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ぷよぷよとは

「ぷよぷよ!」は、ぷよぷよシリーズ15周年記念作という位置づけの作品です。
「ぷよぷよ」は、落ち物パズルゲームの一つで、日本国内では「テトリス」と並ぶ人気シリーズです。

1991年10月25日発売のMSX版・FCディスクシステム版がシリーズ最初の作品で、以降家庭用ゲーム機だけでなく、アーケードゲーム・PCゲーム・携帯ゲーム等の様々なプラットフォームに広がり、シリーズ合計100(亜種含む)を超える作品が世に出ています。

「ぷよぷよ」が落ち物としてシリーズ化できた大きな要因としては、当時のテトリスになかった「対人対戦で熱くなれる」「連鎖による爽快感」「魅力的なキャラクターの採用」がありました。
このような特徴は、その後の多くの落ち物パズルゲームに大きな影響を与え、受け継がれていきました。

表1は、各シリーズ作品の概要です。

表1
シリーズ
番号
    概要    
ぷよぷよ(旧) 0 ぷよぷよの原点
以降のぷよぷよと比べると「対COM戦がない」「組ぷよが1Pと2Pで異なる」「連鎖ボイスなし」等の違いがあります。
ベースシステムのみの作品。
ぷよぷよ 1 「対COM戦採用」「キャラクター採用」「組ぷよが1Pと2Pで同じ(配色法則採用)」「連鎖ボイス採用」等システムとしての一連が完成した作品。
ぷよぷよ通 2 「相殺採用」「クイックターン採用」「ネクネク採用」等システムがほぼ完成した作品。
ぷよぷよSun 3 太陽ぷよ導入したが、システム的には不評であった。ぷよぷよの後退期突入の原因作と言われています。
ぷよぷよ〜ん 4 キャラ毎の特技を導入。コンパイルとしての最後のシリーズ作となりました。
ぷよぷよフィーバー 5
6
※1
版権がセガに移ってリニューアル。
「フィーバーモード採用」「キャラの一新」「新たな組ぷよ採用」「キャラによる組ぷよ&連鎖ボーナスの違い」等システムのリニューアルが行われた作品。
ぷよぷよ! 15周年記念作。
「多彩な対戦ルールで対戦」「旧キャラ再登場」「じゅぎょうによる初心者のフォロー」等バラエティに富んだ作品。
なぞぷよ ぷよぷよルールを利用した条件クリア型パズル作品。フィーバー以降は「とことんなぞぷよ」としてルールを変更しゲームモードの一部となっています。
その他 タイピングソフト・玩具・スロット・音楽ゲームなど様々な亜種的作品。
正式な作品ではありませんが、ぷよぷよ通ベースFlashゲームぷよぷよ2ちゃんねる
※1:「ぷよぷよフィーバー2(チュー)」は「みんな夢チュー! ずっと夢チュー!」というコピーが使われていて「夢(6)チュー」ということで、シリーズ番号「6」との説があります。


ニンテンドーDS各部名称と操作方法

「ぷよぷよ!」は現時点(2007年10月)で4つのゲーム機(DS・PSP・PS2・Wii)で遊べます。
個人的にはニンテンドーDS版が一番のお勧めです。
ニンテンドーDS版の良い点としては、「持ち運べて遊べる」「Wi-Fiで全国のプレイヤーとの対戦が楽しめる!」ところです。悪い点は、「他のと比べ音質・画質が劣る」ところです。ただし、良い点が悪い点を大幅に上回っていると思います。

「ぷよぷよ!」はニンテンドーDSのソフトとしては珍しく、ボタン中心の操作になっています。
タッチスクリーンをまったく利用しなくても支障はありません。「ぷよぷよ」特性からするとタッチスクリーンにこだわる必要はなく、良い判断だと思います。

表2は、ぷよぷよ!(ニンテンドーDS版)の操作説明です。

表2
メニュー画面 ゲーム中
十字ボタン カーソルの移動 左右でぷよの移動/下で高速落下
下画面(タッチスクリーン) (選択時にタッチする)決定 (選択時にタッチする)決定
Aボタン 決定/次の画面に進む ぷよの右回転/4つ一組の組ぷよの色変え
Bボタン キャンセル/前の画面に戻る ぷよの左回転/4つ一組の組ぷよの色変え
スタートボタン ゲームスタート/決定/次の画面に進む ポーズ/ポーズ解除


「ぷよぷよ!」(ニンテンドーDS版)で遊ぶための環境

「ぷよぷよ!」(ニンテンドーDS版)を遊ぶのに必須なものと、オプション要素(あったらいいな)を説明します。
本体+ソフトでも十分に楽しめますが、オプション要素で楽しみの幅が広がります。

