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前置き

右脳についての本サイトのスタンスは、「第0章」→「右脳式」を参照ください。
それを前提の記載となります。

「ぷよぷよ」についてのトレーニングは、「第6章」を参照ください。ここでは、「ぷよぷよ」以外のトレーニングについての記載となります。


効能

右脳トレーニングを行うことにより、どのような効能があるのでしょうか。
意味がなければ、時間・労力の無駄になります。効能があってのトレーニングです。

表1は、右脳トレーニングに関する効能です。

表1
ぷよぷよへの効能 右脳トレーニングの効能
@ 組ぷよ設置の瞬間的判断 「ひらめき」が生まれる
「直感力」が鍛えられる
A 連鎖力の基礎力向上 「イメージ記憶」が鍛えられる
B フィールド状況にあわせた判断 「芸術的感性」の醸造
「創造性」の発揮
C 凝視力の向上 「空間的思考」強化
「全体を見る力」向上
「同時的情報処理能力」向上
「図形を読み取る力」向上

表1で、左右は関連する効能を示しています。
すなわち、「左側(ぷよぷよ)能力向上→右側能力向上」ですし、その逆に「右側能力向上→左側能力向上」ともなっています。

漫然と「ぷよぷよ」の練習・遊びを行うことにより右脳活性を図るのは良いのですが、それだと「ぷよぷよ」に必要なスキルの中で特定分野に絞込みをかけて能力向上が図られているわけではありません。
単に、「ぷよぷよ」により右脳活性が図られているだけです。

ここでは一歩踏み込んで、「ぷよぷよ」で伸ばしたい能力に対応する右脳活性から、該当する「ぷよぷよ」のスキルアップを図るというアプローチを考えたいと思います。


右脳トレーニング(日常編)

右脳トレーニングとして、生活のなかでちょっと意識するだけでトレーニングできる方法を紹介します。
右脳トレーニングを目的として時間を取ってトレーニングをすると効果的なことには間違いありませんが、「忙しくて時間がない」「最初はがんばっていたが継続できない」ということになりかねません。
本格的なトレーニングよりも、効能は大きくなくても継続しやすく時間もかからないものを重視したほうが万人向きだと思います。

構えず、気軽に、「ちょっとでもプラスになれば」という考えでトレーニングしましょう。

表2は、右脳トレーニング(日常編)です。

表2
@ 瞬間的イメージ ・目にとまったものから始めて、テンポよくイメージ連想する。
<例>
自動販売機→ジュース→甘い→砂糖→お菓子→お小遣い…
A イメージ再現 ・テーマを決めて昔の記憶をイメージする。出会った人、旅行した場所等。
・通勤、通学の順路にある風景をイメージする。
・今日あった人の服装を思い出す。
B 創造的発想 ・聞いたり見たものを、何か他に応用できないかを考えてみる。
結論が出ることが重要ではなく、発想し創造しようとする思考が重要。
C 広角的視野 ・数が多いもの(景色の中の人・物)をなるべく同時にとらえようとする。
・列車の中で、風景全体の中から看板等に書かれている単語をすばやく目で追う。この際になるべく多方面に視野を動かしながら行う。

表2で、@〜Cは表1に対応しています。

まずは自分が伸ばしたいと思っている項目からでも、通勤・通学などでほんのちょっとした時間があるときを活用して試してはしてはいかがでしょうか。


右脳トレーニング(強化編)

たまには、時間をじっくりとって右脳トレーニングをしたい場合のやり方も紹介します。

表3は、右脳トレーニング(強化編)です。
表4は、トレーニングに対しての心構えです。

表3
速読 文字を読むのではなく、イメージ認識していく練習をする。
流れるよなスピードで文字を流してみていく、訓練していくうちにどんどんスピードが早くなります。
最終的には、ページ全体を空間的な広がりで見渡たしても、内容がある程度理解できるようになります。
本でなくても、ネットのニュースサイトや掲示板でもOKです。時間節約の効果もかねて速読を意識すると良いでしょう。
速聴 速読が文字を見る(読むではない)ことに対して、速聴は音を認識する練習です。
最近では、ボイスレコーダー等の機能が豊富になり高速再生が簡単にできるのでそれを活用します。
朝のニュースを録音しておき、通勤・通学中に聴くなどしてみてはいかがでしょうか。
ソフト利用 DSでは様々な右脳トレーニングのソフトが発売されています。
遊び感覚ですることができるのでとっつきやすいメリットもあります。
パソコンソフトよりは、DSで発売されているソフトのほうを強くお勧めします。
「持ち運び可能でどこでもできる」「タッチスクリーンとの相性がよい」

表4
リラックス 右脳トレーニングを開始する前に、できるだけリラックスした状況を作りましょう。
リラックスすることにより、トレーニングの効果が高まります。
継続は力なり トレーニングは、繰り返すことにより効果が高まります。
毎回のトレーニング時間が短くなっても良いので毎日(もしくは定期定期に)繰り返すことが重要です。
休息 疲れたら休息をとりましょう。適度な休息はトレーニング効果を高めます。
詳細は、後述(表6の項目)します。


左脳トレーニング

左脳についてのトレーニングについても軽く触れます。

「ぷよぷよ」は、パズルゲームかつ思考スピードを必要とするので、右脳の働きに比べ左脳の働きの影響は大きくありません。
しかし、ゼロでないですし左脳のトレーニングは「ぷよぷよ」以外の日常生活への効能があります。それにバランスは何事においても重要です。

ここでは、生活のなかでちょっと意識するだけでトレーニングできる方法を紹介します。トレーニングのための時間を取ったりする本格的ものは対象にしません。

表5は、左脳トレーニングについてです。

表5
意識的な計算 ・買い物レシートの計算チェックを行う。
・ワリカンの金額の計算をする。
・ナンバープレートの足し算をする。動体視力トレーニングにもなって一石二鳥です。もちろん運転手の場合は禁止です。
論理的思考 ・ニュースや話題についての論理的分析をする。それはなぜだろう?と考えることが重要です。
・背景について考えをめぐらすだけでなく、その後の展開についても考えてみる。
文字・記号理解 ・標識や見出しの意味を考えてみる。
・字幕つきの映画を観る。
文章の音読 ・本や新聞を声を出して読む。ただし、場所・雰囲気は考えないといけません。


トレーニングと休息

右脳トレーニングに限った話ではないですが、トレーニングを行って疲れを感じたら休息を取りましょう
脳は体の様々な機能をコントロールしています。脳に負荷がかかりすぎ、脳の疲れると、身体機能及び精神的衛生に悪影響を及ぼしてきます。
そのような状態では、てきぱきとした行動も出来なくなります。ゆっくり脳を休めてからトレーニングを再開すると良いでしょう。

表6は、休息の取り方です。

表6
ぼーっとする 肉体的・精神的リラックスを図ります。
静かな曲等を流したり、アロマテラピーというのも良いです。
ちょっと歩く
軽めのストレッチ
全身を動かすことにより血行をよくし、疲労回復が早まります。
そのほかにも全身にバランスよく刺激を与えるのでアンバランスの解消も図られます。
糖分補給 脳は活発に活動すると糖分(ブドウ糖)を消費します、糖分補給で脳のリフレッシュを図りましょう。
過度に取る必要はなく、ほんの少しでも効果はあります。
取りすぎは、肥満や糖分依存につながるので注意しましょう。



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