こおりづけパターンの優劣を数値化したのがこおりづけパターン結合係数です。
こおりづけパターン縦5段×横6列で、縦方向に同色の隣り合う個数がこおりづけパターン結合係数(縦)で、横方向に同色の隣り合う個数がこおりづけパターン結合係数(横)です。こおりづけパターン結合係数(合計)は縦+横です。
横方向については、段差によってずれるので縦方向に比べて結合が弱く5段分の組み合わせを考慮して1/5の数値となっております。その分単純に隣り合わなくても隣の列に同色があればカウントしています。
結合係数が高いほど、おじゃまぷよ(こおりづけ)が溶けた時に消える可能性が高くなり、反撃しやすくなります。
図1は結合係数のカウントについてです。
図2・図3・図4・図5・図6は結合例です。
A3・4・4 13・424 ・3・4B4 ・3・424 ・3・4・4 |
図1で、結合係数のカウント方法を説明します。
【縦方向のカウントについて】
図1の「A」の場合、縦方向に隣り合う場所は、「1」しかありません。よって「1」が「A」と同色の場合は1とカウントします。
図1の「B」の場合、縦方向に隣り合う場所は、「2」で2箇所あります。よって「2」が「B」と同色の場合はそれぞれ1とカウントします。1箇所のみなら1で、2箇所とも同色なら2です。
【横方向のカウントについて】
図1の「A」の場合、横方向に隣り合う場所は、「3」で5箇所あります。これは段差によってずれることを考慮しています。よって「3」が「A」と同色の場合はそれぞれ1とカウントします。
図1の「B」の場合、縦方向に隣り合う場所は、「4」で10箇所あります。よって「4」が「B」と同色の場合はそれぞれ1とカウントします。
横方向の場合、段差のずれを考慮して対象が多いのですが、同じく段差のずれの補正をかけて総合カウントは1/5とします。縦方向では段差のずれでも結合が切れることがないですが、横方向では段差のずれで結合が切れるためです。
○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○○ ○○○○○○ |
図2は、すべてが同色の場合です。かなり極端な例です。
結合係数(縦)は、48となります。
結合係数(横)は、50(250÷5)となります。
結合係数(合計)は、98となります。
○☆△□○☆ ○☆△□○☆ ○☆△□○☆ ○☆△□○☆ ○☆△□○☆ |
図3は、縦方向すべて同色で、横方向には同一色がない場合です。
結合係数(縦)は、48となります。
結合係数(横)は、0となります。
結合係数(合計)は、48となります。
○○○○○○ ☆☆☆☆☆☆ △△△△△△ □□□□□□ ○○○○○○ |
図4は、横方向に同色が並び、縦方向には同一色がない場合です。図2と異なり段差により結合が途切れます。
結合係数(縦)は、0となります。
結合係数(横)は、10(50÷5)となります。
図3と図4を比較して、こおりづけパターンは縦一列・横一列と似てはいますが、段差によるずれでの結合がきれやすい図4の方が結合係数が小さくなっています。
○○○☆☆☆ ○○○☆☆☆ ○○○□□□ △△△□□□ △△△□□□ |
図5は、4色が集まっている場合です。
結合係数(縦)は、36となります。
結合係数(横)は、20.8(104÷5)となります。
○△○△○△ ☆□☆□☆□ ○△○△○△ ☆□☆□☆□ ○△○△○△ |
図6は、4色隣り合わないようにした場合です。段差によるずれでも隣り合うことはありません。
結合係数(縦)は、0となります。
結合係数(横)は、0となります。