表3は、必須・オプション要素です。

表3
必須 ニンテンドーDS
(本体)
ゲーム機本体。
ニンテンドーDSもしくは、ニンテンドーDS Lite。
「ぷよぷよ!」
(ソフト)
ゲームソフト。
SEGAから発売。
オプション ニンテンドーDSを
持っている友人
対戦相手。
DSワイヤレス通信(DSダウンロードプレイ)で対戦することができます。
ニンテンドーDS
+「ぷよぷよ!」を
持っている友人
対戦相手。
DSワイヤレス通信(DSワイヤレスプレイ)・ニンテンドーWi-Fiコネクションで対戦することができます。
ネット接続環境
+無線環境
ネット対戦環境。
ニンテンドーWi-Fiコネクションでネット対戦を楽めます。
詳細説明は、「第3章」→「Wi-Fi」「Wi-Fi設定」「ネット接続環境」を参照ください。
ニンテンドーDS
ブラウザ
DS版ブラウザソフト。
ニンテンドーDS用WEBブラウザで、インターネットの利用が可能になります。
きわめてイレギュラーな利用として、Web認証の公衆無線LANでニンテンドーWi-Fiコネクション利用する際に使用する。詳細説明は、「第3章」→「ネット接続環境」を参照ください。
振動カートリッジ DS振動カートリッジ・DS Lite振動カートリッジ。
利用をONにするオプション設定が保存されないため電源投入のたびに設定する必要があります。
「おぷしょん」→「せってい」の「しんどう」(※1)にてオン・オフを選択(デフォルト:オフ)します。
外部バッテリー 電源環境。
Wi-Fiコネクションしていると内蔵バッテリーの減りが激しくなるのであると便利です。電源のとれない環境(屋外のフリースポット等)では活躍してくれます。
バッテリータイプは、値段がはるものなのでアダプタ変換で携帯電話・PDA・iPod等にも対応できる方が良いでしょう。
安くて・手軽にというのであれば電池利用タイプの購入をお勧めします。
※1:振動カートリッジが挿入されている場合のみ項目が表示されます。

振動カートリッジ・ブラウザはEZ-Flash V 3in1ExpansionPackでも利用可能との情報がありますが、持っていないので確認できていません。


ソフト購入のポイント

「ぷよぷよ!」(ニンテンドーDS版)には初期出荷ソフトにバグがあり、SEGAで回収・交換を行っています。
これから購入する予定の人は、このバグ版を狙って購入するというのもひとつの手だと思います。

「何故!わざわざバグ版を購入するの?」と思われるかもしれませんが、メリットがあります。
中古でなおかつソフトのみ(ケース・説明書なし)であっても新品(ケース・説明書付)と交換してもらえるからです。
交換は自宅に宅配業者が来て交換してくれるので、遊べなくなる期間もありません。
中古ショップで、ソフトのみのバグ版を見つけたら、安く新品を入手できるチャンスです。



ニンテンドーDSにおける無線通信

「ぷよぷよ!」(ニンテンドーDS版)では無線通信で対人対戦が楽しめます。
DSワイヤレス通信もしくはニンテンドーWi-Fiコネクションを利用します。

DSワイヤレス通信は、ニンテンドーDSどうしを直接無線で結んで対戦する場合で利用します。
ニンテンドーWi-Fiコネクションは、ネット経由で対戦する場合で利用します。

詳細説明は、「第3章」→「Wi-Fi」「Wi-Fi設定」「ネット接続環境」を参照ください。

表4は、ニンテンドーDS版で利用できる無線環境です。

表4
DSワイヤレス通信 ニンテンドーWi-Fiコネクション
DSワイヤレスプレイ DSダウンロードプレイ
概要 ニンテンドーDSどうしを直接無線接続して対戦するモード。

ホスト・参加者がそれぞれのニンテンドーDSで「ぷよぷよ!」を起動・接続し、対戦します。
ニンテンドーDSどうしを直接無線接続して対戦するモード。

参加者が、ホストメンバのニンテンドーDSから対戦用ソフトのダウンロードを行って接続し、対戦します。
ネット経由で対戦するモード。

ニンテンドーWi-Fiコネクションに接続して対戦する。フレンドコードを利用すると特定のメンバと対戦ができ、利用しないとサーバー側で対戦相手を任意に決定(※1)する。
接続方法 ホストメンバ:「みんなでぷよぷよ」→「ぼしゅう」
参加者:「みんなでぷよぷよ」→「さんか」
カードなしで起動し「DSダウンロードプレイ」を選択して接続。 「Wi-Fi」→「Wi-Fiぷよぷよ」→「だれかとぷよぷよ」「ともだち募集」「ともだち参加」で接続。
必要ソフト数 2〜8。人数分のソフトが必要。 不要(ホストメンバのカードを利用) 2 or 4(参加者各自)
ネット接続環境 不要 必要
利用無線モード DSワイヤレス通信 ニンテンドーWi-Fiコネクション
※1:一応、実力の近い人との対戦となるとのことです。

表4で、DSワイヤレスプレイとDSダウンロードプレイを混在させた対戦は可能です。
メンバのうち一人がホストメンバ(ソフト必要)となり、ソフトを持っているメンバはDSワイヤレスプレイでの参加、ソフトを持っていないメンバはDSワイヤレスプレイで参加します。
DSダウンロードプレイの制限としては、「ダウンロードに時間が余分にかかる」「BGMが固定(No.17)」「連鎖ボイスの省略」「カットインの省略」があります。



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