「ぷよぷよ!」では、「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」「ぷよぷよフィーバー」「ぷよぷよフィーバー2」(それぞれ対戦ルールではなくシリーズ)で登場してきたキャラクターのうち22キャラが利用可能となっています。
「ぷよぷよ」シリーズの各作品での登場に関しては、第0章:はじめに(共通)→「登場キャラクター」を参照ください。
キャラ毎にグラフィック・連鎖ボイスのような勝敗の優劣に関係ない違いもあれば、組ぷよのつも・連鎖ボーナス(通常モード・フィーバーモード)・こおりづけパターンのように勝敗の優劣に関係のある違いがあります。
優劣にかかわる違いに関しては、一部の対戦ルールのみが対象となります。
つもに関しての違いの詳細は、第2章:キャラクター(ぷよ!)→「つも(DS版ぷよ!)」を参照ください。
こおりづけパターンに関しての違いの詳細は、第2章:キャラクター(ぷよ!)→「こおりづけパターン(DS版ぷよ!)」を参照ください。
表1は、各キャラの過去登場作品(一部)です。
表2は、対戦ルール別のキャラ差(勝敗の優劣に関係のある)です。
表3は、各キャラの連鎖タイプ(キャラ選択時に表示)、こおりづけパターンタイプです。
ぷよぷよ ぷよぷよ通 |
フィーバー | フィーバー2 | |
---|---|---|---|
あくま | 登場 | ||
アコール先生 | 登場 | 登場 | |
アミティ | 主人公 | 主人公 | |
アルル | 主人公 | 登場 | 登場 |
おしゃれコウベ | 登場 | 登場 | |
おにおん | 登場 | 登場 | |
クルーク | 登場 | 登場 | |
さかな王子 | 登場 | 登場 | |
サタン | 登場 | ||
シェゾ | 登場 | ||
シグ | 主人公 | ||
すけとうだら | 登場 | ||
ぞう大魔王 | 登場 | ||
どんぐりガエル | 登場 | 登場 | |
ナスグレイブ | 登場 | ||
バルトアンデルス | 登場 | ||
フェーリ | 登場 | ||
ユウちゃん&レイくん | 登場 (ユウちゃんのみ) |
登場 | |
ラフィーナ | 主人公 | 主人公 | |
リデル | 登場 | 登場 | |
ルルー | 登場 | ||
レムレス | 登場 | ||
オトモ (利用不可キャラ) |
登場 (利用不可) |
登場 (利用不可) |
|
おに子 (利用不可キャラ) |
登場 (利用不可) |
||
カーバンクル (利用不可キャラ) |
登場 (一部作品利用可能) |
登場 (利用可能) |
登場 (利用不可) |
ポポイ (利用不可キャラ) |
登場 (利用可能) |
登場 (利用不可) |
アルルは皆勤賞で、カーバンクルは次点(利用キャラでない作品がある)です。
表2ぷよぷよフィーバー サーチライト |
つもにキャラ差あり 連鎖ボーナスにキャラ差あり |
---|---|
こおりづけ | こおりづけパターンにキャラ差あり |
とことんぷよぷよ とことんフィーバー とことんなぞぷよ ぷよぷよ ぷよぷよ通 はっくつ ばくだん だいかいてん ずっとフィーバー すいちゅう なぞぷよ でかぷよ |
キャラ差なし |
表2でもわかるように、キャラの選択で対戦性能にかかわる対戦ルールは意外に少なく、3つしかありません。
表3連鎖タイプ | こおりづけパターンタイプ | |
---|---|---|
あくま | とにかく大連鎖タイプ | 下3個縦斜め (アコール先生と左右逆) |
アコール先生 | 自力で大連鎖タイプ | 下3個縦斜め (あくまの左右逆) |
アミティ | バランス重視タイプ | 縦2個ジグザグ (アルルの左右逆) |
アルル | 自力で連鎖タイプ | 縦2個ジグザグ (アミティの左右逆) |
おしゃれコウベ | フィーバーで逆転タイプ | 縦2個斜め (ユウちゃん&レイくんの左右逆) |
おにおん | てがたくフィーバータイプ | 横ひし形 (ナスグレイブの左右逆) |
クルーク | 自力で大連鎖タイプ | 三角斜め (レムレスの左右逆) |
さかな王子 | フィーバーで逆転タイプ | 左右同型 (すけとうだらの左右逆) |
サタン | 自力で連鎖タイプ | 下3個縦とび斜め (ぞう大魔王の左右逆) |
シェゾ | 自力で大連鎖タイプ | 縦ひし形補完 (シグの左右逆) |
シグ | フィーバーで逆転タイプ | 縦ひし形補完 (シェゾの左右逆) |
すけとうだら | フィーバーで逆転タイプ | 左右同型 (さかな王子の左右逆) |
ぞう大魔王 | てがたくフィーバータイプ | 下3個縦とび斜め (サタンの左右逆) |
どんぐりガエル | こつこつジャブ攻撃タイプ | 3段目1個ずれ (リデルの左右逆) |
ナスグレイブ | こつこつジャブ攻撃タイプ | 横ひし形 (おにおんの左右逆) |
バルトアンデルス | こつこつジャブ攻撃タイプ | 縦ひし形 (フェーリの左右逆) |
