「ぷよぷよ!」は、ぷよぷよシリーズの15周年記念作という位置づけの作品です。
「ぷよぷよ!」は、対戦ルールとして「ぷよぷよフィーバー」だけでなく、過去作品の「ぷよぷよ」「ぷよぷよ通」も楽しめます。
その他にも9つの個性あふれる対戦ルール(上記とあわせ全12対戦ルール)が準備されていています。
対戦ルール以外にも、「旧キャラ再登場」「じゅぎょうによる初心者のフォロー」等バラエティに富んだ作品といえます。
PSP版は、「ぷよぷよ!」の第二弾として2007年3月に発売されました。
表1は、PSP版ぷよぷよ!についてです。
表2は、PSP版ぷよぷよ!(スペシャルプライス)についてです。
名称 | ぷよぷよ! |
---|---|
ジャンル | アクションパズル |
プレイ人数 | 1〜4P |
発売日 | 2007年3月21日 |
希望小売価格 | 4,800円 (税込5,040円) |
対応機種 | PSP |
型番 | ULJM-05177 |
JANコード | 4974365-90028-1 |
名称 | ぷよぷよ! スペシャルプライス |
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ジャンル | アクションパズル |
プレイ人数 | 1〜4P |
発売日 | 2008年6月19日 |
希望小売価格 | 2,800円 (税込2,940円) |
対応機種 | PSP |
型番 | ULJM-05342 |
JANコード | 4974365-90039-7 |
「ぷよぷよ!」は現時点(2008年3月)で4つのゲーム機(DS・PSP・PS2・Wii)で遊べます。
PSP版の良い点としては、「高品質な音・グラフィックのぷよぷよ!を持ち運べて遊べる」ところです。残念な点は、「Wi-Fiたいせん」がないところです。
「ぷよぷよ!」は、ボタン中心の操作になっています。
タッチスクリーンをまったく利用しなくても支障はありません。「ぷよぷよ」特性からするとタッチスクリーンにこだわる必要はなく、良い判断だと思います。
望むらくは、回転ボタンを複数にアサインできれば組ぷよコントロールがもっとしやすかったと思います。
表3は、ぷよぷよ!(PSP版)の操作説明です。
表4は、ぷよぷよ!(PSP版)の操作説明(ふたりでぷよぷよ)です。
メニュー画面 | ゲーム中 | |
---|---|---|
十字ボタン アナログパッド |
カーソルの移動 | 左右でぷよの移動/下で高速落下 |
○ボタン | 決定/次の画面に進む | ぷよの右回転/4つ一組の組ぷよの色変え |
×ボタン | キャンセル/前の画面に戻る | ぷよの左回転/4つ一組の組ぷよの色変え |
スタートボタン | ゲームスタート/決定/次の画面に進む | ポーズ/ポーズ解除 |
1P | 2P | ゲーム中 |
---|---|---|
方向キー左右/ アナログパッド左右 |
□・○ボタン | 組ぷよの左右移動 |
方向キー下/ アナログパッド下 |
×ボタン | 組ぷよ高速落下 |
方向キー上/ アナログパッド上 |
Rボタン | ぷよの右回転/4つ一組の組ぷよの色変え |
Lボタン | △ボタン | ぷよの左回転/4つ一組の組ぷよの色変え |
スタートボタン | ポーズ/ポーズ解除 |
表4で、ふたりでぷよぷよの1P・2Pのキーアサインは、「PSP版ぷよぷよフィーバー」とは異なります。
PSP版ぷよフィは向かい合わせ、PSP版ぷよ!は同方向での操作となるからです。
個人的には、画面の見易さ(凝視のしやすさ)では「PSP版ぷよ!」が優れ、コントローラの使い易さでは「PSP版ぷよフィ」が優れていると感じています。
制約の多い環境なので一長一短といったところでしょうか。
「PSP版ぷよフィ」のキーアサインは、第0章:はじめに(ぷよぷよフィーバー)→「基本的情報(PSP版ぷよフィ)」を参照ください。
「ぷよぷよ!」(PSP版)を遊ぶのに必須なものと、オプション要素(あったらいいな)を説明します。
本体+ソフトでも十分に楽しめますが、オプション要素で楽しみの幅が広がります。
表5は、必須・オプション要素です。
必須 | PSP (本体) |
ゲーム機本体。 PSP-1000以降 |
---|---|---|
「ぷよぷよ!」 (ソフト) |
ゲームソフト。 SEGAから発売。 |
