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仕掛けぷよ・土台ぷよ・発火点

連鎖の構成部分で、ベースとなる部分を土台ぷよ土台ぷよに対して移動(落下)してくるほうを仕掛けぷよと呼びます。
連鎖の開始部分を発火点と呼び、発火点のぷよを消すことを発火と呼びます。

表1は、仕掛けぷよと土台ぷよの特徴です。
図1は、仕掛けぷよ・土台ぷよ・発火点についてです。
図2は、仕掛けぷよと土台ぷよについてです。
なお、が土台ぷよ、が仕掛けぷよで、が発火点です。

表1
定義   相対的移動  
仕掛けぷよ 土台ぷよに対して隣接移動する部分 移動量大
土台ぷよ 連鎖の構成部分で、ベースとなる部分 まったく移動しない
or 移動量が最小

表1では、「すいちゅう」も考慮して「移動」という表現を使っています。その他のルールのみを考えるのであれば、「落下」と読み替えていただいてもOKです。

図1 【左図】  【中央図】  【右図】
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|↓     | |↓     | |↓     |
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|  | | | |     |
|A| |A| |     |
|A| || |A   |
|A| || |A   |
└−−−−−−┘ └−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図1で、が発火点となります。連鎖によって発火点の広さが異なります。
仕掛けぷよと土台ぷよの関係は相対的なもので、「直前の連鎖に伴い移動したぷよ=仕掛けぷよ」というわけではありません。図1の右図ののように直前の連鎖により土台ぷよが落下するケースもあります。

土台ぷよは移動しないもしくは移動量の最小のもので、仕掛けぷよは移動量が大きいものと考えたほうが良い思います。

図2 【左図】  【右図】
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|     | |     |
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|    ↓ | |↓     |
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|   | |   |
|   | |   |
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  | |  |
└−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図2の左図・右図は、発火によって仕掛けぷよ・土台ぷよが変化する例です。
左図の場合、3列目・4列目のが移動するので仕掛けぷよとなっています。右図の場合、左図で2列目の(土台ぷよ)は移動するので(仕掛けぷよ)となり、反対に4列目の(仕掛けぷよ)は移動しなくなるので(土台ぷよ)となります。


「すいちゅう」における仕掛けぷよ・土台ぷよ

「すいちゅう」では、連鎖における仕掛けぷよと土台ぷよが上下逆に位置します。その他の対戦ルールと異なり、土台ぷよはフィールドの上方向にあります。

図3〜図5は、「すいちゅう」における仕掛けぷよと土台ぷよについてです。
なお、が土台ぷよ、が仕掛けぷよです。

図3 【左図】  【中央図】  【右図】
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|↓     | |↓     | |↓     |
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〜 〜 〜〜 〜    〜
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|  | | | |     |
|  | | | |     |
|      | |     | |     |
|      | |      | |      |
|      | |      | |      |
|      | |      | |      |
└−−−−−−┘ └−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図3の右図は、図1の右図と同様に土台ぷよも移動するケースです。

図4 【確認】
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| ↓    | |      |
|      | |      |
〜   〜 〜   〜
|    |⇒|   |
|     | |    |
|     | |     |
|      | |      |
|      | |      |
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|      | |      |
└−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図5 【確認】
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|  ↓   | |      |
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〜   〜 〜   〜
|    |⇒|    |
|     | |     |
|     | |     |
|      | |     |
|      | |     |
|      | |      |
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└−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図4・図5は、図2と同様に仕掛けぷよと土台ぷよが変化する例です。
他の対戦ルールと異なり、「すいちゅう」の場合フィールド上部から組ぷよを差し込んで行くため仕掛けぷよと土台ぷよの関係が変化しやすくなっています。


「だいかいてん」における仕掛けぷよ・土台ぷよ

「だいかいてん」では、だいかいてんによってフィールドが180度回転し、設置してあるぷよの並び順も上下逆転します。

図6は、「だいかいてん」における仕掛けぷよと土台ぷよについてです。
なお、が土台ぷよ、が仕掛けぷよです。

図6 【図6の1】  【図6の3】
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|  02  | |  00  | |  10  |
|      | |      | |      |
|      | |      | |      |
|      | |      | |      |
     | |      | |      |
     |⇒|      |⇒|      |
|↓     | |      |だ|      |
|      | |      |い|      |
|   | |     |か|     |
|   | |     |い|     |
|  | |   |て|   |
|  | |   |ん|   |
└−−−−−−┘ └−−−−−−┘ └−−−−−−┘

図6で、最初の2連鎖はだいかいてん前、残りの2連鎖がだいかいてん後となります。
残りの2連鎖(黄ぷよ→青ぷよ)の仕掛けぷよはおよびとなりますが、図6の1でカウントが「10」であれば、仕掛けぷよと土台ぷよは反対になります。
同様に図6の1でカウントが「00」であれば、赤ぷよ・緑ぷよの仕掛けぷよと土台ぷよは反対になります。
このように、だいかいてんによって仕掛けぷよと土台ぷよの考え方が大きく変化してきます。


連鎖単体の分類

連鎖単体(1連鎖分)は、「階段」「挟み」「幽霊」の3つのうちのどれかに分類可能です。
どのような大連鎖もそれらの組合せです。

階段の詳細は、「第5章」→「階段(階段積み)」を参照ください。
挟みの詳細は、「第5章」→「挟み(挟み込み)」を参照ください。
幽霊の詳細は、「第5章」→「幽霊(幽霊連鎖・ニセ幽霊連鎖)」を参照ください。

表2に特徴を記載しました。
図7は、左図:階段、中央図:挟み、右図:幽霊です。

表2
階段 仕掛ぷよが土台ぷよの横にずれてきて起こる連鎖。
挟み 仕掛ぷよと土台ぷよの間にあるぷよが消えて、仕掛ぷよが土台ぷよの上に落ちてきて起こる連鎖。
幽霊 4つ以上の色ぷよの集まりの一部が、13段目から12段目以下のフィールドに出現してきて起こる連鎖。

図7 【左図】  【中央図】  【右図】
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|      | |      | |  ↓ |
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|      | |      | |******|
|     | |     | |******|
|     | |     | |******|
| ↓    | |  ↓   | |******|
|      | |     | |******|
|     | |     | |******|
|     | |     | |******|
|    | |     | |******|
|    | |    | |******|
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