フェーリ | てがたくフィーバータイプ | 縦ひし形 (バルトアンデルスの左右逆) |
ユウちゃん&レイくん | フィーバーで逆転タイプ | 縦2個斜め (おしゃれコウベの左右逆) |
ラフィーナ | とにかく大連鎖タイプ | 上3個縦斜め (ルルーの左右逆) |
リデル | 自力で連鎖タイプ | 3段目1個ずれ (どんぐりガエルの左右逆) |
ルルー | とにかく大連鎖タイプ | 上3個縦斜め (ラフィーナの左右逆) |
レムレス | バランス重視タイプ | 三角斜め (クルークの左右逆) |
キャラの優劣が現れるファクターとして、前述のようにつも・連鎖ボーナス(通常・フィーバー)・こおりづけパターンがあります。
また、直接的なキャラ性能ではないですが、つもパターンへの慣れや今後の作品での登場の可能性では登場回数もひとつのファクターとなりえます。
登場回数が多いキャラは今後の作品でも利用可能キャラとなる可能性が高いですし、過去作品からのつもの慣れも性能に関係してきます。
表4は、キャラ性能のファクターです。
評価点 | 特徴 | |
---|---|---|
評価A 通常モード 連鎖ボーナス 5連鎖累計 |
0〜32 | ・5連鎖までの連鎖力。催促・つぶし等の性能。 ・大きければ大きいほどよい。デメリットなし。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(すけとうだら・フェーリ)が0点。 |
評価B 通常モード 連鎖ボーナス 10連鎖累計 |
0〜31 | ・10連鎖までの連鎖力。本線の性能。 ・大きければ大きいほどよい。デメリットなし。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(すけとうだら・フェーリ)が0点。 |
評価C 通常モード 連鎖ボーナス 16連鎖累計 |
0〜30 | ・16連鎖までの連鎖力。飽和連鎖数ぎりぎりの性能。 ・大きければ大きいほどよい。デメリットなし。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(すけとうだら・フェーリ)が0点。 |
評価D フィーバーモード 連鎖ボーナス 10連鎖累計 |
0〜34 | ・10連鎖までの連鎖力。フィーバー初回の性能。 ・大きければ大きいほどよい。デメリットなし。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(リデル)が0点。 |
評価E フィーバーモード 連鎖ボーナス 16連鎖累計 |
0〜35 | ・16連鎖までの連鎖力。フィーバー初回後半・2回目の性能。 ・大きければ大きいほどよい。デメリットなし。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(リデル)が0点。 |
評価F つも一巡 ぷよ数 |
0〜49 | ・つも一巡(16組)の組ぷよのぷよ数。連鎖作成スピード。 ・大きければ連鎖構成がしやすい・単発相殺を発生しやすいメリットがある。その反面ちぎりが発生しやすい、飽和連鎖数が制限されやすいデメリットもある。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(アルル)が0点。 |
評価G つも初期 2つ一組連続数 |
0〜48 | ・つもの初手から2つ一組以外が出るまでの数。スタート時の連鎖作成のしやすさ。 ・大きければスタート時の連鎖構成の自由度の高さ、ちぎりが少なさというメリットがある。その反面つもの偏りのあるキャラもある。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(フェーリ)が0点。 |
評価H つも偏り |
0〜42 | ・4つも毎の合計と平均との乖離の一巡での積算した値。乖離がないキャラ(アルル・フェーリ・ルルー)は0、乖離が最大のキャラ(あくま)は10。 ・小さければつもの偏りが少なく、大きければつもの偏りが大きい。小さければ小さいほどよい。 ・「10-乖離値」の偏差値による評価計算(※1)。最小(あくま)が0点。 |
評価I 特殊つも補正 |
0〜2 | ・つも補正として、2つ一組オンリーのつもパターン(アルル)、スタート3手での全消し可能キャラ(バルトアンデルス・フェーリ)を考慮。 ・アルルに1点、バルトアンデルス・フェーリに2点。 |
評価J 4つ一組(1色)補正 |
0〜3 | ・つも補正として、組ぷよとして有利な4つ一組(1色)のつも回数を考慮。 ・つも一巡中の4つ一組(1色)出現毎に1点を追加。 |
評価K 過去作登場補正 主人公級キャラ補正 |
0〜3 | ・フィーバー、フィーバー2での登場で1点追加。つもパターンの慣れや今後の作品でも登場の可能性などを考慮。主人公級には別途1点。 |
評価L こおりづけパターン結合係数 |