|
オプション | PSPを 持っている友人 |
対戦相手。 ゲームシェアリングで対戦することができます。 詳細説明は、第3章:ゲームモード(ぷよ!)→「みんなでぷよぷよ(PSP版ぷよ!)」を参照ください。 |
PSP +「ぷよぷよ!」を 持っている友人 |
対戦相手。 アドホックモードで対戦することができます。 詳細説明は、第3章:ゲームモード(ぷよ!)→「みんなでぷよぷよ(PSP版ぷよ!)」を参照ください。 |
|
外部バッテリー | 電源環境。 アドホックモード(及びゲームシェアリング)を利用していると内蔵バッテリーの減りが激しくなるのであると便利です。電源のとれない環境では活躍してくれます。 バッテリータイプは、値段がはるものなのでアダプタ変換で携帯電話・PDA・iPod等にも対応できる方が良いでしょう。 安くて・手軽にというのであれば電池利用タイプの購入をお勧めします。 |
「ぷよぷよ!」(PSP版)では無線通信で対人対戦が楽しめます。
アドホックモード・ゲームシェアリングを利用します。
アドホックモード・ゲームシェアリングは、PSP同士を直接無線で結んで対戦する場合で利用します。
インフラストラクチャーモードは、ネット経由でデータのダウンロード、アップロード、ブラウザによるHP閲覧が可能です。ただし「ぷよぷよ!」ではインフラインフラストラクチャーモードを利用した機能は提供していません。
表6は、PSP版で利用できる無線環境です。
表7は、PSPにおけるぷよフィ・ぷよフィ2・ぷよ!の無線対応状況です。
アドホックモード | インフラストラクチャーモード | ||
---|---|---|---|
アドホックモード | ゲームシェアリング | ||
概要 | PSP同士を直接無線接続して対戦するモード。 ホスト・参加者がそれぞれのPSPで「ぷよぷよ!」を起動・接続し、対戦します。 |
PSP同士を直接無線接続して対戦するモード。 参加者が、ホストメンバのPSPから対戦用ソフトのダウンロードを行って接続し、対戦します。 |
ネットへの接続を行う。 PSP版では、インフラストラクチャーモードを利用した機能を提供していない。 DS版は、ニンテンドーWi-Fiコネクションがこの機能にあたり「Wi-Fi」でのネット対戦機能を提供している。 |
接続方法 | ホストメンバ:「みんなでぷよぷよ」→「だれかとぷよぷよ」→「ぼしゅう」 参加者:「みんなでぷよぷよ」→「だれかとぷよぷよ」→「さんか」 |
ホストメンバ:「みんなでぷよぷよ」→「だれかとぷよぷよ」→「シェアリング」 参加者:「PSPホームメニュー」→「ゲーム:ゲームシェアリング」 |
接続不可 |
必要ソフト数 | 2〜4。人数分のソフトが必要。 | 1本。(他メンバは、ホストメンバのソフトを利用) | 接続不可 |
ネット接続環境 | 不要 | 必要 | |
利用無線モード | アドホックモード | インフラストラクチャーモード |
表6で、アドホックモードとゲームシェアリングを混在させた対戦は不可能です。
ゲームシェアリングの制限としては、「ダウンロードに時間が余分にかかる」「BGMが固定(No.17)」「連鎖ボイスの省略」「カットインの省略」があります。
PSP版ぷよフィ | PSP版ぷよフィ2 | PSP版ぷよ! | |
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アドホック対戦 | 対応 | 対応 | 対応 |
ゲームシェアリング | − | 対応 | 対応 |
Xlink kai | 対応 | − | − |
PS3アドパ for PSP | 対応 | 対応 | 対応 |
一長一短という結果です。
Xlink kaiに関しては、今後サポートされる可能性が0ではないので期待したいところです。
PSP版ぷよぷよ!は、PS3のアドホック・パーティ for PSPに対応しています。
しかしながら、現時点(2009年1月)では、Xlink kaiには未対応です。Xlink kaiに対応しているPSPのぷよぷよ作品は、ぷよぷよフィーバーのみです。
PS3のアドホック・パーティ for PSPでは、World Lobbyルーム作成の暗黙の了解としてぷよぷよ作品は「I-24」とするというローカルルール(強制ではない)があります。