなく2手全消しが可能なのでキャラ差の重要性は低くなっています。
2つ一組、3つ一組、4つ一組の組ぷよには使い勝手に差があります。
状況によって変化しますが、傾向を見ていきます。
表8は、組ぷよの特徴です。
無駄ぷよの 発生 |
連鎖作成 スピード |
ちぎり 発生 |
発火能力 | フィーバー 相性 |
総合 評価点 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2つ一組 | ★ ● |
少ない (5) |
いまいち (2) |
少ない (5) |
普通 (3) |
いまいち (2) |
17点 | |
3つ一組 (同色縦) |
● ●★ |
多少 (3) |
普通 (3) |
多少 (3) |
良い (4) |
普通 (3) |
16点 | |
4つ一組 (2色) |
●★ ●★ |
有り (1) |
早い (5) |
多い (1) |
良い (4) |
良い (4) |
15点 | |
4つ一組 (1色) |
●● ●● |
有り (2) |
早い (5) |
多い (1) |
良好 (5) |
良好 (5) |
18点 |
全般的な性能では「4つ一組(1色)>2つ一組>3つ一組>4つ一組(2色)」です。
ただし、連鎖の作りやすさのみを考えると「2つ一組>3つ一組>4つ一組(1色)>4つ一組(2色)」となるでしょう。
どちらにしても、4つ一組(2色)が利用しにくい組ぷよと言えそうです。