0〜36 | ・こおりづけパターンの色の集まりやすさ(こおりづけパターン結合係数は、第2章:キャラクター(ぷよ!)→「こおりづけパターン(DS版ぷよ!)」を参照)。 ・大きければおじゃまぷよ(こおりづけ)が解けた場合の反撃のしやすさにつながる。 ・偏差値による評価計算(※1)。最小(おにおん、ナスグレイブ)が0点。 |
表4をもとに22キャラの性能評価をしました。
各項目は定量的データですが、どの項目を重要視するかで性能評価が変化します。
いくつからシチュエーションを想定して得点付けしてみました。
シチュエーションにより評価A〜評価Lに補正をかけます。(例:評価点×1.5、1.0、0.5等)
なお、補正の考え方は個人的なものとなっています。よって初心者〜上級者によって変わってきますし、戦い方(通常時重視、フィーバー重視)によって変わります。
よってあくまで参考程度で考えてください。
表5は、評価するシチュエーションです。
表6は、各シチュエーションに対しての評価補正のやり方です。
表7は、評価結果です。
表8・表9は、連鎖タイプ別のランキングです。代表的なシチュエーションである「フィーバー1対1」でのラインキングです。
フィーバー系 | 通常時攻撃力 | 通常時の攻撃力に関する評価です。 |
---|---|---|
フィーバー時攻撃力 | フィーバー時の攻撃力に関する評価です。 | |
攻撃力総合 | 通常時・フィーバー時の攻撃力の単純合計です。 | |
つも性能 | つもに関係する評価です。 | |
フィーバー1対1 | 1対1でフィーバー系の対戦を行う場合(※1)の総合評価です。利用ケースがもっとも多いのではないでしょうか。 | |
フィーバー3人以上 | 3人以上でフィーバー系の対戦を行う場合(※2)の総合評価です。フィーバーに強い評価項目重視の評価となっています。 | |
こおりづけ | 「こおりづけ」(※3)で対戦を行う場合の総合評価です。 | |
バランス評価 | すべての項目を盛り込んだ評価です。ゲームモード・対戦ルールによってキャラを変えないタイプを想定した評価です。 |
通常 | フィーバー | つも | 登場歴 | こおりづけ | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
評価A | 評価B | 評価C | 評価D | 評価E | 評価F | 評価G | 評価H | 評価I | 評価J | 評価K | 評価L | ||
フィーバー系 | 通常時攻撃力 | 1 | 1 | 1 | |||||||||
フィーバー時攻撃力 | 1 | 1 | |||||||||||
攻撃力総合 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||||||||
つも性能 | 1.5 | 0.5 | 0.5 | 10 | 5 | ||||||||
フィーバー1対1 | 1 | 1 | 0.5 | 1.5 | 1 | 1.5 | 0.5 | 0.5 | 10 | 5 | |||
フィーバー3人以上 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 2 | 1.5 | 2 | 0.5 | 0.5 | 20 | 10 | |||
こおりづけ | 1 | ||||||||||||
バランス評価 | 1 | 1 | 0.5 | 1.5 | 1 | 1.5 | 0.5 | 0.5 | 10 | 5 | 5 | 1 |
評価補正で一番の微妙なのは「評価I」です。バルトアンデルス・フェーリの「3手全消し可能」の影響力をどの程度と考えるかによってかなり異なってきます。
「3手全消し可能」を封印している人なら補正は0に近くなりますし、上級者が積極的に利用するともっと高い補正になると思います。
フィーバー系 | こおり づけ |
バランス 評価 |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通常時 攻撃力 |
フィーバー時 攻撃力 |
攻撃力 総合 |
つも 性能 |
フィーバー 1対1 |
フィーバー 3人以上 |
|||
あくま | 64 (8) |
28 (11) |
92 (7) |
73 (6) |
161 (6) |
184 (8) |
32 (11) |
198 (10) |
アコール先生 | 80 (4) |
17 (15) |
97 (4) |
69 (11) |
157 (8) |
159 (15) |
32 (11) |
199 (9) |
アミティ | 50 (10) |
34 (10) |
84 (9) |
54 (20) |
140 (14) |
153 (17) |
36 (3) |
191 (12) |
アルル | 65 (7) |
17 (15) |
82 (10) |
55 (18) |
132 (20) |
113 (22) |
36 (3) |
183 (14) |
おしゃれコウベ | 34 (13) |
62 (2) |
96 (6) |
49 (22) |
155 (9) |
188 (6) |
36 (3) |
201 (8) |
おにおん | 34 (13) |
44 (6) |
78 (13) |
51 (21) |
135 (18) |
159 (15) |
29 (21) |
173 (18) |
クルーク | 86 (1) |
17 (15) |
103 (3) |
73 (6) |
166 (4) |
171 (11) |
30 (19) |
205 (4) |
さかな王子 | 18 (17) |
69 (1) |
87 (8) |
75 (5) |
176 (1) |
230 (1) |
36 (3) |
222 (1) |
サタン | 62 (9) |
11 (18) |
73 (14) |
65 (12) |
130 (22) |
135 (20) |
32 (11) |
162 (22) |
シェゾ | 86 (1) |
11 (18) |
97 (4) |
64 (13) |
148 (12) |
144 (18) |
43 (1) |
191 (12) |
シグ | 18 (17) |
62 (2) |
80 (12) |
59 (17) |
151 (11) |
194 (3) |
43 (1) |
204 (6) |
すけとうだら | 0 (21) |
62 (2) |
62 (18) |
62 (15) |
140 (14) |
193 (4) |
36 (3) |
176 (16) |
ぞう大魔王 | 18 (17) |
38 (7) |
56 (19) |
73 (6) |
136 (17) |
178 (10) |
32 (11) |
168 (20) |
どんぐりガエル | 47 (12) |
22 (13) |
69 (17) |
60 (16) |
131 (21) |
138 (19) |
32 (11) |
173 (18) |
ナスグレイブ | 32 (15) |
10 (20) |
42 (20) |
93 (3) |
138 (16) |
162 (13) |
29 (21) |
166 (21) |
バルトアンデルス | 32 (15) |
10 (20) |
42 (20) |
123 (1) |
167 (3) |
187 (7) |
36 (3) |
208 (3) |
フェーリ | 0 (21) |
38 (7) |
38 (22) |
105 (2) |
154 (10) |
191 (5) |
36 (3) |
195 (11) |
ユウちゃん&レイくん | 18 (17) |
52 (5) |
70 (16) |
79 (4) |
158 (7) |
205 (2) |
36 (3) |
204 (6) |
ラフィーナ | 80 (4) |
35 (9) |
115 (1) |
55 (18) |
164 (5) |
171 (11) |
32 (11) |
211 (2) |
リデル | 81 (3) |
0 (22) |
81 (11) |
64 (13) |
133 (19) |
126 (21) |
32 (11) |
175 (17) |
ルルー | 80 (4) |
28 (11) |
108 (2) |
72 (9) |
173 (2) |
183 (9) |
32 (11) |
205 (4) |
レムレス | 50 (10) |
22 (13) |
72 (15) |
72 (9) |
143 (13) |
161 (14) |
30 (19) |
178 (15) |
表7で、上段は評価補正をかけた合計点数。下段()内は22キャラ中の順位をあらわしています。
それぞれの項目で、上位グループには黄色、下位グループには薄水色をつけています。
評価すべてにおいて優れているキャラは当たり前ですが存在していません。キャラによって強み・弱みは存在します。
ただし、「さかな王子」のようにそつのないキャラは存在するようです。
とにかく大連鎖 | 自力で大連鎖 | 自力で連鎖 | こつこつジャブ攻撃 | |
---|---|---|---|---|
高 | ルルー(173) ラフィーナ(164) あくま(161) |
クルーク(166) | バルトアンデルス(167) | |
中 | アコール先生(157) シェゾ(148) |
|||
低 | リデル(133) アルル(132) サタン(130) |
ナスグレイブ(138) どんぐりガエル(131) |
バランス重視 | フィーバーで逆転 | てがたくフィーバー | |
---|---|---|---|
高 | さかな王子(176) | ||
中 | レムレス(143) アミティ(140) |
ユウちゃん&レイくん(158) おしゃれコウベ(155) シグ(151) すけとうだら(140) |
フェーリ(154) |
低 | ぞう大魔王(136) おにおん(135) |
表8・表9は、「フィーバー1対1」の性能を分類しました。キャラ差がある対戦ルールではこの評価の利用頻度が高いと思います。